Tadashi Horio

音楽をやっています。 曲を作って録音して、ステージで演奏して。 又は他の人の音楽のために編曲したり、演奏したり。 ・・以上を繰り返しています。

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  • MELODY AND ECHOES秘話

    70年代を代表する英国ポップバンドのひとつPILOTのリーダーDavid Patonが2022年にリリースした「Melody And Echoes」は日本のポップ・ユニット「SHEEP」との完全コラボレーション作品。本作全曲のアレンジ、演奏、ミキシングを担当した堀尾忠司がその制作過程を教えます。

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最近の記事

5mmの事など・・昔聴いていた音楽(9)

PILOTと10cc 10代の音楽を好きになり始めた自分は、言ってしまえば「良い音楽イコールThe Beatles」であって、ビートルズに似てると思えば、それは「なかなか良い曲」と言う事になります。そう言う極めて狭い嗜好だった自分の心をストレートに捕まえてくれた音楽、つまり当時の自分的には「ビートルズっぽい音楽」、特に気に入っていた2組のバンド“PILOT”“10cc”の、特に印象深かった曲を挙げます。 PILOT 先ずはPILOT スコットランドの4人組。既にビート

    • 5mmの事とか・・昔聴いていた音楽(8)

      昭和歌謡 本格的に「音楽ええなっ!」となったのはビートルズを聴いてからだけど、それ以前も良いなと思った音楽はありました。 両親は2人共まあまあな音楽好きで母親はクラシック、主に古典あたり。父親は趣味ではあるけど詩吟をやっていて一度、一瞬だけ録音した音を聴かせてもらったことがあり、父親と同一人物とは思えない声にびっくりした記憶があります。我が家には父親が詩吟を録音するために購入したオープンリールのテープレコーダーがありました。そんな父は普段あまり音楽を聴いていた記憶が無いです

      • 5mmの事など・・昔聴いてた音楽(7)

        10代の頃聴いていた音楽・・・先ずはビートルズ(Last) 前回まででビートルズのオリジナルアルバムについての色々を書きましたが、 今回は特に印象に残っているシングル曲、特に最初に入手した3曲について書きます。 ・HELP! この曲についてはアルバム「Help!」で書いています。↓ B面が「I`m Down」と言うのもインパクトがありました。ポールのシャウト、シャウト!なんやこれは!かっちょいい! 当時B面曲は、悪い言い方をするなら“捨て曲”とも言えるような、割とどう

        • 5mmの事など・・昔聴いてた音楽(6)

          10代の頃聴いていた音楽・・先ずはビートルズ(6) アルバム毎に好きな曲、思い出深い曲をあげていきます。 音楽用語など専門的な表現にならざるを得ない部分、ご容赦ください。 ・Yellow Submarine 映画「イエローサブマリン」はその映像にはとても惹かれたのだけど、音楽に関しては既に知っているものがほとんど、新曲に関しても基本ボツ曲ばかり。ジョージマーティンの音楽もじっくり聴けば味わい深いけどここで取り上げるほどの思い入れは無いのです。従って、このアルバムにはそれ

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        記事

          5mmの事など・・アルバム曲解説(6)

          アルバム「チミを知りたいのさ」収録曲解説 M7.しあわせキャバリエ この曲自体は1998~9年頃に作った曲です。 イメージは、キャバリア(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)と言う種類の犬が広場で走り回って遊んでいる感じ。こんな犬↓ タイトルではキャバリエとなっていますが、アよりエの方がノリが良いと思ったからキャバリアには無断で変更させてもらいました。 10年以上前に一度ちゃんと録音しようとしてオケまで作ったけど、いかに歌うか決めきれず頓挫。そのバージョンとの違

          5mmの事など・・アルバム曲解説(6)

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(5)

          10代の頃聴いていた音楽・・先ずはビートルズ(5) アルバム毎に好きな曲、思い出深い曲をあげていきます。 音楽用語など専門的な表現にならざるを得ない部分、ご了承下さい。 ・The Beatles(The White Albun) ジャケットのせいもあるかもだけど、全体的にモノトーンでザラっとしたイメージのアルバム。ビートルズ的にはメンバー間が1番まとまっていない頃のアルバムのようですが、最もロックバンドっぽい音のアルバムかも知れません。雑多に放り込まれた曲ばかりの、ビー

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(5)

          5mmの事など・・アルバム曲解説(5)

          アルバム「チミを知りたいのさ」収録曲解説 M5.ミスター・スカイ 今回のアルバムの中でもかなり古い部類に入る曲。自分でも気に入ってる曲だけど、今回初めてアルバムに入れることにしました。 ミュージシャンたるもの後ろは振り返らず、常に前を見てどんどん新曲を作っていくべき、との考えは当然あります。 勿論新曲は作っていますが、決着をつけていない古い曲に関してはやはりなんとかしたいのも正直なところ。「今」の自分が古い曲をどう料理するのか?それによって結局「今」の曲になる、そう思

          5mmの事など・・アルバム曲解説(5)

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(4)

          10代の頃聴いていた音楽・・・先ずはビートルズ(4) アルバムごとに好きな曲、思い出深い曲をあげていきます(その3) 音楽用語などやや専門的な表現を使わざるを得ない部分、ご容赦下さい。 Revolver 1966年ビートルズが来日した時にはこのアルバムの音は出来上がっていたようですが、彼らが本格的に次のステップを踏み上がろうとしていた時に日本に来て演奏してくれた事、個人的に感慨深いです。 ・I`m Only Sleeping テープ速度を上げたかのようなジョンの声が

