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5mmの事など・・昔聴いてた音楽(2)

10代の頃聴いていた音楽・・まずはビートルズ(2)

アルバム毎に好きな曲を挙げていきます。


Please Please Me

・There`s A Place

この曲は主にジョンが中心になって作られた曲だと思うけど、2分にも満たない短かさにも関わらず、多くの音楽的魅力が詰まっていると思います。
先ず冒頭のギターのアフタクト、きっと曲始めの“せ~の!”的なものかと思うけど、なんじゃこれは?タイトルソングPlease Please Meにも同じのがありますが、たった1音のこれ、凄い!そして、イントロのハーモニカの泣きフレーズ、歌始まりの不思議なブレークとジョンポールのハーモニー、ジョンパートのコブシ、Ask Me Whyにも通じるメローな和音、シンプルな基本リズム「どーんとどん」よくあるやつなのに、やけにカッコいい。2拍3連の使い方・・・他にも色々あるけど、すごい曲です。この曲からいろんな事を学びました。この曲みたいなジョンの味がビートルズの看板、ビートルズたらしめるものと感じています。


With The Beatles

・It Won`t Be Long

元気一杯のサビ始まり、Yeah!の掛け合いのカッコ良さ。Aメロの不思議なコードパターン(初めて聴いた10代の頃は特にそう感じました)ゴッツゴツのジョージのオブリ。Since you left me~からの部分やエンディングのモダンな、ロックンロール的では無いコードワーク。

・Hold Me Tight

割と、ポール自身や他のメンバーからも評判のよく無い曲らしいけど大好きです。
ギターの低音とベース、ドラムによるエネルギッシュなビートと、明るいポールの声のバランス気持ち良し。サブドミマイナー(専門用語ごめん)の使い方、気持ち良し。ハンドクラップも良いですね。

・Not A Second Time

この曲はとにかくAメロが好きです。“ドーントドン・パターン“のピアノの低音プラスコード進行・・すごくシンプルだけど、ジョンの曲にはいつもこう言う魅力があります。


A Hard Day`s Night

このアルバムはジョンのキャリア中でも特に素晴らしい時期の作品だと思っています。
全曲大好きですが、中でも思い出深いものをピックアップしました。
音楽の専門用語多めな箇所ありますが、ご容赦を。

・A Hard Day`s Night

後年の「Everybody`s got something to hide except for me and my monckey」や「Whatever gets you thru the night」みたいな曲と通じる、ジョン特有の”お祭り騒ぎソング“。とにかく明るい。しかし底抜けの明るさでは無い。メロディはやはり後年の「Norwegian wood」や「Rain」「Tomorrow never knows」と同じくミクソリディアン音階(専門用語ごめん)。ブルーノートというよりミクソリディアンをよく使うのがジョンの面白いところだし、影響力の大きなところでもあると思います。ジョージの12弦ギターもこの曲の明るさに一役買ってますね。ジョージマーティンのピアノとユニゾンの間奏も効果的。有名なイントロも凄いけど、エンディングも凄すぎます。

・I Should Have Known Better

中学の時の仲の良かった同級生の1人がこの曲が好きでした。その同級生ともう1人仲良し同級生とで”バンドをやろ!“となり、この曲が好きな彼はギター、もう1人がドラム、自分がベース、それが生涯最初のバンド(とは言えない状態だったけど)でした。この曲もジョンの憂いを含んだ明るさ炸裂のカワイイ曲で、ジョージのギターパートがすごくシンプルだったのも、演奏したくなった理由ですね。

・I`m Happy Just To Dance With You

マイナーとメジャーが行ったり来たりするカラフルさ、何よりもジョンのリズムギターが、ジョージのボーカルと一緒に歌っている様。ポールのベースもボーカルラインに対して気の利いた対旋律になっている。オーギュメント・コードの使われ方もすごく洒落てて、フンワリ幸せな気持ちになります。

・And I Love Her

ポールの曲だけど、ジョージが考えたと言われているイントロが良い。曲の後半でKeyが半音上がる、と言う所謂“よくあるヤツ”をビートルズはあまりやらないけど、この曲では効果的にやってますね。ジョージのギターパートも洒落ているし、シンプルで自分でも弾きたくなる。BPM=116くらい、とバラードにしては早めのテンポとポールの真っ直ぐな歌い方にフレッシュさを感じます。最後のコードがFではなくDで終わるところ、素晴らしいセンスです。ジョージマーティンのアイデア?

・Anytime At All

所謂「美味しいところ」しか無い曲と言っても過言では無いでしょう。ジョンによるモータウン的なR&B的なものの真骨頂だと思います。

・When I Get Home

特に好きな曲です。KeyがCメジャー(ブルージーな)だけど、本来マイナーコードであるはずのAコードがセブンスコードで始まり、D7~G7からの、そこで初めてAmに落ち着いて、カッコいいリズム決めのG7の後、C7~F7へと続く・・・。大サビではノーマルなC~Amの繰り返しだけど、これが凄くカッコよくて、この曲の様なC~Am(I-VIm)の感じはジョン特有のもので、例え用の無いカッコ良さです。

10代の頃聴いていた音楽・・先ずはビートルズ(3)に続く

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