2022年の創作振り返り、2023年の抱負

こちらは、創作TALK(@create_talk)様主催のTwitterハッシュタグ企画「#創作2022_23」への参加記事となっております。
2023.1.9いっぱいまでの企画ですが、主催の方のご厚意に甘えて、〆切を少しぶっちぎっての投稿となりました。

創作TALKタグから流れてきた方は初めまして。
いつもTwitterやOFUSEの投稿を読んでくださっている方はこんにちは。
ゲーム制作や小説執筆で創作活動をしている沫那環です。
例年以上にヤバいパート先の年末年始繁忙期にやられつつ、どっこい生きています。
せっかくなので、オプションテーマの「オンライン、オフライン」にちょっとからめつつ、2022年の活動を振り返り、2023年の抱負を語ります。

2022年に創作関係でやったこと

オンラインイベントにサークル参加した

サークル名「カミソリエッジ」で、一次創作系のオンラインイベントにサークル参加しました。
昔々、まだ花も恥じらう乙女だった十数年前に、男女カップリングものの二次創作でコミケやCOMIC CITYにサークル参加したことが何度かあります。
二次創作をやめてからしばらくオフラインの同人活動から遠ざかっていましたが、一次創作の活動が本格化してからは、何かのイベントに出たいとは思っていました。
しかし、様々な事情からなかなか参加するチャンスがつかめないまま、昨今の疫病禍に突入。地方住まいの私は、東京へ容易に足を運ぶことすらままならない状態になってしまいました。
自作ゲームの体験版を御披露目するのにいい感じの一次創作系のオンラインイベントないかな~とピクスクを巡回していた時に、たまたま9月開催予定だった「まだまだ!ジャンル迷子オンリー」開催告知を発見。申し込み自体は割と悩まずに終わらせられました。
ただ、そのあと、作品を作るのにめちゃくちゃ時間がかかりました……(詳しくは後述の項目で)
ジャンル迷子オンリーはとても楽しかったです。普段はゲーム制作畑にいるということもあり、文芸・漫画メインの世界は新鮮で面白かったです。
イベント合わせでHumanusの序盤体験版を出します! と宣言はしましたが、宣伝はあんまりしなかったのと、肝心の作品は開場してから大分時間がたってからの深夜に公開したので、当日はあまり反応はもらえなかった気がします。
その後、10月開催の「クリエイターズ文化祭2022~青春は終わらない!~」にサークル参加したのですが、そちらはダウンロード設定がうまくいかず、それなりに注目はされたけど、DL数が伸びなかった感じでした……。
とまあ、いろいろと失敗・反省点だらけだけど、参加して得るものは多かったです。
イベント経由でTwitterを経由して繋がった人もいますし、前から一目置いていたとメッセージを送ってくれた人もいたし、交流苦手・〆切に余裕持って間に合わせるのが苦手な私の割には、よくやった方だと思います。

久しぶりに小説を書き上げた

「まだまだ!ジャンル迷子オンリー」内の企画「Webアンソロジー『冒険』」に、Humanusの番外編小説「ファーストステップは木立にて」を寄稿しました。
小説はこちらから読めます。
ちゃんと小説を書き上げたの、何年ぶりだろう……? というくらい久しぶりに小説を書きました。
しかも、普段長編ものをこそこそと書いている私が、珍しく5000字以内の掌編を書きました。
内容としては、Humanusのヒロイン・ミリカの過去の一幕を描いたストーリーとなっております。
残り字数と〆切と安定しない執筆意欲と闘いつつ、普段書きなれない掌編を書くのは、とても大変だったという思いが強いです(コーヒーめちゃくちゃ飲みまくったし、ブドウ糖で脳みそフル回転だー!! ってラムネやレーズンかじりまくったし……)
そのうち、盛り込みきれてないと思う箇所を加筆修正して、自分のサイトへもいつか上げたい所です。

Humanusの序盤体験版を公開した

ジャンル迷子オンリー合わせで、Humanusの序盤をプレイできる体験版を公開しました。
制作ソフトを切り替える前のものの冒頭をごく親しい身内にプレイしてもらった経験はあるのですが、全世界に向けて体験版を配信したのはこれが初めてです。
今回公開した部分の完成度はかなり高いところまで行っていたのですが、きちんとゲームとしてプレイできるものに整えるためにそこから更に手を加える必要があり、リリースにこぎ着けたのが会期二日目の深夜、と予想以上に時間がかかってしまいました。
やや長めのドット絵人形劇イベントで思ったようにキャラクターが動いてくれなくて、何度も手直ししているうちに時間がみるみる溶けていったのはいい思い出です。
そんな苦労の? 結晶の「Humanus」序盤体験版、今も絶賛公開中です。
(そのうち、もっと長くて新しい体験版に更新したり、ページ自体を下げると思うので、序盤体験版のダウンロードはお早めに)

