【ちょこっとTRIP】東京国際クルーズターミナル

国連世界観光機関の定義では、観光とは 『日常生活圏の外へ移動すること』。普段の生活で行くことのない場所への移動は全て観光に含まれるので、遠くへ行く必要はないということなのです。日常生活圏外であれば、例えば、ひとつ隣の駅へ行くことだって立派な観光になるということ。

観光の定義と意義、まとめてみると、こういうことになるのでは？
①非日常の場所で
②解放感を味わったり、生きていることを実感したり、少しでも感情が揺れることを感じ
③“何か新しいモノ”を得たり感じたりして（有形無形問わず）
④そこを訪れる前と比べて、少しでも新しい自分になって帰宅する

トラベリンゴージャス®では、公私ともに忙しく、旅に出ることが難しい50歳≦のおとな女子の皆さんに向けて、たった数時間でもTRIPすること、非日常のススメ：ちょこっとTRIPを推奨しておりますが、今回偵察してきた場所は、ほんの30分の滞在でも心身ともに十分TRIPできる場所です！お天気が良い日中、または冬の夕暮れが良いんじゃないでしょうか～？

TravellinGorgeous®チャンネルVol.115と併せてご覧頂ければ幸いです。

国際クルーズターミナルを偵察してきた

東京国際クルーズターミナルは、海外の大型クルーズ船／豪華客船の勧誘に力を入れるべく2020年9月に施設自体はオープンしたものの、パンデミックの影響でしばらく開店休業状態だった様子。そのため、私たちがパトロールしに行った2024年9月現在でもとってもキレイ！新築物件のまま！

あまり下調べせずに突撃してみたのですが、事前情報がほぼ皆無だったこともあって、予想以上のナイスビューにチーム全員アガりました！

人がいない！

まず、立ち寄りスポットとしてまだ認知度が低いことと、クルーズ船が寄港していない平日昼間だったこともあって、人っ子ひとり居なかった！ガラ～ンとした施設内は、それだけでシュールな空間で一気に非日常感満載です。1Fにはギャラリー展示空間もあり（この時は浮世絵展を開催中）、“何もない”施設という訳ではないのですが。クルーズ船寄港時以外は、年末年始を除いて9：00～17：00で入館可能ということです（最新情報はウェブサイトで要確認）。

クーリングシェルター指定

夏場のクーリングシェルター指定もされているので、ふらっと立ち寄ってOKな場所なんですよね。クーリングシェルター指定されていることもあってか、館内はガンガンに冷えていました！この日は真夏日だったため、気持ち良かった～！

オリンピック＆パラリンピックロゴマークのフォトスポット

ここはもっと宣伝したら良いのに、と思ったのですが（とは言え、誰も記念写真を撮らなかったトラベリンゴージャス®チーム）。無観客だった東京五輪の遺産でしょうか。東京（お台場）観光ついでに写真撮るのは良いんじゃないでしょうかねぇ？

東京湾一望ビュー

こちらを激押しする1番の理由は4Fの展望デッキからの眺め！東京湾に面したL字型オープンエアのデッキ！解放感たっぷり！ぐるりと東京湾を望めるナイスビュー！海を挟んで羽田空港があるので、飛行機も見えます。発着陸時の、ゴゴゴゴっという音の迫力がスゴイですよ。東側には、房総半島も見えます。晴天の日中か、夕暮れ時は最高の景色を楽しめること請け合い。ただし17時閉館なので、夕景を楽しめるのは冬場だけかも。

予想以上の景色に『わーーーーっ』と言い続け、気付いたら結構長居していました。ちなみに、湾岸署とピーポくんもバッチリ見えます。

また、4F通路には有名旗艦やこちらのターミナルに寄港予定のクルーズ船たちのエンブレムがギャラリーの様に展示されていました。南極観測船しらせ等、ひとつは名前を知っている船があるはず。

スタンプラリーもあるよ

1F～4Fまで、4ヶ所のスタンプを重ねると、東京国際クルーズターミナルの絵となるスタンプ台が設置されています。カラー刷りなので、上手に出来ると結構気分が上がりますよ。どのフロアから初めても良いのですが、紙（ポストカードになる）は1Fにしか置いてありません。トラベリンゴージャス®チームはそれを知らず、手持ちのノートの切れ端で4Fからスタートしてしまいましたが。でも、絵面からいうと、4Fのスタンプから押すべきじゃないかな？ねぇねぇ？

1Fのスタンプ台横には、こちらの公式マスコットキャラクター：東京ポータ郎さんのシールがあるので、こちらも想い出にもらってきましょう。キリンの水兵さんでしょうか？着ぐるみにも会ってみたいキャラですね。

カフェなど常設店はありませんが、自動販売機はあります。まだまだ新しい建物なので、トイレもきれい。お台場ついでに、ちょっと足を延ばしてみたらいかがでしょう？

イベント開催

チームで偵察に行った日と別日に、アメリゴ・ヴェスプッチ号の乗船体験に行くことができました。ガラーんとしていた施設でしたが、イベント内容に合わせてフロア構成が出来るというアドバンテージがあるのですね。今回のイベントでは、様々なブース・エリアを設置して、多種に渡る展示や催事を同時に行っていました（TravellinGorgeous®チャンネルVol.115後半でご紹介しています）。

最寄り駅はゆりかもめの国際クルーズターミナル駅しかないので、イベント内容と時間帯によっては激混みになる感じ。真夏以外で天候が良い日なら、お台場エリアから歩こうと思えば歩ける範囲です。

イベント等の情報は、ウェブサイトでチェックできる様です。
https://www.tptc.co.jp/terminal/guide/news/GM1/01

船の入港やクルーズ船の寄港情報はコチラでチェックできます。
https://www.tptc.co.jp/terminal/guide#arrival