おとな女子旅:世界の動物園&水族館③Zoo Zurich
チューリッヒ中央駅から6番のトラムに乗り(約20分弱)終点Zoo駅下車、小高い丘を登り切った所にあるのがチューリッヒ動物園。トラムの駅からは、道路上にペイントされた動物の足跡が案内板替わりとなっていて(徒歩5分ほど)、そういう仕掛けが可愛いですよね。丘とその向こうに広がる盆地全体が敷地という感じ?実際の景色を目にするとちょっとクラっとするほど広大な施設は、歩く距離も半端ありません!ハイキング気分で行くことを強くおススメしたい!クッション機能高めのスニーカーじゃないと、早々に脚にガタが来るだけでなく、腰もやられるかも?動物園だと甘く見てはいけません。ちょっとした山歩きと同じくらいの運動量(もしくはそれ以上)になりますよ!
こちらは、Swiss Travel PassかZurich Cardの提示で入園料は10%Offになります。おとな女子の場合はひとり27スイスフラン≒4500円!敷地面積で計算したら、このお値段になるのかも?取り敢えず、割引となった10%分で、CoopのPB板チョコが4枚買えますから、割引は大事!
こちらの動物園自体が自然環境保護センターとなっているため、これだけの敷地が必要なのでしょう。この園にいる全ての動物たちは、以前住んでいた環境に合わせて、元々の生態系を維持する様な形で飼育されているとのこと。
そのため、園内では何種類かの動物が放し飼いにされていて、歩いていると急に現れてビックリさせられることが何度もありました!人間は危なくないと判っているからか、全く怯むことなく悠然と、我が道を直進して来るのです。正面からやってきて、避ける気配は一切無い。そうです、園内で道を譲るべきは、我々人間なのです。忘れがちな謙虚さ、人間が一番偉い訳ではないと、動物たちにハッと気付かされて反省したり。
特にクジャク!こちらのクジャクたちには注意が必要!飼育数も多いのか、園内の至る所で出くわします。途中のベンチで休憩していたら、背後から猛スピードでやってきて、そのまま脇を駆け抜けていかれたことも!速いのなんの!思わずうわーっ!ギャーっ!と悲鳴を上げたのは言うまでも無く。とにかく自由に駆け回っているので、こちらがボーっとし過ぎているとぶつかることもあるかも?
いろいろとテーマを持った施設が点在している造り。熱帯雨林館は現地と提携し、マダガスカルの国立公園を忠実に再現しているそうです。確かに、ジャングルひとつがすっぽり館内に入っているかのように、背の高い熱帯植物が連なっており、本格的な熱帯雨林になっています。温度・湿度も現地並み(30℃)、鳥や爬虫類は館内で放し飼いにされています。運が良ければ、直ぐ側にカメレオンを見つけられるかもしれません。館内はとにかく暑いので、冬場でも脱げるような重ね着スタイルで行く方が良いと思います。
『動物との距離が近く、飼育数も多い』 と聞いていたにも関わらず、我々の観方(ルート取り?)が良くなかったというか何か間違ったらしく、また丁度タイミング悪い時期に当たってしまったこともあって(改装工事など)、観ることが出来た動物数が、意外と少なかったのが悔やまれます(2019年4月当時)。期待に胸も鼻も大いに膨らませて行ったおとな女子たちの、落胆ぶりはご想像頂けるかと。
最近新たにサバンナエリアが増設され、更に敷地が拡大した様なので、次回のチューリッヒではリベンジ再訪もありかなと思っています。開園時刻から行っても、午後2~3時くらいまでは掛かります。1日プランとしてスケジュールする方が良い場所です!