ネットゲーマーとリモートワーカー
PCの前に毎日何時間も座り続ける姿を想像してみてほしい。
仕事に没頭するリモートワーカーか、オンラインゲームに没頭するネットゲーマーか。側から見れば、どちらも同じように映るかもしれない。ディスプレイを覗くまでは、そのどちらなのかが確定しない意味では、「シュレディンガーの労働者」と呼べるかもしれない。
(サムネ画像は、ネットゲーマーかもしれないし、ゲームのグラフィックデザイナーかもしれない)
面白いことに、一方は非難され、もう一方は称賛、羨望される。
ネットゲーマーであれば、ネトゲ廃人として非難される。一方、リモートワーカーであれば、現代の先進的な働き方として羨望/評価されることがある。(ネトゲ廃人はその10年、20年前からVCなどを駆使してリモートで活動を行っていた)
また、週5の8時間でPCの前に座っていたとしても、両者の印象は真逆である。ネットゲーマーであれば、依存症や中毒として問題視される。一方、リモートワーカーであれば、標準、なんなら最低限度の労働として当然の扱いを受けた上で、「お疲れ様」と労いがあるかもしれない。
両者の違いは、おそらく金の有無でしかない。
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