久しぶりにTwitterを開放した

いろいろあって鍵をかけていた自分のTwitterを、ジャンル迷子オンリーの開催少し前に再び開放しました。
天岩戸に引きこもってた私を、ジャンル迷子オンリー主催の草群鶏さんの暖かくてパワフルな言葉が外に引きずり出してくれました。
とりあえず、時々スパムが来る以外は、今のところは平穏に過ごせているかな、という感じです。

創作の話を占い師の方に聞いてもらった

BL作家を志している人の鑑定例がブログに載っていたのが決め手になって、星カフェいんよう堂のemico先生に、創作関係の自分の悩みの相談もこみで、オンラインホロスコープ鑑定を受けました。
本命は自己分析と人生相談だったんですが、序盤で「創作しているんです」と話したところ、全体の8割がその話題で占められたような結果になってしまいました。
そこそこディープな話もしているので、ここでは創作に絡んだものだけかいつまんで書きますが、

  • 私の生まれ持った星からして、創作活動はとても合っていること。

  • 2020年からのダメダメ状態は、星のめぐり的にしょうがないこと。

  • オフライン、オンライン共にイベント参加や交流活動は、生まれ持った星的にもいい。

  • 2023年の上半期にいい流れがある。いろいろ仕掛けて行こう。

というようなアドバイスをいただきました。
運気がいい時期も教えてくださり、創作活動においても、自分なりにいろいろと方針を練ることができました。
emico先生は創作活動についてガッツリ専門的に観てくださるという訳ではないけれど(その手の話題に明るいと自己申告している占い師は少ないし、鑑定を受ける側もなかなか言い出しづらいかもね……)、人生相談や相性鑑定をメインに置きながらも、創作活動についても相談したい人にはとてもオススメです。
手相見・ホロスコープ・タロットの三点セットコースもあるし、ZOOM経由のオンライン鑑定だと鑑定時の録画データやデータシートを頂けるサービスも付いてくるので、自分をがっつり読み解きたい方は奮発してみるのもありです。
(私もそのうち三点セットコースを受けたい。初手ホロスコープ鑑定オンリーは、結構もったいないことをした気がする)
札幌の中心部にリアル店舗がある占い処なので、近くに住んでいる方は足を運ぶのもよいかと。

「テレッテレー!創作DAY」に少しだけ参加した

Twitter上で不定期に開催されている、オンライン創作系作業会「テレッテレー!創作DAY」(公式アカウント)に、先日少しだけ参加しました。
ネット上でとはいえ、人の息づかいを感じながら創作作業をするのはとてもはかどります。
カフェや喫茶店にノートパソコンを持ち込んで作業するのもいいのですが、オンライン経由で作業会をやるのも楽しいです。
(おやつタイムにみんなでおやつの写真を共有するのも、食いしん坊の私としては非常に楽しいです)

コピー本の表紙を刷った

ジャンル迷子オンリー合わせで出すつもりで、Humanusのセルフノベライズの序盤部分を収録したコピー本を作ろうと思い、そのための表紙を刷りました。
久しぶりに特殊紙や書籍用紙(淡クリームキンマリ系のやつ)を買ったんですが、刷り上がった表紙を見ていると「やっぱり紙っていいな」という気分になりました。
掌編小説とゲーム本編の方にパワーリソースを割きすぎて(執筆できるほどの時間の余裕を残せなかったともいう)、イベント当日の発行までは行けなかったのですが、かなり自分好みの風合いに刷れたので満足です。

実家からレーザープリンターを引き上げてきた

実家に置いてあったCanonのモノクロレーザープリンター・LBP6040を、自宅に引き上げてきました。
もともと母と後から割り勘する約束で買ったものなのですが、私の方が多く使うだろうし、母は機械音痴気味で使いこなせてないと言うことで、かなり早めに私の管理下に置いた感じです。
モノクロレーザープリンターがあると、コピー本の本文がいつでも刷れるので、今から楽しみです。

2022年を振り返って

こうして2022年を振り返ると、前半はめちゃくちゃうだうだしていたのに、後半になって怒涛の展開を経ていた様です。
オフラインであまり動けなかった分、オンラインの方でめちゃくちゃ動きがえぐかったというか……。
あとこれは2023年の抱負とも絡んでくるのですが、創作活動にリソースを割きすぎて、実生活では伴侶とのコミュニケーションが上手く取れなかったのが個人的に大きな悩みの種でした。

2023年の創作がらみの抱負

さて、2023年の創作活動についての抱負というか目標についてですが、オフラインでの活動を少しだけでもやりたい、というところでしょうか。
パート先の人手不足がなかなか改善されず、オフラインの同人誌即売会が多く開催される日曜日に丸々一日の休みがとりにくい状態ですが、ゆくゆくは「日中にイベント参加→速やかに撤収&移動→遅めにパート出勤」って感じの強行日程にトライしてみたいですね……。

