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#11 「答えをくれている」→そうじゃない!!!

初めましての方もこんにちは。かずのーとです。

ちょっと小話「最近気付いた話」


最近気付いたことがありまして、


記事を書いていて気づいたことなんですが、

僕は説明するのが好き。ということです。


何か気になったことや、思ったことがあれば

調べて、理解して、知識を貯める。


これが自分の趣味かなー?


と昔から思っていました。


しかし、大人と言われる年齢になり、


社会に出て、仕事をし、

お酒も覚えて、いろんな場所に出向き、


いろんな方とお話ししてきて


一緒にいる方が気になっていることや、


疑問に思ったことを


僕が役に立てる知識があれば、


自分なりに説明したり、

相手の悩みがどういう状況なのかを整理したり、


そうする事で相手が喜んだら


とても嬉しい気分になります。


なので、説明することが好きなのだと自覚しました。

ある種、問題を解いて「答え」を出している気持ちになるんですね。





しかし!


しかぁし!!!



このままなんの疑問を持たず

この気持ちを育てるのはとても危険です!


このままだと説明大好き老害になってしまいます。


自分の知識が役に立つことに味をしめたおじさんが、


若い人間に説教のように語る姿。


あの姿に自分がなってはいけません。


それは自分の知りたいことを教えてくれる親切な大人。


ではなく、


説明大好き説教老害くそジジィ。


、、、、少し言葉が汚くなってしまいました。


ですが!


あくまで!!


求められた時だけ!!!


欲しいと言われた時だけです!!!


語るのは!!欲しいと言われた時だけ!!!



自分に言い聞かせました。笑

そして、大事なことなので2回も言いました。


ただ、人の役に立つのであれば、、、


磨くことはやめないようにします。笑



時に、


この説明する能力というのは


使い方によっては人を狂わせてしまうことも出来ます。


今回は自分の経験から、


一人でも被害者を生まないための

啓蒙活動のつもりで書こうと思います。

「説明する」が人を狂わせる魔力


前提

僕は今でこそパワハラを受けていたんだと


理解して、こうして記事を書いていますが、


※こちらは今までの記事です。興味湧けば是非に。


自分の状況に気づくことができていなかった期間があります。

しかも相当長い間。


なぜそうだったのでしょうか。


正直、


「その会社おかしいよ。やめた方が良いよ。」


こう言ってくれる知人は一定数いました。


ではなぜ、


この言葉を素直に聞き入れず、


自分の体や心を壊してまで

仕事を続けていたのか

ある種、パワハラの本質

それは、上司Aが


僕のプライベートや考え方までも管理し、


その時々でAにとって都合の良い言葉で説明できる。


能力を持っていたからだと思います。


あくまでその一面があるという話ですが、


僕にとってはこれは強力な魔法でした。

言い換えると、

僕の人生に「答えをくれている」

様に感じていたのだと思います。


別に正解だったわけでは無いです。

「答え」があっただけ

仕事のエピソード


例えば、僕が独立したい。

商売を自分でしたい。という願望を持っていることは

Aは重々承知しているわけですから、

何かあったらそれを武器にして僕を殴ります。


「こんなことも出来ないなんてお前は昨日来たバイト以下の人間だ。

そんな人間が商売してて誰がお前からモノを買うんだ。」


これは、初めて商品としての牛串を焼いた時に言われた言葉です。


「こんなことも出来ないなんて。お前はサラリーマン以下の人間だ。

偉そうに生きやがって。さっさと動け。」


これは、工程に遅れも出ていないのに、突然かけてきた電話で言われた言葉です。


ほら。


「答え」

くれてます。


先ほど、辞めなかった。

と言いましたが、辞めようとした時もあります。

働き始めて、4年目のことだったでしょうか。

その時は、

今までやめていった先輩達を引き合いに出します。


「今までのあいつらのようにやめたところで何も起きない人生のままだぞ。

意味のない人間が意味のないまま生きていてどうするんだ。

あいつらの様になっていいのか。

人生失敗するだけだぞ。」


こうやって、他人を下げることで、

僕自身の位置は変わらず、


さも進んでいるかのように聞こえる言葉で


「答え」をくれ、

状況を「説明されている」感覚になっていたのです。



プライベートのエピソード

プライベートにおいても。


「お前のような人間では、女一人まともに管理する事なんて出来るはずない。

女は絶って、仕事に集中するべきだ。」


「俺のいう通りに過ごせ。それがいちばんの近道だ。

俺の様な優秀な人間になりたければ、言われたことは素直に聞け。」


このような言葉を常にかけられ続けました。

まず女性に対する態度が許せません。


が、


こうやって、僕の考え方をコントロールし、

仕事もプライベートもがんじがらめの人間を作り上げ、

Aはさらに僕に罵声を浴びせ、

最終的に思考がまともに出来ない人間が完成する。


みんなにも当てはまる?



正直、世の中のパワハラやモラハラを受けている


ほとんどの人がこうなんじゃないでしょうか。


無知やほんの少しの自尊心。

本来持って然るべしの尊厳やプライド。


これを利用され、操られ、

病んでいく。


ほとんどがそうだと思います。


今回、ここまで書いてきた僕がいちばん言いたいのは、


弱者こそ、

自分を可愛がっちゃダメです。

あなたの、僕の

自尊心や、プライドは


他人にとって、僕らを都合よく動かすための

ガソリンでしかありません。


無下にしろといっているわけではありません。

可愛がっちゃだめ。

つまり、

僕らの評価は

あいつでも、自分でもなく、

みんなが作るモノです。

世界は残酷ですが、優しく見えます。

みんなが僕らを見て思います。


「かわいそう。」

「辛そう。」


そんな言葉に溺れ、

悲劇のヒロインを気取っても、


僕らの明日はまた暗く、濁ります。

「あんな風に言われるってことはあの人にも非があるんだわ、いつも暗いし。」

と見捨てられて終わりです。

だったら、


みんなから僕らへの評価を

「あの人、あんな風に言割れてるけど本当は違うのにね。」

「あの人にあんなこと言ってる(してる)やつが可哀想だよね。

そうしないと、自分の強さを誇示できないんだね。」


こうやって作り変えるしかありません。


悲劇のヒロインを助けにくる王子はこの世にいません。


自分が王子です。


この言葉があなたの剣になることを。


僕の経験がみんなの盾になってくれることを


そう思い、厳しい口調で伝えさせていただきました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また〜。

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