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歴代ゲストのご紹介⑮:髙田恵さん(モクシー京都二条)

JR二条駅前にあるモクシー京都二条は、現在日本国内に4軒あるモクシーの中では、2021年7月にオープンしたばかりの1番若いホテル。こちらでキャプテン(総支配人)を務めておられるのが髙田さん。30年余り、ホテル業界一筋というプロフェッショナル!現場を知り尽くしたからこそ、マネジメントに活かせる知識と経験があるということを体現していらっしゃるベテランホテリエです!明日リリースするTravellinGorgeous®チャンネルVol.53に、インタビューゲストとしてご出演頂いています。

モクシーは、世界一大きなホテル企業:マリオット・グループのブランドですが、他のホテルと比べてユニークなことが沢山ある新しいコンセプトに溢れているブランドなんです。ひとつ例を挙げると、ホテルを訪れて一番先にスタッフの方と触れ合う場所であるレセプションは、なんとバーとの兼用!モクシーでは、バーカウンターがチェックインカウンターなのです。そのため、スタッフのの職種にも、ボーダーラインが無いのです。さっきまでバーテンダーだった人が、次のお客様に対してはレセプショニストとなるということ!

レセプショニストとしてゲストのチェックイン業務を済ませたら、バーテンダーとしてウェルカムドリンクを作ってサーブし、その後の予定について提案するコンシェルジュになり、お客様が帰った後に空いたグラスの片付けもする。この様な『マルチタスク・スタッフ』が、モクシー全軒のスタッフに共通する職種なんだそうですよ。

髙田キャプテンには、それら通常のホテル業務オペレーションやお客様へのご挨拶に加え、支配人としての仕事もある訳です。経営戦略を立て、予算を組み、実績を把握し・・・。大規模なホテルではないため、専任者がいない施設管理やIT窓口もキャプテンが担当。なんと、バーで開催されるイベントの企画・実施という仕事も、髙田キャプテンの業務範囲にあるんですって。

また、京都と言う土地柄、近隣の方々との関係構築も特に大切にされているそうです。キャプテンとして最も大切な業務のひとつだとお話して下さいました。モクシーにはレストランが無いため、宿泊客の希望に合わせてご近所の美味しいお店を紹介しているそうです。実際にスタッフの方々が食べ歩いて収集したご近所グルメ情報ですから、インターネット上のグルメサイトよりも信頼度高いのではないでしょうか?

関東ご出身という髙田キャプテン、現職に就くまでは千葉のベイエリアにあるホテルでずっとお仕事をされていたそうです(某テーマパークのあるエリアの有名ホテル)。モクシー京都二条のオープンのため、開業1年前から京都に居を移したということで、それから京都の有名処をほぼ回ったというのが素晴らしい。体験してこそ自信を持ってお客様に伝えられる、というのは現場に立つホテリエとしての強みでしょう。ちなみに、京都にある世界遺産は全てコンプリートしたそうですよ!

髙田キャプテンへのZoomインタビュー、これは、私が別件でモクシー京都二条に泊った際に受けた感動があまりに大きかったため『どうしてもTravellinGorgeous®で紹介したい!』と言い張りまして(笑)。Mr. Hojoのコネクションをフル稼働してもらい、実現したという訳なのです。お忙しい中、いきなりのインタビュー依頼を快諾してくださった髙田キャプテン、そして繋いでくださったモクシー東京錦糸町:Ms. Tamaki、モクシー京都二条のMr. Hisaizumiに大いに感謝いたします!

私がモクシー京都二条滞在中に目にした髙田キャプテンはというと、朝9時前からバーラウンジの大きな窓ガラスを一生懸命に拭いている姿。もちろん、その時はまさかその人が総支配人だと知る由もなく。『1Fがガラス張りだから大変だなー、大通りに面してるから毎日汚れるもんねー』と、小柄な女性が率先して拭きふきしているのを感心して見ていたのでした。仕事の仕方を背中で見せる上司って、やっぱり格好イイと思うのは私だけではないはず。そんなキャプテンの元に集うスタッフのホスピタリティーが素晴らしいのは、当然と言えるでしょう!

この夏、京都での宿を探している方は、二条城エリアも候補に入れてみてはいかがでしょうか?泊まることが実に楽しいホテルです!

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