今いつ以来か分からないくらい久々の感覚の中に居るようで、普段忘れてる事が多いこの感覚をメモして置こうと思う。 今ホントに目の視力としての視界がクリアな感じで狭い部屋の中が良く見えてて、普段あんまり視力が悪くて見えないものだと思ってたのに見えてるなとか。 普段は自分が何も分からないという事が気になってしょうがないのに、普段よりも何も考えられない感じなのにその事が気にならない、平気で平穏な心持ち。 色々スケジュール的にしなければならない事があるけど、焦りもなく諦めた訳でもな
こんにちは私、山田ネコ15歳ネコと言ってもれっきとした人間です名前がネコね、今日から高校生になりました。 得意科目は体育、他の勉強はちょっと苦手かな好きな食べ物はお肉、肉、肉、肉ぅ〜。 ちょっぴり好奇心旺盛な女の子、ちょっぴりなのか旺盛なのかは突っ込まないで。 入学式早々おかしな女の子と出会いました。 お約束ですが遠くの方にウロチョロしてる子猫を見つけた時の事、野良か飼い猫か今時は室内飼いを獣医師さんも推奨してるんだぞっ、まっ私は室内飼いなんて真っ平だけども。
とある街にどこにでもいる、魔女のおばさんが住んでいました。 魔女のおばさんは日夜、幸せを掬いとる魔法のスプーンを、作ったり配ったりで大忙しです。 街の人は彼女のことをスプーン配りおばさんと呼んで親しくしてくれていました。 ほら今日もまた誰かに幸せのスプーンを配っています。 「くそっ練習でケガしちゃった、しばらく大好きなサッカーが出来ないよ」 「そんな坊やにはこのスプーンをあげよう、劇的に何か変わりはしないだろうけどね、少し幸せを運んできてくれるかもだよ」 「お
ここは某紛争地帯、私は某宗教の聖職者。 弱者を守る為、助ける為に私は自ら志願してここに来た。 劣勢にある方の医療チームに私は居た。 人間同士が争うのは神の教えに反する。 だが私に戦争を止める力はない、せめて傷付いた兵士を治療し、労り、神の教えを広め安息を与えられるよう、私は尽力していた。 そんな私を盲信的だ、狂信者だのと言う声もあったが今ある諸問題を解決する方法は、神の教えを広げる他に考えつかないのでした。 紛争は最早、消耗戦の域まで達していて医療現場も大わら
その人の口癖は"すみません"でした。 その人は私、AI搭載人型少女タイプアンドロイドのアリスをより人間らしいAIに育てる為、毎日のように通ってくるAIマイスターという職業の人。 「自分はまだ駆け出しだから、他の人より時間がかかるんだよね」 ほらっそう言ってまた今日もやって来た、AIマイスターのルイス。 でも最近、私はルイスがやって来るのを楽しみにしている様な気がする。 これも私が人間に近づいて来ているってコトなのかな、そんなに腕は悪くないのかもルイス。 「やあ
4月、全ての命が輝き出す季節、僕はその少女に出会った。 その少女は言った、僕と出会った事で自分の全てが輝き出したと。 その少女は白く輝いてそのまま消えてしまった。 僕はその少女の事を忘れない、僕だけは忘れない。 僕の名前は小鳥遊真治、この春から中学生になった。 小学生の頃から柔道をやっていて、中学の部活でも期待の新人である。 小鳥遊って苗字は実在する人より、創作の中で出てくる人数のほうが多いとか何とかそんな小鳥遊姓の僕であった。 唐突だが、出る杭は打たれるそ
男は昔、イジメられていた。 その事が今でも忘れられない。 イジメをする奴らすべてを恨んでいた。 仕返しをしてやろうすべてのイジメする奴に。 イジメをしていた奴らの個人情報を集めてSNSで公開した、その名もイジメMAP。 TwitterでイジメMAPのURLを公開。 こう煽った。 イジメをした奴らに死を。 因果応報です。 みんなでこのイジメMAPに載ってる奴らを殺そう。 buzzった。 しかも実際イジメMAPに載ってる奴が殺された。
男の名はブリッジ、オーク族の剣豪であり強敵を求めて山賊をしており、強いからこそ首領であり村の長であった。 ブリッジの支配する山は山賊が出る事で有名であり、そこを通る者は強者かもしくは凄腕の用心棒を雇って通ろうとする。 それがブリッジの狙いでもあった、強者と戦いたい、自分の腕をさらに磨きたい、それしか頭にない男であった。 ある日ブリッジの元に偵察隊からの報告が入る、獲物だ山賊のお仕事、ブリッジにとっては戦いという趣味。 相手はエルフの1団、エルフと言えばオークの仇敵で