オフライン、オンライン問わずイベントにサークル参加する

ペラくてもいいから小説本を作って、オン・オフ共にイベントで売りたいです!! 2022年に作り損ねたので余計に……!!
オフラインのイベントは、(個人的に安定して休みが取れるはずの)5月に開催される、コミティア144にサークル参加したいです。
スペース当選したあかつきには、ジャンル迷子オンリーで出そうとしていた小説版Humanusのお試し版コピー本と、ゲーム本編の紹介リーフレットをこさえてのぞみます。
自作ゲームを扱っているサークルなので、機材などに余裕があったらタブレットPCを使った試遊台を用意した方がいいんでしょうけど、多分そこまでやれる余裕はない……。
オンラインイベントは、自作ゲーム系のオンリーイベントがあったら、一つはサークル参加したいです。

Humanusの長めの体験版を出す

今年こそは、EP.2かEP.4まで収録したHumanusの長めの体験版を出したいです。
序盤体験版では、プレイヤーにシステム面のあれやこれやをしっかり触れてもらえなかったという反省点があったので、今年はシステム面を推せる一年にしたいなと思っています。

MacBook Proを買う

メインで創作活動に使っているのはWindowsのデスクトップPCなのですが、ゲーム制作や小説の執筆でノートPCが欲しくなるシーンがたびたびありまして……。
サブ機扱いだからOSは揃えなくてもいいよな、という思いもあり、MacBook Proの購入を検討しています。
MV以降のRPGツクール(RPG Maker)製のゲームだとMac版のリリースがわりと簡単にできるので、HumanusはApple Silicon・Intelそれぞれに対応したMac版もリリースすると決めたはいいものの、すぐに使えるMac環境が伴侶のお古のMacBook Proに外付けHDDで間借りしたものしかなくて、ちゃんとした動作確認がなかなかできなくて地味に困っていたというのもMBPを狙っている理由の一つだったりします。
欲を言えばM2チップを積んだ13インチモデルが欲しいのですが、現実的なラインだと、中古のIntel時代の終盤のモデルかなぁ。

RPG Maker Uniteを買い、Unityと少しだけ和睦する

以前、Unityを起動して秒速で拒絶反応を起こした身ですが、今年の春頃にUnityとの連動をウリにしたRPG Makerシリーズの最新作「RPG Maker Unite」が販売されるので、Unityを少しだけでも理解できるようになりたいです。
私自身がUnityとRM Uniteでゲーム制作するかどうかは、今のところ全くの未定です。
(やるとしたら塩漬け状態のネタの一つを使うかも? なくらい)
それでも今時のゲーム制作ツールの有名どころにそこそこ慣れておくことは大切だろうし、Makerシリーズ向けのコード系素材を配布している身としては、JavaScriptプラグインをUnity C# アドオンへ移植するかどうかについても考えてはおかないとなぁって感じですし、Uniteの付属アセットはある程度MVやMZに転用できることもあるしで、今年は無理でも懐に余裕がある時に買っておきたいですね。

副業について検討する

イベント参戦の軍資金とか、新しいツールやAdobe税Creative Cloudの利用費とか、前々から狙っている素材集の購入費用とか、上記に書いたMBPとか……質のいい創作活動をするには多かれ少なかれお金がかかる!
最低賃金にちょろっと毛が生えた程度の時給なパートの身分では、とてもとてもお金が足りない。
……ってことで、そこそこ真剣に(どっちだ)ちょっとした副業を始めようかなと考えております。
手っ取り早いのはRPGツクールMV・MZ向けのJavaScriptプラグイン関係かな、とは思っていますが、日曜大工程度の腕前しかない私がどこまでできるか……。
(本当は、本格的にプログラミングを学んだ方がいいんでしょうけどね……)
誰かからの依頼を受けて小説を書くというのも手だろうけど、限られたジャンルのものしか書きたがらない私にそれができるのか? しかも決めた納期に間に合うのか? となると、こちらもあんまり現実的ではないな……と。
なんにせよ、今後の金策はいろいろと考えて行きたいところです。

最後に

2022年は、いろいろと自分の邪悪な部分が原因で(未だにこのことについては、考えだすと何もしたくなくなるくらい、折り合いがつけられていない。むしろ無理に折り合いをつけない方がいいのか? とすら思い始めてる)、自業自得な形で創作活動を断念してネット上では引きこもり生活を送っていた私が、久しぶりに外に出てきた一年になりました。
久しぶりに自分の創った作品で喜ぶ人の顔が見れたり、イベント参加を通してつながった人もたくさんいました。
ただ、未だに、「こんな邪悪で自分の感性に合わない存在を嫌う人間なのに、なんで毎日頭の中で話の続きをこねくり回しているの?」「不寛容な自分なんだから、早く皆から距離をとりなさい」と冷たくとがった気持ちになって、パソコンの前から離れてしまうことがしょっちゅうあります。
(この思考になったときに作ったものを即座に全消ししようとしないあたり、まだまだ自分は甘えていますね……)
もしかしたら、皆さんが気づかないうちにひょっこりネット上から永遠に姿を消しているかもしれませんが、その時が来るまでは、ちょっとだけでも相手をしてくれると私の気が休まります。
そんな私ですが、2023年も、よろしくお願いします。

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