本当にあった１００万円が一瞬で消えた話

僕は沖縄県の観光地でカフェを経営しています。

この話は、嘘であってほしかった本当の話です。

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この話しは４本立てのストーリーで
お楽しみ下さい
あくまで僕は悲観的ではなく
この状況を経験として受け止めてるので
めちゃくちゃポジティブです🙋
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目次
・GOTOトラベル中止発表の巻
・１日で100万円分の予約が消え去るの巻
・どうしようも出来ない現場の巻
・全部コロナのせいだねの巻

・令和2年12月14日 GOTOトラベル中止

僕は沖縄県の恩納村(おんなそん)という観光地で
カフェを経営しているんですが
お客様の8割が観光客という観光特化型の
経営スタイルです。

例年そうなんですが
12月の中旬といいますと
年末年始の予約は、ほぼ満席。

正月の特性おせちの受注も
始まっており
かなりの繁忙期となっています。

そんな中、GOTOトラベルの中止発表があり
不要不急の旅行を中止してくださいと
報道がありました。

僕自信の考えは
・お客様の安心安全が第一なので仕方がない
・感染者数がかなり増えてるので医療優先は当然

という考えだけでした。

当然僕たちの売上は減りますが
それは来てくれるお客様がいることで
成り立つ商売なので
仕方がないと今でも思っています😌😌

そこで中止発表から１日が経ち
予約数を見ると衝撃の数字が、、、

・100万円分の予約が消え去る

正直なところ

【えぇーーーっ。まじかーー！！×100】

という衝撃と

生まれて初めて、全裸で真冬の北海道にいるくらい
全身震えました。(北海道行ったことないけど)

大手の飲食店なら100万円なんて
そこまでの額ではないところもあると
思いますが

中小企業のカフェの売上100万円は
とんでもない額です。

この数字を目にした時は
衝撃すぎて、間違ってないか
足し算と引き算を
狂ったように何回もしました。笑

そして、とりあえず落ち着いて

まぁしょうがないよね！仕方がないさー。
と理解し、食材の発注や包材容器の
注文の取り消しを業者さんに
連絡入れたところで

次の問題が発生します。。

・食材&包材容器の発注は取り消し出来ない

沖縄県あるあるなんですが、、

年末年始のような特殊な時に発注する
食材や包材容器はほとんどが

日本本島で本社を持っている業者さんが多く
注文してから2～3週間かけて
船で輸送するんです。

なのでGOTO中止が発表された
12月14日時点で、既に船で発送されており
引き返すことは出来ないので
発注を取り消すことが出来ない。という
状況になりました。。泣

恐ろしい話しですよね。笑

年末年始の予約がほぼ全て消し飛んで
全く誰も来ないであろう
僕のカフェに

100万円分の予約の食材と包材が
船で迫ってきているんです。

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船よ！道に迷って元の場所に帰りなさい！
＼

と念を飛ばし続けました。

この時は、もう時限爆弾が迫ってくる
かのように感じました。
普段は丁寧に美味しく調理しようと
感じている食材を

まさか時限爆弾と思う日が来るなんて
予想もしたこと無かったです。笑

そして、食材と包材を携えた船は
めちゃくちゃキレイに真っ直ぐ
沖縄に到着しました。
(航海士って優秀だなーって思いました)

・全部コロナのせい

そう結局のところ

国会でたくさん議論を交わして
決めて頂いた決定なので
医療を優先する！とても正しいです！

そして、GOTOトラベル中止で
予約をキャンセルしたお客様も
不要不急の旅行を中止するのも
心苦しかったと思います。
行かない！それは正しいです！

そして、食材&包材容器の業者担当さん
年末年始に間に合うように
僕たちの注文をしっかり送ってくれました。
それがキャンセルできないのは
仕方ないです！正しい！

そして、全予約分の食材&包材容器を
逃すこと無くキレイに集計取って
全ての注文を済ませていた自分！
めちゃくちゃ正しい！笑

そう、結局はコロナのせいなんです。
しょうがないよね😌

関わる全ての人が正しい行動を取り
選んだ道は間違いなんて無いです。

僕はこの経験を機に
めちゃくちゃ打たれ強くなりました。笑

そして、この記事を読んでくれた方
僕のお店に予約をしてくれていた方
関わる全ての人に伝えたいことがあります。

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1週間大量におせちだけ食べ続けて
10㎏太りました。笑
＼

最後に、真面目じゃなく
オチをつけてすみません。笑

届いた食材がもったいなくて
食べ続けて太りました。
正月はこの記憶しかありませんでした。笑

でも、なんとかなる！
沖縄の方言で

なんくるないさーー

といいます。

皆さんも、沖縄で1日で100万円消えて
正月で10㎏太った男がいると
今日の笑いネタにして
少しでも元気になって下さい😊😊

ここから先は
もし少しでもそんな僕を
助けたいよーって方

お礼に100万ぶっ飛んだ時の
朝の僕の写真ありますので
見てください。笑

何とも言えない
悲壮感あふれる表情は
この先滅多に出せないと思います。