『良いホテル』とは?:パレスホテル東京
国や地域の違いだけでなく、ホテル組織や団体によっても星の格付け基準がマチマチな現状。同じ4ッ星であっても、雲泥の差があったりします。
一般的に『良いホテル』と言われるのは、どんなところなのでしょう?立地(アクセス)が良い。立派な建物。充実した施設・設備。スタッフの質(ホスピタリティ)の高さ。条件の中でも、人によって優先順位が違うので、10人いれば10通りの異なる評価が出る場合もありますから。
ということで、超個人的に感服したホテル体験談をご紹介していくシリーズです。
どこを切り取っても品が良い:パレスホテル東京
レストランやバー、そして宿泊もと、フルコースで実体験している数少ない都内にあるラグジュアリーホテルのひとつ。いつ訪れても、どの部署のどのスタッフも、本当に品の良いサービスというか、そつのないサービスをしてくれる感じ。
頻繁にお世話になっているのは、こちらもB1のペストリーショップですが、いつ行っても混雑しているのにも関わらず、不快な思いをしたことは一度も無し。お店によっては、もうちょっと何とかならないものかと思うところもありますが、こちらは超混雑している時でさえ、スタッフの皆さんがスマートでそつないのです。そのため、お客のこちらもイライラしたり不快に思うことは皆無。常に、品が良いサービス提供ということが、デフォルトなのだと思われます。それもあって、丸の内~大手町界隈に行った際は、ついつい引き寄せられてしまうのですよね~。私はベジタリアンではありませんが、こちらのヴィーガンクッキー缶は定番お気に入りのひとつです。
気のせいでしょうか、ロビーの空気も‟品が良い”のです。ロビーの装花もステキで、自分の中ではTOP2に入るセンスの良さ。毎月テーマが変わるアレンジが素晴らしく、これを見たくて(写真に撮りたくて)つい寄ってしまうというのもあるかも。
また、都内にあるホテルのプールの中で、泳ぎの得意でない私には、ここが一番‟泳ぎやすい”です。ビート板(今はスイミングボードと言うらしい?)の無料貸し出しもあります。
1Fにひっそりとあるメインバーも、クラシックなインテリアが◎。『年齢を重ねるって、良いなぁ』と思える場所のひとつ。こちらをご贔屓にしている方が多い上、席数が少ないので、ピークタイムは満席必須。待つのが嫌であれば、ちょっと早めに行くか、あるいはぐっと遅い時間に行くか、がおススメです。