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BTS:「未知」から「知」にするnoteの歩み方〜BTSについて書く理由〜


いまさらながらクリエイターページに記事を固定できることを知り、固定用としてこの記事を書いています。

ありがたくも私のアカウントをご訪問いただいた方への説明書として、そして、さらにありがたくもフォローいただいている皆様にもnoteに生息している理由などを改めてお伝えしたいな、と思います😊




noteを書く理由


タイトルは必ず「BTS」で始めるようにしています。

投稿は必ずBTSに関することと決めているためです。



なぜBTSなのか。


まず、BTSを好きになったきっかけは『Dynamite』から。

それまで年単位で長らく名前は知っていたはずなのに、ちゃんとその音楽を聴いてこなかったんですね。


もともと音楽好きではあったのですが、国内外問わず、アイドルやPOPグループは敬遠しないまでも、何か大きな塊とみていて、個別に触れようとはしていなかった気がします。


一歩足を踏み出して触れてみたら、イメージしていた世界とは全く違いました。


踏み出してからの経緯を簡単に書き出してみましょう。

① 『Dynamite』のステージを観て音楽・パフォーマンス・ビジュアルの良さに惹かれる

② ほかのMVを視聴するとまったく違う様相の美しく、華やかで、奥深い楽曲があることを知る

③ ステージでのパフォーマンス、歌唱力などすべてにおいてのクオリティがすさまじいことを知る

④ ファンの方々が作成された動画などで並々ならぬ努力、苦悩、涙があって人気を得たことを知る

⑤ バラエティー番組での姿に泣くほど笑う

⑥ メンバー同士のグループとして、兄弟として、家族として、友人としての絆があまりにも強いことを知る

⑦ メンバーとファンとの絆、相思相愛ぶりがあまりにも尊いことを知る

⑧ 楽曲やコンセプトなどのメッセージ性、ストーリー性、伏線、仕掛けが深すぎることを知る


という感じです。


かなり簡略化した内容ですが、とにかく知れば知るほど好きになる。

一度食べたら止められない止まらないかっぱえびせん的な存在なわけです。

(かっぱえびせんよりもじゃがりこが好きだけども…)



「知」と「未知」と「無知」


BTSを好きになった流れの中で気がついたことがあります。

知らずに知った気でいるのはいわゆる「無知」な状態で、知らないままに何かを決めつけてしまうのは、あらゆる可能性をつぶす、ということです。



ここで、学生時代の恩師に聞いた話をご紹介しましょう。



英文学がご専門である先生の研究室には茶葉が何種類も置いてあり、室内はいつでも良い香り。

学生たちは先生が不在でも研究室にやってきて、勝手に好きなお茶を入れて滞在するようなとっても親しみやすい先生でした。


その日も何人かの友人と研究室を訪れていたところ、先生がおもむろにテーブルの上に白紙を広げて言いました。



「例えばね、この紙、これがまだ知らない未知の世界だとする」



続けてシナモンパウダーだったでしょうか、小さな瓶を紙の左側に置き、瓶の底をなぞって小さな円を描いたのです。



「勉強したり経験したりして、この円くらいのことを知ったとする」



瓶を戻し、今度は日本茶の大きな茶筒を紙の右側に置き、同じように大きな円を描きました。



「もっと勉強して経験して、知っている領域が大きく広がったとしよう」



先生は大きな円の線を指でたどりながら続けます。



「知ってることや経験は増えたけど、不思議とね、未知との接点は広がってるんだよ。つまりは、知らないことが増えてるってこと」



目から出た大きな鱗が地面を突き破る勢いで落ちた瞬間でした。


こんなイメージです↓

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たしかに「知」の範囲は広がってますが、「未知」に触れてる範囲も同時に広がってますよね。


実際にはキレイな円ではなくて、アメーバみたいな歪な形なのでしょうけど、BTSを知っていくことというのは、まさに未知との遭遇!

楽曲がいいと思えば他の曲はどうか、誰が作っているのか、歌詞はどうか、その奥にあるメッセージは?、歌っているメンバーは?、そのメンバーはどんな人?、どんなアーティストを好きなの?というように、疑問がどんどん沸き上がります。

疑問はさらなる疑問を呼ぶので、知れば知るほど未知との接点は広がっていき、知りたいことも増えていきます。


もっともっと知りたいの連続。

知れば知るほど好きになるの連続。


これがいわゆる「沼」ということになるでしょうか。

ちなみに、「沼」という言葉がしっくりこなかったので、以前こちらの記事↓で他に良い表現がないか考えてみましたが、やはり「沼」という表現が最もふさわしいという結論に至っております。



