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おとな女子の人間関係:苦手な人は無くなるのか?
少し前の話。とある人から連絡がありました。
もう20年以上前、30代前半の頃に知り合った人で、一時期同じ職場にいた女性。苦手な人、と言うよりも、正直なところ、嫌いなタイプの人。何故か、あちらは私のことが気に入っていた様で、仕事上でもプライベートでも、いろんなお誘いが来たものでした。
その後、度重なる転職やら結婚やら引っ越しやらのチャンス(!)を活用し、繋がりを切ったというか自然と切れたのだけれど、どこからか私の連絡先を入手した様で、突然SNSにメッセージが来てビックリ。
『お久しぶり!元気?』
お互い五十路になっているし、この20年間に人生いろいろあったし(彼女もきっとそうだろう…)、当時とは違った感じで付き合えるかも?もしかしたら当時の私があまりに尖っていただけで(これは本当)、実際はそんなに悪い人じゃなかったのかも?と、淡い期待を一瞬、持ってみたのですが。
そうしたら、SNSのメッセージ欄にかなりの長文メール。最後まできちんと読む気が失せるほどの長いメールで、疎遠になってからこれまでの自分について書き連ねてきた彼女。大河ドラマ1年分の脚本かと思う文字数。当時と変わらず、自分の自慢話を長々と書いて来た様を見て、あー、やっぱりこの人は好きじゃない、と思ったのでした。
自慢話リストの最後に、取って付けた様な『会おうよ!』というひと言がありましたが、『ごめんなさい、忙しいので無理』(←今年は本当に忙しいのでワタクシ)と、シンプルにお断りさせて頂きました。
妙に淡い期待を抱いたのは、自分が歳を重ねてちょっと良い人になった様な、そんな錯覚を持ちたかっただけのことかもしれません。
アラフィフになったって、やっぱり私はいわゆる老若男女が、万人が認めるような『イイ人』ではなく、今も昔も好き嫌いの激しい人間だということに、改めて気付けて良かった(笑)。
I’m quite selective! これは、若い頃からずっと変わっていないのですよ。じゃなければ、コロナ禍にTravellinGorgeous®も立ち上げていないし、このNoteも始めていないということ。
危なかった!再認識できて良かった!そういう意味では、長文メールの彼女に感謝しなくてはならないですね。
気が合う人とだけ付き合う。これは仕事でもプライベートでも私にとっては大事なこと。家族と、友達と呼べる少数精鋭ほんの一握りの人たちとの深い付き合い。その他は極々浅くで十分、むしろ無い方がノーストレスなのです。50年以上、この生き方で特に不自由も不具合も無かったということは、変える必要が無いということなんじゃないかなーと、自己分析しております。
身なり、雰囲気、生き方。人間というもの、環境の変化や、知識やテクニックを得ることで変えられる要素は沢山あるけれど、その人の本質って、ずっと変わらないものなのだなと。そして、変に変える必要もないんだなぁと、改めて思う今日この頃。
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