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おとな女子こそ VISIT!:Zurich③ Half/One Day Trip from ZRH

チューリッヒは、スイスのみならず欧州内でも重要な大ハブ駅。IC国際特急からRE:各駅停車、S-Bahn:都市近郊列車など、路線が発達していることも、おとな女子のぶらり旅にはピッタリ。今回のツアーは宿をチューリッヒに固定したため、チューリッヒを起点に近隣の名勝地をいくつか訪れました。全て、片道1時間前後でアクセス可能。往復2時間なら、日帰りというか半日で十分行って帰って来れるのです。朝に郊外の自然を堪能し、お昼過ぎにはチューリッヒで都市文化を満喫できるという、これはスイス旅ならではの醍醐味じゃないですか?


Luzern/Lucerne

チューリッヒから最短で46分!意外と日本人観光客は『流しがちな街』じゃないでしょうか?中世の古い町並みに見所が沢山詰まっているので、半日割いたとしても絶対に損はしないはず。駅前に直ぐルツェルン湖~ロイス川が広がっており、旧市街が広がっているので、街歩きもしやすいです。

14世紀に建設された屋根付き木製橋:カペル橋を始め(現在は修復されたもの)、ゴシック様式のフランシスコ教会、バロック様式のイエズス教会、ルネサンス様式の市庁舎と、まるで美術・建築の教科書の様な街並み!長い歴史の中で、破壊されずに残っているからこそ、ですね。

ビール醸造所を持つレストランも数か所あるので、美味しいクラフトビールを楽しみつつ、街歩きが出来るのもおとな向け。Rathaus(市庁舎)1Fのビアホールからは、カペル橋を愛でつつビールを楽しめます。

パンデミック前に組んだツアープランでは、ルツェルンに4泊し、市内はもちろん、近郊のPilatus、Rigiという人気の登山ハイキング(初心者おとな女子でも十分楽しめる)も予定していたので、それが出来なかったことは残念。また、今回スキップしましたが、美術館系も充実しているし、ヨーロッパ最大級の交通博物館も観るべき場所。ルツェルン自体も、中部スイスを巡には起点となる街なので、また次のプランニングのお楽しみということに。

St. Gallen/Sankt Gallen

世界遺産で名高いこの街は、チューリッヒからは1時間2分~10分で到着と意外に近いのです。ザンクト・ガレン修道院と修道院付属図書館は、ぜひ観るべきじゃないでしょうか?

8世紀に創立された修道院は、大聖堂や修道士の住居のみならず、遠方からの賓客が泊る宿坊や、ビール醸造所、薬草園など様々な施設を持つ複合施設の様な発展をしていたとのこと(現在は宗教的な意味・役割は持たない)。大聖堂は特に、バロック建築の美しさでも突出しています。

当時、最先端の化学や文化を研究し、ヨーロッパに於ける学問の総本山『知の聖地』と名を轟かせていただけあって、付属図書館も世界最大級の中世の図書館です。蔵書はなんと18万冊とか!ほとんどの本は今でも読むことが出来る保存状態で、特別に古く価値がある本を除けば、申請手続きの上、私たちでも閲覧可能なんです!実際に、図書館として普通に機能しているんですよ。驚きですよね?

世界で最も美しい図書館のひとつでもある附属図書館内部、絶対的に撮影禁止の場所でした。どのガイドブックにもそう書いてあります。が、今回ツアーで訪れた際、フラッシュ無しなら撮影OKになっていました!これも現地で係員さんに言われて知ったこと!ロッカーに預けたカメラを、慌てて取りに戻りましたよ!こちらの美しい映像も、TravellinGorgeous®チャンネルでぜひご覧ください!

St. Gallenでもうひとつ、ファッション好きなおとな女子におススメが織物博物館。ザンクト・ガレンは古くから繊維織物産業で栄えた街でもあるんです。世界各国から集められた織物やテキスタイルのコレクションが、3万点以上展示・保管されています。現在でも、名だたるハイブランドのデザイナー達は、インスピレーションを求めて訪れているそうですよ。過去から現在までのファッション変遷と、今季のトレンドなども、参考になります。ミュージアムショップの品々もお洒落度高く、自分用のお土産にGood。

Rapperswil

チューリッヒ湖畔南側にある小さな街。ドイツから続く巡礼路(サンティアゴ・デ・コンポステーラへの)でもあり、対岸へ渡るための木造橋は、ハプスブルグ家が14世紀に架けたもの。初夏は薔薇の街としても知られています。天気の良い日だと、ここは地中海?と思うほどリゾート感溢れる可愛い街で、1時間あればぐるっと回れてしまいます。

ザンクト・ガレンからは列車で50分なので、チューリッヒへ帰る途中に寄っても良いですね。チューリッヒからは、湖畔と丘の上を走る2路線あり、40~50分。また、チューリッヒ湖船でクルーズもあり。所要時間2時間で、船によってはランチやディナーを楽しめます(時刻表と船タイプは要確認)。晴れた日の急がぬ旅なら、帰路は夕陽を見ながらワイン片手に船でどうでしょう?

Neuhausen Rheinfall & Schaffhausen

ラインの滝、名前だけは聞いたことがある方も多いのでは?ヨーロッパ最大の水量を誇る名瀑も、チューリッヒから約1時間(各駅停車)で行けちゃいます。2015年に、滝まで徒歩5分という近さに新駅:Neuhausen Rheinfallが出来たため、格段とアクセスが良くなっているんです。

スイスアルプスの雪解け水がドイツへと流れて行くライン川にある大迫力の滝は、ゲーテも大絶賛し生涯に4回も訪れたとか。とにかく、大きさに圧倒されますよ!ボートで滝の中央にある岩の見晴台へ行ったり、対岸のお城見学も出来ますが、滝を見ながら川沿いの遊歩道を歩くだけでも十分満足できるほど。

Neuhausen Rheinfall駅からひと駅(5分)列車に乗って、一緒にSchaffhausen:シャフハウゼンの街も回るべし。駅の目の前に中世の色濃い旧市街が広がる街は、こぢんまりとしていて30分もあればぐるりと見て回れますが、葡萄畑の丘上に建つムノート城や、高級時計ブランドIWC本社ミュージアムの見学を含めれば、なかなか濃い1日を過ごせます。

シャフハウゼンからチューリッヒまでは、直通列車があるためたったの39分!帰りは早いのです!そのため、早朝チューリッヒ発で見て回れば、ランチをチューリッヒで楽しむことも、余裕で出来ちゃうのですよ~!

今ツアーの旅程(交通について)に関する補足情報は、TravellinGorgeous®のアメブロにて記載しておりますので、そちらをご参照頂けると幸いです。

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おとな女子こそ旅に出よう!TravellinGorgeous®トラベリンゴージャスbyマダム・カズエ
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