Q&Aでよく分かる「献血ボイコット」
Q.何があったの?
A.Twitterで献血拒否を呼びかけた人がいた
Q.賛同者は
A.10人程度
Q.実際の活動は?
A.一切確認されず
Q.ツイートだけ?
A.ツイートだけ
Q.呼びかけのツイートは400以上のリツイートがされている。リツイートは賛同者が多かった証拠だ!
A.リツイートに「賛同」の意味はありません。批判や晒し目的などのリツイートは珍しくなく、また「イイね」ボタンもブックマーク代わりに使われたりします。
Q.それは「献血ボイコットがあった」と言ってもいいの?
A.よくないです。端的に「嘘」です
Q.なんでそんな嘘をつく人がいるの?
A.論旨組み立てて仲間集めるより、敵を作って騒ぎ立てる方が簡単だから
Q.嘘を事実と見せかけるようにどんなことをしたの?
A.「献血事業を破綻させて、人を○そうとした」などと、実態とかけ離れた主張
Q.こうした手法に問題は?
A.批判という表現の自由を奪う
Q.献血ボイコットを呼びかけることは、「レイプしようぜ」とか「放火しようぜ」と呼びかけることと同じ事では?
A.レイプや放火の呼びかけで発生する結果は犯罪ですが、献血ボイコットを呼びかけたところで、発生する結果は「献血をしない」という犯罪ではない行為です。
詳しくは「献血をしない人は犯罪予備軍では無い」という記事を書きましたのでどうぞ。
Q.威力業務妨害なのでは?
A.威力業務妨害かどうかは裁判所が決めることです。
実際に献血ボイコットの呼びかけを威力業務妨害であると日赤が訴え、それが裁判所に認められれば、威力業務妨害でしょう。
しかし、現時点においても訴えられてすらいないのですから、威力業務妨害ではありません。
Q.威力業務妨害になる可能性は残っているのでは
A.残ってはいますが、実際に数件のツイートを証拠として訴えることはありえないでしょう。
もしそのような訴訟が許され、威力業務妨害が適用されるようなことがあれば、企業はTwitterで批判的な言動をしているすべての人を訴えることが可能になります。
私もライターの業務の宣伝としてもTwitterを使っているのですから、批判的なコメントを威力業務妨害として訴えたりすることができるようになります。
企業活動に文句を言ったら訴えられる。そんな社会にしたいですか?
Q.もし実現していたら大惨事だったんだぞ!
A.実現しませんでしたし、実現する可能性もありませんでした。
また、仮に呼びかけによって1000人献血を拒否したとしても、令和元年の献血者数で言えば490万人が献血をしていますので、その程度で大惨事に繋がることはありません。
その主張は誇大妄想過ぎやしませんか?
結論:献血ボイコットがあったあったと騒ぐ人たちの手法は、かつてバカフェミがやってた手法と全く同じです。
バカフェミたちは自分たちの主張が批判されると、「ハラスメント」だ「性的暴行サバイバーにセカンドレイプした」だのと、批判した相手を悪魔化して叩き続けます。
私もそうやってバッシングに遭ったことがあります。
「献血ボイコット」とやらもそれと同じです。さしてフォロワーが多いわけでも、有名人なわけでもないTwitterの1アカウントが献血拒否を主張しただけのことを「反社会的だ」「人が死ぬ」「威力業務妨害だ」などと大げさに叩いて、今もなおバッシングを続ける。
私はバカフェミと同じく、一貫して相手を悪魔化して集団で叩く手法をもって、相手を黙らせる人たちを批判しています。
Q.なぜそんなめんどくさいことをしているの?
A.他人を暴力的に黙らせれば、嘘も真実になる。
そのような社会においては、表現の自由は失われ、金や権力を持つ者が容易に無知な人々を誘導する社会になるでしょう。
これらの行為を批判していかない限り、表現の自由は守れないからです。
Q.これは有料記事ですか?
A.有料にしていますが、記事内容はすべて無料で読めます。投げ銭として300円を設定しています。
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