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秘蔵[GPTs]のメタ認知プロンプトと思考フレームの組み合わせで”ベイブレードX”のマーケティングを考察してみた!

GPTsクリエイターのAIMUです。
今日オープンリリースしたGPTsのお話です。

これまで自分専用のアドバイザーツールとして利用していたMyGPTsをどうしたら使いやすいか、使えるようになるかと色々と機能追加していくなかで、かなり良くなって来たので、一般公開用にミラーGPTsを作成し本日リリースしました。

WebpilotをActionsに置き、メタ認知プロンプトと思考フレーム、また画像内の日本語読み取り機能を加えて、ユーザーの分析、アドバイスの要望にとことん貢献するGPTsです。

メタ認知プロンプトとは

メタ認知プロンプト(メタ認知プロンプティング)というのは、いわゆるメタ認知つまり客観的な認識を伴うプロンプトということで、自身の生成内容を再評価して精度を上げていこうというプロンプティング手法です。

こちらのサイトの内容を参考にさせていただきました。

**解釈**:
**回答**:
**再考**:
**最終的な回答**:
**自己評価**:

https://promptpark.jp/column/meta-pro/

上記のフォーマットに従って回答を生成するという、解釈した指示と最初に回答した内容との整合性などを再考して、最終的な回答を出し、自己評価もするという内容です。

AIMUの考えでは正直”自己評価”はいらないかな、その分別にトークン使った方が良いかもなと思いつつ、この一連の流れは悪くないと思っているので、一旦そのままに組み込んでいます。

思考フレームワークとは

フレームワークを用いて情報を整理し、意味合いを考える思考法のことである。 フレームワークを利用せず、経験や勘に頼って思いつきで考えを進めていくと、重要な点を見落とし、考えるべき事象の相関性や全体像を捉えられないといったことになりかねない。
要はビジネス的な思考の際に、論理性をもって抜け漏れなく検討するための形のようなものです。

今回のGPTsにはとりあず以下の4つ

  • PEST分析

  • SWOT分析

  • AIDMA

  • AISAS

を組み込んでいて、必要に応じて、また指示に応じてGPTが実行してくれます。

もちろんこれら以外にも指示すればやってくれると思いますが、未検証です。

実際の動き

では、このGPTsでどんなことが出来るかというと、以下にテストランした内容がありますので見てください。
通常のChatGPTには含まれない「ベイブレードX」に関する情報について考察してもらった内容です。

以下にチャットリンクとテキスト貼りますね。

[User]
ベイブレードXのマーケティング戦略を検討してください。
[GPT]
解釈:
この質問は、ベイブレードXという架空の製品またはサービスのマーケティング戦略についての考察を求めています。マーケティング戦略とは、製品やサービスが市場で成功するために、どのように市場にアプローチするか、どのような広告やプロモーションを行うかなどを総合的に計画することです。この場合、具体的な製品情報やターゲット市場についての詳細は与えられていないため、一般的なマーケティングの原則に基づいて戦略を考察します。

回答:
ベイブレードXのマーケティング戦略を検討する際には、AISASモデルを念頭に置くと良いでしょう。これは、消費者の購買行動がインターネットの普及により変化していることに対応したモデルです。特に、SNSやオンラインコミュニティでの口コミの影響力が大きい現在、商品の知名度やブランドイメージの形成には、オンラインでのプレゼンスが重要です。

再考:
しかし、ベイブレードXという製品が実際にはどのような特性を持っているのか、ターゲット市場はどこにあるのかが分からないため、マーケティング戦略をもっと具体的に検討するためには、これらの情報が不可欠です。そのため、一般的なアプローチとしてAISASモデルに基づく戦略を考えましたが、製品の具体的な特性や市場のニーズに応じて、戦略を細分化し、カスタマイズする必要があります。

最終的な回答:
ベイブレードXのマーケティング戦略としては、まずターゲット市場を明確に定義し、その市場に合わせたアプローチを検討することが重要です。一般的なAISASモデルに基づき、オンラインでのプレゼンスを強化し、SNSやオンラインコミュニティでの口コミを促進する戦略が効果的です。しかし、製品の特性やターゲット市場のニーズを深く理解し、その上で戦略を具体化することが成功の鍵を握ります。さらに、市場動向や競合他社の動きを常に監視し、戦略を柔軟に調整することも重要です。