彼らの楽曲やパフォーマンスはもちろんのこと、その人間性、物事に取り組む姿勢、考え方などは、自分自身をうつす鏡になります。

「Love Yourself」や「Speak Yourself 」というBTSが大切にしているコンセプトがあります。

その名の通り、「あなた自身を愛しましょう」、「あなた自身のことを話しましょう」ということです。


誰かを愛するにはまず自分から愛する。

自分を愛してもらうには自分のことを話す。


当たり前のようですがこれが案外難しかったりするんですよね。

自分のことをわかっているようでいて、よくわかっていなかったり、わかっていないから正直に語れなかったりします。

これは、自分の「知」と「未知」の領域が曖昧なためかもしれません。


リーダーであるRMさんが以前、自分を愛したり、語るために、僕らを利用してくれ、というようなことをおっしゃっていましたが、お言葉に甘えることにしました。


BTSに関連したことになると、なぜか自然と筆が進むのです。

何かを書く時は、自分の中で反芻してから書くので、BTSのことを書いたとしても、当然ながら多少は自分も投影されます。

つまりは、noteを書くことでBTSを愛する自分を愛して、愛するBTSを通して自分を語っているのだと思います。




思考や視点を切り替える


年齢を重ねると、知っていることが増えてきて、新しいものに出会っても何となく想像できてしまうことが増えていきます。

思えばBTSに触れる前の自分は「知」の中にいて、「未知」の領域にいるBTSに対して、自分の中の「知」にある薄っぺらな情報を結び付けて勝手にイメージしていただけなんですね。


極端なことを言えば、よく知らないものに対して、自分の知っている最も攻撃性のある言葉を投げつける誹謗中傷も同じ原理なんだろうなと思います。

よく知らないけど、きっとそうだ!そうに違いない!という想像のもと、他の人も嫌いって言ってるし、こちらの顔は見えないし、攻撃してやれ!、攻撃してやった!という謎の正義がそこにあるような気がします。

敢えて正義という言葉を使ったのは、誹謗中傷する方々も、何かを護ろうとして言ってる部分があるのだろうと思ったからです。


よく知らないものに対する嫌疑からの誹謗中傷は、結局は自分の「知」の中に描いた虚像に過ぎません。

虚像そのものが「無知」な証拠です。

しかし、口に出したり、文字にしたりすると、虚像に向けたはずの言葉は鋭いナイフとなって実在する人々へ刺さります。


BTSも数多くの誹謗中傷を浴びてきて、それは残念ながらここまで有名になってからでも、むしろ有名になったからこそ、虚像が大きくなって、本来受けるべきではない傷を受ける場合もあると思います。

微々たる力でも、「知」の領域を少しずつ広げていくことで、そのような傷が少しでも少なくなれば良い、攻撃し嫌い合うよりも、優しく愛し合う世界が少しでも広がれば良いと考えています。


もしかしたら不安や恐れに対しても同様かもしれませんね。

その不安や恐れは実は「未知」の闇の中にあって、自分の「知」からかき集めたありったけの負の要素で固めた虚像だったりするのではないでしょうか。

恐れずに一歩ずつ知っている範囲を広げていって、たどり着けば、案外それは恐れるに足らないことなのかもしれません。


人間には時間に限りがあるので、知りたいことのすべてを知ることはできないでしょう。

しかし、限りがあるからこそ、ありとあらゆる「知」を刺激するBTSを通して、素敵な「知」の領域を最大限広げられたら良いな、と思っています。



マガジンのご紹介


このnoteは私自身の「知」に対する欲求を満たすためのものでもあります。

ただ、BTSに触れる前の方もたくさんいらっしゃると思うので、少しでも多くの方にもBTSを知ってもらったり、触れてもらえたら嬉しいなという気持ちもあり書いている部分もあります。

また、ARMYさん達へは曲やメンバー、コンテンツなどについて楽しく共有したい気持ちと、BTSを通して自分の「知」も共有できたらなと思っています。

ということで、いくつかマガジンを作成してカテゴリに分けております。

まだまだ歩き始めたばかりで拙い文章ではありますが、良ければ「知」活動にお付き合いいただければ嬉しいです。

※ これからもマガジンのカテゴリは増やす予定なので、変更があれば随時アップデートしていきます♪


コンテンツ

数多くのコンテンツを抱えるBTS。新規ARMYだからこそ味わえる迷走も含めて、申込方法やコンテンツ自体の紹介をしています。


ライブ・パフォーマンス

ライブコンサートやスタジオライブなどのパフォーマンスについてセットリストや感想、補足情報などを書いています。


曲語り

どんどん充実させていきたいマガジンです。BTSの曲は3桁ありますので、これからの道のりはとっても長く私自身も書くのを楽しみにしています。


コラボ曲

他のアーティストとのコラボもたくさんしているBTS。コラボしている曲のご紹介やコラボしているアーティストの楽曲などをご紹介しています。


カバー曲

音楽好きなBTSの皆さんは数多くのカバー曲もリリースしています。カバー曲、原曲とともに、原曲を歌われているアーティストについても書いています。


メンバー+

BTSのメンバーや関係者などについて書いていきます。


花様年華

同名のアルバムから始まる一連のストーリー群です。数多くのMusic Videoの中にも散りばめられており、現在も続いています。あらゆる伏線が張られており、哲学や芸術、人生観などのメッセージなどが深くつないでいます。考察とまではいきませんが、感じたままにいろいろな形式で表現していけたら良いなと考えています。



アート館

たまに絵を描くのが好きだったりして、BTSの楽曲やパフォーマンスなどが表現や創作欲を高めてくれることがあります。思いついたことを思いついたままに創って掲載しています。



学びの部屋

BTSを通して、日常生活のヒントや考え方、身近なこと、世界のことなどを書いています。



BTS note

上記におさまらない内容をこちらにまとめています。


自分も楽しみつつ、読んでくださってる方も少しでも楽しんでいただけるものを書いていきたいと思います😊

どうぞよろしくお願いいたします😌✨

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