アスレティックトレーナーというシゴト
主人公を引き立てる役割
アスレティックトレーナーという存在を表すのであればまさにこの言葉がしっくりとくる。
決して主人公になることはない。
むしろ、主人公をどう引き立てようか・・・・。と目論むことを考えると、自分が目立とうなんて考えてもいない。
実際に請け負うシゴト内容
アスレティックトレーナーとは、カメレオンの様に状況に応じて多彩に変身をする一面を持つ。
怪我をした選手が出た場合には怪我の対応を
怪我から競技復帰を目指す選手については、復帰に向けたメニューの提案と指導を
テーピングが必要な選手がいればテーピングを
マッサージを施すこともある。
勿論、鍼灸が必要であれば鍼灸施術を行うこともある。
(私の場合は、鍼灸師の資格を保有していることからこの行為ができる。)
教育現場で後輩の育成を行うこともある。
他にも状況によって、その存在を変化させる。そんなシゴトを展開している。
もっとも最高な時間
シゴトを行う上で、シゴトを継続させるモチベーションはどこにあるのか。
『この仕事のやりがいは?』とよく聞かれるが、常々想っていることを飾らずにそのままの言葉で返答する様にしている。
何もなくその日を終えれること。
これに尽きると想っている。
サポートをメインでしているスポーツがコンタクトスポーツで、この感情が強いのかもしれない。
『また明日!』とその日を締めくくれた時、その瞬間に出会えるまでに下してきた判断の数々が、間違いではなかったと想える瞬間でもある。
つまりこの瞬間かもっとも最高な時間となる。
選手が怪我から復帰した時・・・・・。ではないんだよな。勿論嬉しいけれど、復帰までの道のりを共に歩んできたからこそ期待することは、復帰して活躍し続ける姿を見るところにある。
活躍する姿を見続けること。
その姿を見続けるためには、その日を何も無く終える必要がある。
やはり『また明日!』と言えること。つまりは『何もなくその日を終えれること』をいかに重ねていくかに尽きる。
そんなシゴトを1日でも多く成し遂げるために日々奮闘している。
これが私のシゴト。
Tsubasa Kaito JSPO-AT.NASM-Pes,鍼灸師