自己評価:
この回答では、一般的なマーケティング戦略の考え方をベースにしながら、ベイブレードXという特定の製品に対してどのように適用できるかを概説しました。しかし、製品の具体的な情報がないため、一般論にとどまりがちです。より具体的なアドバイスを提供するためには、製品の詳細やターゲット市場に関する追加情報が必要です。

[User]
ベイブレードXについてWebから情報を得て戦略を考えてください。
[GPT]
解釈:
ベイブレードXのマーケティング戦略を検討するためには、その特徴、ターゲット市場、そして競争環境を理解する必要があります。ベイブレードXは、過去のシリーズと比べて、新技術の導入やスポーツとしての位置づけに重点を置いている点が特徴です。

回答:
ベイブレードXのマーケティング戦略は、主に以下の三つの柱から構成されると考えられます:

技術革新と連動性: ベイブレードXは専用アプリとデバイスを連動させ、リアルタイムでのシュートパワー計測やデジタルコレクションの導入を実現しています。これにより、従来の物理的な遊びとデジタルの融合を推進し、ユーザー体験を深化させています​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。

イベント活用: ベイブレードXは「ヴァンフェス2023」のような大規模イベントに出展することで、サッカーファンなど新たなファン層の獲得に成功しています。これは、異なる業界やコミュニティとのコラボレーションを通じた新規顧客層の拡大戦略です​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。

多様なユーザー層へのアプローチ: 過去のシリーズから継続しているユーザー(大人ユーザー含む)へのアプローチと、新たなユーザー層(小学3・4年生)へのターゲティング。この両方向のマーケティングにより、広範囲の年齢層をカバーしています​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。

再考:
これらの戦略は、ベイブレードXの「ホビーからスポーツへ」というブランドポジショニングを強化するとともに、製品の魅力を多角的に伝えることを目指しています。ただし、新技術の導入やイベント活用は、十分なユーザーへの啓蒙や体験機会の提供が必要であり、継続的な情報発信とユーザーエンゲージメントの向上が鍵になります。

最終的な回答:
ベイブレードXのマーケティング戦略は、技術革新と連動性の強化、イベント活用による新規ファン層の獲得、そして幅広いユーザー層へのアプローチを軸に展開されています。これらの戦略は、製品の独自性と魅力を最大限に活かし、さらに市場の拡大を狙っています。今後も、ユーザーとのコミュニケーションを密にし、彼らのニーズに応えることで、長期的なブランドロイヤリティを築いていくことが重要でしょう。

自己評価:
提供された情報を基に、ベイブレードXのマーケティング戦略の主要な要素とその意義を明確に説明できたと考えます。戦略の具体的な実施方法やその効果に関する詳細な分析は限定的でしたが、戦略の方向性と目指すべきポイントを適切に捉えることができたと思います。

[User]
この情報を元にPEST分析してください。
[GPT]
P(政治的な観点):

イベントとの連携: ヴァンフォーレ甲府主催の「ヴァンフェス2023」への出展は、地方自治体や公共団体との連携を示すものです。このようなパートナーシップは、ベイブレードXの公的な認知度を高め、政治的な支持を受ける機会を増やす可能性があります​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。
E(経済的な観点):

技術革新と市場の拡大: ベイブレードXは専用アプリとデバイスの連動により、遊びの新たな価値を創造しています。これにより、玩具市場における新たな需要を生み出し、経済活動を活性化させる可能性があります。また、イベント出展による新規顧客層の獲得も経済的価値を高めています​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。
S(社会的な観点):

多世代ユーザーの形成: 小学生から大人までの幅広い年齢層がベイブレードXのユーザーであることは、社会的なつながりやコミュニティ形成に貢献しています。大人ユーザーが増えていることは、過去のユーザーが再び関わり始めている証拠であり、世代を超えた交流の場となっています​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。
T(技術的な観点):

最新技術の活用: ベイブレードXでは、シュート時の動きをリアルタイムでアプリに反映させるなど、最新技術を取り入れた製品開発が行われています。これにより、従来の物理的な遊びとデジタルの融合を進め、テクノロジーを活用した新たな遊びの形を提案しています​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。
このPEST分析を通じて、ベイブレードXの市場環境を多角的に理解することができます。政治的な支持や経済活動への貢献、社会的なつながりの強化、技術的な革新が、ベイブレードXの成功に寄与していることが明らかになりました。