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(4)

          5mmの事など・・アルバム曲解説(4)

          アルバム「チミを知りたいのさ」収録曲解説 M4.自転車の人 ホリオが生まれ育ったのは大阪市西淀川区。当時工場が多く(今はマンションが増えました)、大気汚染も結構なもので、実家のすぐ近くには大阪湾近くの新淀川があり、とても汚い河でした(数年後徐々に改善)。大阪湾が近いので川幅広く。今思えばかなり不気味な風景だったかも。 隣駅が大阪駅だったけど新淀川を隔てているので梅田周辺のゴミゴミ感は無く静かな住宅地でした(実家あたりは西淀川区と淀川区の境目あたりで工場もそれほど多くなかった

          5mmの事など・・アルバム曲解説(4)

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(3)

          10代の頃聴いていた音楽・・・先ずはビートルズ(3) アルバム毎に好きな曲をあげていきます(その2) 音楽用語などやや専門的な表現を使わざるを得ない部分、ご容赦下さい。 Beatles For Sale このアルバムは多忙すぎるスケジュールで疲労の頂点の中制作されたらしく、カバー曲も多く、オリジナル曲に関しても、苦し紛れのボツ曲っぽいものも含まれている、と個人的に感じていて、あまり聞く回数が多くは無いのです。が、全体的に曇り空の様なモノトーンな雰囲気、特有の色合いがあり

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(3)

          5mmの事など・・アルバム曲解説(3)

          アルバム「チミを知りたいのさ」収録曲解説 M3.天才 「天才」とはどの様な人の事を言うのか?例えばスポーツの世界なら、大谷翔平やイチローみたいに世界の最高と言われる場所にいても一際抜きん出た仕事をする人。 音楽ならベートーベン、バッハ、チャイコフスキー、ドビュッシー、ラヴェル、その他、いつまでも聴き続けられる上にその構造も独特なものを作った人たち。そして、果たしてビートルズ、レノン・マッカートニーは天才か?ジミ・ヘンドリックスは天才か?バカラックは・・・くらいのとてつもなく

          5mmの事など・・アルバム曲解説(3)

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(2)

          10代の頃聴いていた音楽・・まずはビートルズ(2) アルバム毎に好きな曲を挙げていきます。 Please Please Me ・There`s A Place この曲は主にジョンが中心になって作られた曲だと思うけど、2分にも満たない短かさにも関わらず、多くの音楽的魅力が詰まっていると思います。 先ず冒頭のギターのアフタクト、きっと曲始めの“せ~の!”的なものかと思うけど、なんじゃこれは?タイトルソングPlease Please Meにも同じのがありますが、たった1音の

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(2)

          5mmの事など・・アルバム曲解説(2)

          アルバム「チミを知りたいのさ」収録曲解説 M2.田舎の電車 “70年代のカントリー・ロック的な曲があっても良くない?“ と言う気持ちが湧いてきて、ストレートな8ビートでどこか呑気な曲を作ろうと思い、作曲に着手。結果、コテコテのアメリカン・カントリーロックとはならなかったし”すごく良い“とまではならなかったけど、5mmとしては珍しい感じの曲が出来ました。 歌詞は「田舎」をテーマにシンプルな呑気なものにしようと言うことで「田舎の電車」。 そしてやっぱり“すごく良い“までなんとか

          5mmの事など・・アルバム曲解説(2)

          5mmの事など・・アルバム曲解説(1)

          「チミを知りたいのさ」について 5mmニューアルバム「チミを知りたいのさ」の収録曲を記憶に頼りながら 解説します。 曲の大まかな製作過程としては、まずLogic Proで曲の原型をつくり、そのMIDIデータをProtoolsに移してオーディオものなどのRecや編集をしていく。 ドラムは別の音源に、ギター、ベースは手弾きに差し替え、パーカッションに関しては、 タンバリン、シェーカー、ウッド・アゴゴ、マラカス、カリンバ、など小物類は手で演奏、コンガなど所有していないものは打ち

          5mmの事など・・アルバム曲解説(1)

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(1)

          まずはビートルズ 5mmホリオが、はっきりと“音楽に目覚めた!”と思えたのは 14~15歳の頃。それまでは体操競技に夢中で、宙返りやら大車輪やらのことばかり考えてました。授業中教科書の端っこに、自分が想像する「最高の床の演技」最高の鉄棒」などのパラパラマンガを書く、学校の勉強は全くしない、そんな中学生でした。 そんな最中、TVでThe Beatlesの映画「A Hard Days Night」と「Help!」を2週連続で放送したのをたまたま見たのでした。 The Beat

          5mmの事など・・昔聴いてた音楽(1)

          5mmの事など。

          note書いてみようかな という事で、出来るだけ続けるつもりで 出来るだけコンスタントに5mmの事、 日頃どんな音楽と触れているかetc... を恥ずかしげもなく決して自慢などではなく やっていきます。 クラシック倶楽部 毎朝の「クラシック倶楽部」が楽しみ。 ロックやポップスみたいな音楽以前に既にあった、 厳格なような自由なようなGoodな音楽達を 知る事ができたり、若い頃に聞き逃したり、聞き流したりしていたものが 実は素晴らしいものだった、とか、クラシック演奏者の高い

          5mmの事など。