A10.質問機能使ってみませんか?
ご覧いただき、ありがとうございます^_^
all 🍎 小学校教師 です。
突然ですが、Classroomの質問機能は使ったことがありますか?
準備がほとんど必要なく、簡単なのに、ICTの良さを味わうことができるとても良い機能なのです!
「あー、今回全然授業の準備ができなかったけれど、ここはICTの共有機能を使って深めたいな。」
「ICTの使い方が全くわからないから簡単にそれっぽい機能を使いたい!」
など、様々な方におすすめの機能です!
早速、使い方を見ていきましょう!
※今回はGoogleをメインに執筆していきます。Teamsにも似たような機能があるらしいのですが、筆者は使ったことがないのでわかりません…。
質問をつくる
まずは、質問を作るところからです。
Classroomから、「授業」→「作成」→「質問」と進んでいきます。
すると、画像のように「質問を入力するところ」と「記述式」か「選択式」を選ぶボタンがあります。
「質問」にはその名のとおり、質問(発問)を記入します。
「記述式の場合」、児童生徒はタイピングで文字入力を行い、回答をしていきます。
「選択式の場合」、教師はあらかじめ選択肢を作っておき、児童生徒は回答を選択肢して送信する事ができます。
あとは、「割り当て」ボタンを押せば…はい!出題完了です!
準備はこれだけなんです!簡単!
いわば、簡易版Googleフォームと思って貰えば大丈夫です!
質問機能のメリット
では、質問機能にはどんなメリットがあるのでしょうか。
私、all が使用してみて感じたメリットを上げていきます。
児童生徒の考えを共有することが簡単!
まずは、共有化の簡単さとそのスピードアップがメリットとして挙げられます。
つまり、教師も児童生徒も他の人の考えを一覧で見ることができ、自分の考えを深めたり、広げたりすることに役に立ちます。
従来、挙手でしか意見を表明することができなかったときに比べると、より多くの児童生徒が授業に参加しやすくなり、意見の交流が活性化されるとともに、教師側の評価もしやすくなります。
ここで、おすすめは、画像のように「生徒はクラスメートに返信できます。」にチェックマークを入れておくことです。
こうすることによって、生徒同士で良いところを教え合ったり、質問し合ったりすることができます。
例えば、回答が早く終わった児童生徒には返信機能を使って、「意見の良いところ」「賛成するところ」「自分との意見との違い」などをタイピングするように指導しておくと、活性化していきます。
また、教師側でオススメするのは、TV番組のMCのようになることです。
「え?どういうこと?」と思われるかもしれませんが、要は、リアルタイムに上がってきた意見を読み上げていくということです。
「お、Aさんは〇〇と考えているね!」「Bさんの〇〇という意見は鋭いね!」「Cさんの〇〇という意見はどういことか皆わかるかな?」などです。
こうすることで、意見を送信し終えた児童や考えがまとまらない児童に対して、さらに考えるキッカケになっていくからです。
この技術は今回の場合に限らず、ICTを使う上で個人的に大切だと思っているのでぜひやってみてください😉
Googleフォームっぽく、結果が一覧で見れる!
先程ご紹介した選択肢を使った質問を出題すると、結果をGoogleフォームのように数字と簡単なチャートで見ることができます。
以下の画像は、【6年算数 データの活用】の応用問題で使用したものです。
『紙ヒコーキ世界大会に選ぶなら、次の3人のうち誰にする?』という発問のもと、10回の試技を終えた3人の紙ヒコーキの飛行距離を表で配布し、理由ともに代表選手を一人選ぶといった内容の授業でした。その際の決選投票です。
このチャートはリアルタイムで変化していくため、ドキドキハラハラしながら結果を見守りました。
その他、道徳で「ブランコ乗りはピエロを許してよかったのでしょうか。」という質問に対して、「許してよかった。」「許してはいけなかった。」「わからない。」などという回答を作成し、対話のキッカケを作ったこともありました。
まとめ
Googleの質問機能、いかがだったでしょうか。
少し応用編として、実はこの質問機能を使って連絡事項などが書かれたドキュメントを配布し、選択肢に「見ました!」のように設定しておくと、LINEの既読のようにすることができるので便利です。これは、出典を忘れてしまったのですが、どこかのYouTube動画かブログで発見しました。
簡単に使えるので、機能に物足りない部分もありますが、ICTの利点はたくさん味わうことができるので、ぜひ使用してみていただきたいです(^o^)
ご一読いただき、ありがとうございました🍎
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