BTS:Art work_『Euphoria』
JUNGKOOKさんのソロ曲『Euphoria』をもとに絵を描いてみました。
楽曲はこちらです↓
初めて訪れてくださった方などへ先に補足すると、BTSに関することでアートワークと称して、楽曲や世界観を掘り下げる趣味を時折記事にしています。
うまく言葉にならない時、何でも良いので言葉以外の方法で試してみると、別角度から見えるものがあるよな~と思ったりして、何となく自由気ままに続けていることです。
文字以外で表現した脳内メモをそのまま共有している気分なので、気楽にお楽しみいただけると幸いです✨
では、さっそく作品を掲載して、その後で解説をいたしますね♪
作品
モノクロVer.
解説
休みの日、息子(5歳)と家でお絵かきをすることがあるんです。
息子にお付き合いして、息子が好きそうなものやリクエストのものを描くこともあれば、息子がひとりで勝手に描いてる場合は、私も何か描こうかな~とBTSの曲をかけて、何かが降りてくるのを待ちます。
先週末は後者の日。
Amazon Musicさんから消えていた『LOVE YOURSELF』のアルバムを聴いてみよう!ということで、『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』を流して、一曲目がこの曲でした。
そこで、すぐにピン!ときます!
「そうだ!『Euphoria』を描こう!」
どんな構図かなぁ…。
「月だ!三日月だ!」
と、何かが降臨して、『Euphoria』をエンドレス再生にしながら思うがままに描いてみました。
描いている時は、テーマとか表現したいことなどはほぼ何も考えてません😅
BANGTAN BOMBで披露してくださった、この月↓が何となく頭にあったのかもしれません。
とにもかくにも月でした。
もっと人のバランスは大きくして、この曲をパフォーマンスする時のJUNGKOOKさん↓をモチーフにしようと思いましたが、何となくバランス的に違うな…と作品のようなサイズになっております。
そして、本当はこの見つめている先は光にするつもりだったんです↓
しかし、光のままにして、だいたいこんな感じかなーと全体を見た時に、なぜかしっくりこない…と思い、最終的には中心は青で埋めました。
光よりはしっくりきました。
そう、全体的に青いイメージです。
自分の中で、このところ青ブームです。
JINさんの『Abyss』も青でした↓
JUNGKOOKさんがカバーした『Falling』を描いたのもベースは青↓
いずれも海の中の青いイメージですね。
『Euphoria』の歌詞についてはまだそれほど深く考えたことはなくて、いずれはしっかりと制作の過程のお話や歌詞の内容も調べて解釈して記事にしたいところですが、日本語訳も多くの方がしてらっしゃるので、今回いくつか拝見したのです。
「青」も「海」も出てくるんですよね。
今回の作品は海ではないですが、先ほどご紹介した2作品と共通すべき着眼点が多いように感じました。
あくまでも、ワタクシ自身の思考回路のお話なので、まったく違うイメージの方もたくさんいらっしゃると思います♪
この記事を書くにあたって改めて調べてみたら、『Euphoria』というのは、Weblioさんによると「根拠のない過度の幸福感、多幸症」という意味だそうです。
なんだか、字面だけ見ると若干ネガティブな雰囲気がありますね。
「根拠のない」、「過度の」、「~症」ってなんだか治さなければならない病気のようです。
良いじゃないですか。
根拠のない過度の幸福感でいっぱいになるような症状があっても…と、個人的には思いました。
ちなみに、『Euphoria』の楽曲はMusic Videoがありますね↓
花様年華シリーズのひとつで、Music Videoというか、ショートフィルムというか、なんと表現すれば良いのか不明ですが花様年華の物語を描いたものとなっています。
ちなみに、花様年華シリーズについてはこちらのマガジン↓にてアートワークと同様に自由気ままに創作しております。
まだ『Euphoria』までには至っていないので、いずれしっかりと書きたいところですが、1点だけ。
この動画で、強いて『Euphoria』を切り取るとしたらこの場面↓な気がします。
今後、この動画について書くためのヒントになりそうなのでメモしておきましょう。
『Euphoria』にはもう一つ映像があります↓
『Euphoria (DJ Swivel Forever Mix) - JK memories by BTS』と題するもので、2019年のフェスタで解禁されたもののようですね。
『JK memories』のタイトル通り、撮影や練習、休憩や移動時間など、様々なJUNGKOOKさんの「日常」がたくさん詰まった素敵な映像です✨
「『Euphoria』を示すとしたらこんな感じだよ」
そんな風におっしゃっているような映像に感じます。
BTSのJUNGKOOKとして生きるチョン・ジョングクという人物の一つ一つの瞬間は、根拠のない幸福感で満ち溢れている。
そんなことを語っていらっしゃるようにも感じます。
楽曲もとっても素敵なリミックスでSoundcloudに音源がアップされていますのでリンクも掲載しますね↓
リミックスの映像は「光」で満ち溢れていますが、幸福感の象徴が「光」であるとは限らないと思うんです。
それがこの絵を描いた途中、中心を光にして感じた違和感だと思います。
目線の先には幸福感を描きたかったけれど、幸福の象徴ははたして「光」だけでしょうか。
例えば、月は太陽の光がないと光りません。
本来であればそこは「闇」なわけです。
しかし、そこに光があてられることで、美しい輝きを放って、人々の心を魅了します。
結局、光り輝く月が人々は高揚させるようにも思いますが、そこには「光」を当てるべき「闇」が必要なのです。
そして、直接月を見て「月がきれいですね」とは言いますが、直接太陽を見て「太陽がきれいですね」とは言わないような…。
つまりは、闇があってこその光で、光があってこその闇。
完全に後付けですが、幸福感というのも、その逆を知らなければ本当の幸福感にはたどり着けないのではないか、というのがここで考えたことでした。
着眼ポイントは、今自分がとらえている範囲や角度、距離感は果たして本当にその対象をしっかりととらえているのか、ということ。
なんだか、ちょっぴり理屈っぽい話になっていきましたね。
書いてみて思いました。
個人的にはしっかりとらえていようが、とらえていまいが関係ないと思っている感覚人間が何を言っているのか…、と😅
視点を変えましょう!
