おとな女子旅:QATARへ行ってみる?
4/10リリースのTravellinGorgeous®チャンネルVol.47は、カタールの情報をお届け!TravellinGorgeous®の中東特派員:Scobey夫妻は、現在カタール在住なんです。今年11月に開催されるサッカー界最大の大会、その開催地であるカタールより、着々と準備が進んでいる様子を伝えてくれています。
中東の国々、アラブ諸国はどこもサッカーが大人気で、実質的に国技の様な感じにつき、サッカーは超熱く盛り上がるスポーツなのです。実際、アラブ諸国は強豪揃いですし。その上、サッカー2022カタール大会は政府が主催者ということで、文字通り国を挙げての準備中だそうです。立派なスタジアムを次々と新設していて、メトロの路線も整え、実にスケールの大きなプロジェクトということです!
Mr. Scobeyが大会に関わるお仕事をされているため、今回お送りいただいた画像にあるスタジアム内ホスピタリティ・ラウンジ(いわゆるVIPラウンジ)など、特別に撮影が出来たということです。
カタールについての詳しいことは、あまり知られていないのではないでしょうか?外務省のデータを見たところ、1971年に独立した私より若い国なんですね。アラビア半島にあり豊富な油田を持つ国なので(アラビア半島にあっても油田を持たない国もあるんです)、オイルマネーで財源は潤沢。『世界一裕福な国のひとつ』と言われているんですって!2017年から周辺諸国とは国交断絶となっていたのが、昨年1月にやっと再開されたという。まだまだ日本人にとってはミステリアスな国でもあります。国土のほとんどが砂漠につき、超が付くほど乾燥していると思いきや、湾岸なので海からの湿気があるそうで、意外ですよね。
個人的には、モーザ妃(前首長の第二夫人、現首長の母上)は、欧州の各新聞のロイヤル欄で良くお目に掛るため(わたくし、Royal Watcherなもので)、王室外交を積極的にされている国なのだな、という印象を持っていました。モーザ妃、長身でモデルの様な美しさでも知られています。ターバンを巻いたヘアスタイルにシャネルやディオールを美しく着こなすそのファッションセンスも絶賛されている方で、紙面を飾るお写真は本当に素敵!アラブ諸国の王妃としては、単独での外交をこなすことも珍しいのではないのでしょうか。
実は渡航後すぐ、Mrs. Scobeyから『あまりお役に立てないかも・・・』というメールを頂いていました。渡航・移住にあたり外務省や現地の日本大使館から渡された注意事項の資料に、『写真撮影には慎重に注意を!』ということが詳しく書かれていたためです。軍事施設や政府関連の建物は絶対に写してはいけないし、街行く人々(特にカタール人女性)の撮影にも気をつけなくてはいけないし、また、大使館が集まる地域、港や空港もNGと、とにかく撮影禁止エリアが多いとのこと。事実、違反して逮捕される日本人観光客も少なくないらしいですよ。
ということで、厳しい制限下、様子を伺ってくれていたMrs. Scobey。暮らす中で、‟大丈夫”の範囲が判ってきたということで、撮り溜めた映像を今回送ってくれたのでした。
※ちなみにMrs. Scobeyは、11月の大会本選のチケット抽選に見事大当たり!日本戦のチケットということなので、日本代表が本選出場決まって良かった!今後もMrs. Scobeyの生まれ持った強運に期待しております!
今回の動画でご紹介しているスタジアムもそうですが、カタール大会の開催によって、アラブの最新建築事情も垣間見ることが出来た感じ。この20年位の間で、ドバイやアブダビ、UAEなど、有名人気建築家による近未来的なデザインや、驚くような高層ビルなど、毎年何かと話題に上がっていますよね。サウジアラビアでも、完成時には世界一の高さになるというキングダム・タワーが建設中ですし。カタールの豪華スタジアムの数々も含め、アラブ諸国は建築好きな人にとっても、非常に魅力的な旅先と言えるのでは?
国営のカタール航空は、ナショナル・フラッグ・キャリアですから、サービスの質には定評がありますよ。日本とドーハの間は、成田/羽田/関空から直行便があります。ビジネスクラスの評判は良く耳にしますね。日本人ビジネスパーソンには人気が高い航空会社で、ヨーロッパ出張の際にドーハ乗り継ぎを選ぶ人も多いんですよ。乗り継ぎの空港ラウンジや免税店の品揃えも素晴らしいんですって。私もぜひ一度、体験しなくてはと思っています。
『ぜひ遊びに来てください!』というMrs. Scobeyからのメッセージ、異文化体験にハードルの高さを感じる方もいらっしゃると思いますが、せっかくだから行ってみたくありません?VIPの上を行くVVIPという文字がそこら中に溢れている国って、そうそうありませんよね?おとな女子の旅先にぴったりじゃないですか?いかがでしょう?
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