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TravellinGorgeous®的ワードローブ:旅先の靴(欧州街歩き編)

アラフィフおとな女子の皆さん、旅に出る際の靴選び、どうしていますか?もちろん、旅先がどこかによって履いていく靴、持っていく靴が違ってきますが、今回は都会の街歩きが主の旅について書いてみます。

例えば、ロンドン、パリ、ローマ、チューリッヒなど、ヨーロッパの大都市に観光メインという旅の場合。石畳を1日歩くには、履き慣れたスニーカーが一番です。が、途中で気になるブティックがあればショッピングもしたいじゃないですか。『ちょっと高級そうなお店だけど、せっかくだから中も見てみたいわね』となった時、あまりに運動靴度が高い靴だと、お店に入るのを躊躇してしまったり、店員の目が気になってしまうことも。

5ッ星ホテルやハイブランドのスタッフが『手元と足元を見てゲストを判断する』と良く耳にする通り、足元はお洒落の肝と言っても過言ではない訳で。

アラフィフおとな女子にとって、快適で尚且つお洒落も叶うスニーカーはどう選ぶのが良いのでしょう?タイムリーにも、ここ3~4年は大人カジュアルあるいはキレイめカジュアルとして、スニーカーがファッション的に
INとなっていますよね!ということで、TravellinGorgeous®の提案はこんな感じです。

①形を選ぶ

ハイカットよりもローカットの方が、合わせやすく使いやすいですね。足首が出るので、スカートスタイルにも合いますし大人っぽく着こなせます。また、昨年辺りから流行している‟ダッドスニーカー”は、相当センスが良い人じゃないと単にダサいだけになってしまうので(オバサンがオジサンのスニーカーを借りて履いてるのね、と見えてしまう可能性大)、注意しましょう。

背が高くスラッとした体型の方は、ハイカットタイプも難なくこなせますね!ロングスカートやワイドパンツと合わせてもバランス良く仕上がりますし。Petiteサイズの私には羨ましい限り!150センチ前後だと、足首出しての抜け間の有る無しで、垢抜けて見えるか、野暮ったくなるか、大いに違ってくるので。小柄さんにはローカットの方が安心ですよね。

紐で縛るタイプよりも、ベルクロやスリッポンタイプの方がスポーティーさは低くなりますね。また、ハイテク機能満載のタイプは、スポーティーな印象が強くなるので、シックな服には合いにくくなります。ローカットのローテクがコーディネートしやすいです。

②素材を選ぶ

布製よりも革製の方がおとな度高く見られます。最近はヴィーガンレザーやエコレザーと呼ばれる合皮の製品が多く出回ってきているので、その分お手頃価格になっているのが嬉しいですね。合皮製だとちょっとした雨でも平気なので、雨靴を持って行かずに済むという利点もあります。

③色を選ぶ

スニーカーだけでなく、靴の色はコーディネート全体を◎にも×にもする可能性があります。年相応におとなっぽく着こなすため、また、どんなファッションスタイルにも合せられるようにするには、なるべく単色使いが便利です。抜け感が出る白、締め色の黒。自分のファッションの傾向から、このどちらかをまずチョイス。その他、シルバーやゴールドも案外使いやすく合わせやすいのでおススメです。金にするか銀にするか、これも自分のファッションスタイルから選ぶべき。ジュエリーやバッグなどが金なら靴も金、シルバーやプラチナ派なら靴も銀と、アクセサリーや小物まで地金の色を統一すると、意外とスッキリまとまるものです。

黒や白などモノトーン・無彩色の服しか着ないという方なら、靴の色でアクセントにしても素敵ですね。赤や紫など、強い色をポンと一箇所に。凡庸性を高めるには、デザインはベーシック、シンプルなことが前提です。

④ブランドで選ぶ

これはブランドネームで相手を黙らせるという力技でもありますが(笑)、昨今のキレイめスニーカーブームで、どのハイブランドもこぞってスニーカーを出しています。普段のお洒落でもスニーカーの出番が多い方なら、ちょっと奮発した品を買っても、十分元が取れるのでは?ラグジュアリーブランドのスニーカーだと、ラフな服装でも何となくこなれた雰囲気に仕上がるので、簡単にお洒落っぽく見せるには一番簡単かもしれません。

もちろん、王道のNIKE、Adidas、Reebokなどにも、カジュアル以外の着こなしに合うシンプル&シックな品がありますよ。

⑤意外と見落としがちなところ

もう一点、ヨーロッパの石畳を歩くにあたっては、靴底も大いに関係してきます。地元の人々のファッションを真似て、ローヒールなら大丈夫なはずとバレエシューズを履いで出かけた日があったのですが、これが大失敗。今日は美術館1軒とショッピングのみ…の様なぶらり日程ならOKですが、朝ホテルを出たら美術館や博物館をはしご、夜まで戻らない様な典型的な観光客スケジュールの場合、やはりいくらペタンコ靴でもバレエシューズやローヒールパンプスだと足をやられます。疲労と痛みに心もやられます(苦笑)。何度も言いますが、石畳を甘く見てはいけないのです。

例えスニーカーでも、靴底が薄いものは要注意。この場合、1日中歩き回った後は脚よりも腰に来ます!実体験!しつこいですが、ヨーロッパの石畳を舐めてはいけません。十分な厚みがあるソールであることも重要です。厚みがあっても重いものだとこれまた疲れるので、靴の総重量も大事ですね。

と、つらつら書いてみましたが、いかがでしょうか?私は靴に関しては沢山失敗し散財してきましたので、少しでもヒントとなれば幸いです。言うまでもなく、試着はマストです!メーカーやブランドによって、23センチでも全然大きさが違います。

ご参考までに、幅広甲高の私の足にあうスニーカーサイズは、Reebokでは22.0センチ、アディダスだと22.5センチ。ランバンだと23.0センチ、NIKEは23.5センチ、アシックスでは24.0センチ。各社シューフィッターのアドバイス+自身による試着の結果です。ピッタリサイズがこんなにもマチマチなんですよ!また、日本製に比べ欧米のものは幅が狭いので(ワイズがCかDが一般的)、靴のサイズと履いた時のフィット感が一致しない!海外メーカーの靴は、サイズ35から37までが我が家の靴箱には混在しています。

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!