『Euphoria』の歌詞に次のような歌詞がありますね。
いろいろな訳し方ができると思いますが、直訳するのであれば、君が僕のEuphoria(根拠のない多幸感)の原因、ですかね。
つまりは君は僕の幸せそのもので、極端な話をすると、君がいなければ僕の幸せは成り立たない、とも取れます。
たいへん重たいお話です。
スーパードライな性格なワタクシがこのセリフをパートナーから言われたらドン引きするかもしれません。
でもそういうことを言う人間ほど、言われたら喜んだりするんだよね、と自らノリツッコミ。
少し話がズレましたが、ここでやはり違和感です。
…「僕」と「君」って別の人なの?
…もしかして、同じ人じゃない?
先日描いた『The Truth Untold』↓を考えていても思ったことです。
「僕」と「君」との恋や愛を描いているものかもしれません。
受け手のとらえ方によってはいろいろな「You」が生まれることでしょう。
しかしながら、このところのワタクシは、このアートワークと花様年華を書き進めるうちに、この「僕」や「君」に多大なる疑念を抱いているのです。
第三者として考えることもできると思うのですが、自然と結びつくのは自分自身の中の内なる世界のお話だったりします。
なので、やっぱり『Euphoria』でも「僕」は「君」であり、「君」は「僕」である気がするのです。
今のところは…😅
私が描いた絵の人物は、歌詞でいうところの「君」を探して迎えにいくところか、「僕」に手を差し伸べてもらうのを待っているところか、自分で描きながらも不明です。
しかし視線の先は必ず自分自身なんです。
これも後付けなんですが、けっきょくのところ、自分を幸せにできるのは自分だけだったりすると思うことがあります。
例えば、恋に落ちて、とっても好きになって、愛を伝えあって、お互い同じ気持ちであることを確かめ合いますよね。
愛を伝える方法は、言葉だったり、態度だったり、もしくはプレゼントだったりするかもしれません。
それでもね、実際のところはお相手の胸の内って、明確には見えないじゃないですか。
身体の一部に「恋」というパーツがあって、そこをパックリ割ったら、自分の名前がわんさか出てきたとか目に見えるカタチがあれば「根拠」になりますよね。
しかし、そういった「根拠」になるものは、やはりその人のとらえ方によるもので、「根拠のない過度な幸福感」だったりする気がするんです。
中には「好きって言ってくれているけど、本当に好きなのかな?」というお相手への不信感が先に立ってしまったり、逆に「私なんかこの人に好きになってもらえるわけない」と自分に自信がなくて確信が持てなかったり、「こんなに好きで一生懸命しているのに何で返してくれないの?」と過剰に求めてしまったり、根拠がないことに気づいてしまって、幸福になれないケースも多々あるのかな、と。
ただ、ふとした目線、ちょっとした気遣いの行動、耳に心地よい言葉、同じものが好きだったり、同じ映画のシーンで泣いたり笑ったり、そうした小さな事柄を「根拠」にして幸せを積み重ねていける人が幸せになれる人なのかなと思ったんです。
たまたま恋愛を例にしましたが、これは他のことでも同じですよね。
推し活なんて、まさにそう。
推しの言葉や様子をポジティブにとらえられるか、その逆かによって、推し活の酸素濃度や潤いが変わってきます。
もちろん、自分の感じるものが合っている場合もあれば、間違っている場合もあると思います。
生きていれば良いことばかりじゃないし、一方で悪いことばかりでもない。
ただ、自分がとらえた感覚の中に、幸せの「根拠」をたくさんたくさん作れる人が幸せになれる人なんじゃないかな、と。
なので、『Euphoria』って誰にでも得られるものなんでしょうね。
大切な人がそのきっかけを作ってくれることもありますが、「幸せ」を築けるのは自分自身。
嗚呼、やはりその先は「光」だったな。
「幸せ」は単純に光だ。
修正した青の真ん中に光を入れたら良かったかな。
いやいや、その青を抜け出た先には光があるはず。
きっとそうだ、想像力でカバーだ。
うんうん。
と最後の後付けをしてこの記事を締めようと思います。
これからもたくさんの「根拠」で自分を埋め尽くして、幸せな人生、幸せな推し活を送りたいと思います✨
そのためにも、引き続きBTSの皆さまに多大なるお力をお借りしますね💜
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