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『良いホテル』とは?:シャングリ・ラ 東京

国や地域の違いだけでなく、ホテル組織や団体によっても星の格付け基準がマチマチな現状。同じ4ッ星であっても、雲泥の差があったりします。

一般的に『良いホテル』と言われるのは、どんなところなのでしょう?立地(アクセス)が良い。立派な建物。充実した施設・設備。スタッフの質(ホスピタリティ)の高さ。条件の中でも、人によって優先順位が違うので、10人いれば10通りの異なる評価が出る場合もありますから。

ということで、超個人的に感服したホテル体験談をご紹介していくシリーズです。

スピーディーなリレーション:シャングリ・ラ 東京

こちらはつい最近、スイス政府観光局のワークショップで訪れた際の出来事。朝イチで伺ったので、お昼前には帰宅したのですが、何となく鞄が軽い気がする…。何かが足りない気がする…。はっ、大事な取材ノートと当日貰ったスイスの地図を置き忘れてきたかも?!なんとまぁ、大失態をやっちゃったぞ!血の気が引くとはこのこと(大袈裟でなく)。

一体どこに忘れたのか?電車内じゃないのは明らかなので、その前というとワークショップ会場じゃないの。どのタイミングでどこに置き忘れてきてしまったのか…、当日の自分の行動ひとつづつ思い起こしてみて、おそらくここであろうと検討をつけたところで、会場だったシャングリ・ラ 東京の代表番号に電話を掛けてみました。

まずは電話に出た方から、担当部署を調べて折り返し電話する旨伝えられ、待つこと3分ちょっと。早い!セールス&プロモーション部の方から連絡があり、その方は直接の担当者ではなかったものの『直ぐ現場へ行ってお調べしてみます。ただ、見つかるかどうかの確約は出来かねますが』。100%こちらのミスなので、見つからなかったらもう仕方ないと諦め半分でいたところ、なんと5分も経たないうちに、『見つかりました』との連絡。早い!ボールルームのロビーの片隅に、置いてあったそうです。『トラベリンゴージャス®のシールが貼ってありますので、おそらくこちらで間違いないと思います』。シール作っておいて良かった~!

受話器越しに平身低頭で御礼を伝え、郵送も可能とのことでしたが(送料着払い)、その日は午後から別の予定で再び外出することになっていたため、受け取りに行く旨を伝えると、レセプションへ預けてくださるとのこと。数時間後、再訪したという訳。こちらのホテルの駅近というかほぼ直結なアクセスも、心底有難いと思ったのでした。

レセプションスタッフの方々も、とても感じが良い皆さんで。実は午前中にワークショップで訪れた際、エントランスロビーの撮影に快くご協力頂いていたのですよ。動画も撮らせて頂いたし。午後に再訪した際も同じスタッフの方がいらしたので、ちょっと気恥ずかしかったですが(笑)。

大概の場合、代表の電話番号またはメールアドレスにコンタクトした場合、担当部署へ回されるのは当たり前ですが、結構な時間を待たされることがほとんどだと思います。これは、大型ホテルになればなるほど、あるあるではないでしょうか?今回のスピード対応からの解決は、本当に早かった!あまりに早すぎた収拾に、『えっ?もう?すごい!早い!』と逆にこちらが面喰いアワアワ状態、もしかしたら十分にお礼を伝えることが出来ていなかったかも、という不安を持ってしまったほど。

それにしても、前出のマンダリンオリエンタル東京もそうでしたが、宿泊客でもなければ、レストラン等を利用した客でもなく、単なる来訪者に対して、どこまで親切なサービスを提供するのか、できるのか、という点が、もしかしたら5ッ星、ラグジュアリーホテルの定義のひとつに入るのかしら、と思っているところですが、如何なものでしょうか。

コチラのホテルにはぜひとも一度、きちんと宿泊してみたい!と思っております。はい。

そう言えば、コロナ前まで毎年2~3回出張で来日していたNY在住の友人は、『都内でいろいろ泊った中で、シャングリ・ラ が一番良かったよ!』と絶賛していたことを思い出しました。やはり、一度、泊ってみなくては。

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おとな女子こそ旅に出よう!TravellinGorgeous®トラベリンゴージャスbyマダム・カズエ
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