[User]
SWOT分析するとどうなる?
[GPT]
Strength(強み):

最新技術の活用: ベイブレードXは、専用アプリとデバイスの連動機能を通じてユニークな体験を提供し、ユーザーのエンゲージメントを高めています​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。
広範囲なターゲット層: 幅広い年齢層をターゲットにしており、小学生から大人までの多世代にわたるユーザーを獲得しています​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。
ブランドの強化とイベント活用: イベント出展による新規ファン層の獲得や、スポーツとしての位置づけにより、ブランドの認知度と魅力を高めています​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。
Weakness(弱み):

高い技術依存度: 最新技術の導入による高い魅力がある一方で、技術的な障壁や利用者の技術的な理解が必要になる可能性があります。
競合との差別化: 玩具市場における競争は激しく、他のデジタル連動玩具との差別化を図る必要があります。
Opportunity(機会):

市場拡大の可能性: 新技術との連動やスポーツとしての展開により、さらなる市場拡大が期待されます。
大人ユーザーの増加: 大人向けのマーケティング戦略により、成人ユーザーを増やし、新たな市場セグメントを開拓する機会があります​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。
グローバル展開: 国際的なイベント参加や外国での大会開催など、グローバル市場でのブランド展開が進められています​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。
Threat(脅威):

技術の進化によるリスク: 高度な技術を要する製品は、新しい技術の登場によりすぐに陳腐化するリスクがあります。
市場の変動性: 玩具業界はトレンドに左右されやすく、ユーザーの関心が変化することで市場が急速に変動する可能性があります。
このSWOT分析を通じて、ベイブレードXが直面している内部的な強みと弱み、そして外部からの機会と脅威を整理することができます。これらの分析から、ベイブレードXの持つ強みを生かしつつ、弱みを補い、市場の機会を最大限に活用して脅威に対処する戦略を立てることが重要です。

[User]
AISAS分析では?
[GPT]
Attention(注意):

ベイブレードXは、最新技術の導入やスポーツ競技としての展開により、既存のユーザーだけでなく、新しいファン層にも注目されています。特にイベント出展やアプリとの連動などは、新たな注目を集めるための有効な手段です​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​。
Interest(関心):

専用アプリとの連動やデバイスを利用した新たな遊び方は、ユーザーの関心を引き、ベイブレードXの魅力を深掘りする動機付けになっています。さらに、多様な勝ち方やカスタマイズの可能性が関心を持続させます​ (タカラトミー)​。
Search(検索):

製品情報や戦略の特性を理解したいと思ったユーザーは、公式サイトや関連するイベント情報、アプリの詳細などを検索し、より深くベイブレードXについて知るきっかけになります。この検索行動は、購入や参加意欲の高まりに直結します​ (タカラトミー)​。
Action(購買、SNSのフォロー):

興味を持ったユーザーは、実際にベイブレードXの製品を購入したり、大会に参加したり、アプリをダウンロードするなどの具体的なアクションを起こします。また、公式SNSをフォローして最新情報を得る行動も見られます​ (タカラトミー)​。
Share(情報共有):

ユーザーがベイブレードXの体験や感想をSNSや口コミサイトを通じて共有することで、新たなユーザーの注意を引くことができます。特に、大会の成績やカスタマイズしたベイブレードの性能などの共有は、コミュニティ内での情報共有を促進し、ベイブレードXのさらなる魅力発信につながります​ (マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム)​​ (タカラトミー)​​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。
このAISAS分析からは、ベイブレードXがユーザーの注意を引き、関心を持続させ、検索から購買や参加、そして情報共有に至るまでの一連の流れを効果的に促進していることがわかります。ユーザーのエンゲージメントを高め、ブランドロイヤリティを構築する上で、これらの要素が重要な役割を果たしています。





https://chat.openai.com/share/1f61cbc7-9722-46fd-9d24-ccf642d26847

どうでしょう、ベイブレードXを知らない方もいらっしゃるかも知れませんが、今タカラトミーがベーゴマを進化させてスポーツ化しようとしているムーブメントがマーケティング側面からしっかり捉えられていて、悪くない考察内容だと思います。

今回はWebから情報を取りましたが、日本語PDFや画像からも読み込み出来るため汎用性が高く、マーケティング分析から、お悩みへの回答まで様々アドバイスをしてくれると思います。

(余談:4/27に発売されるこのセットのベイは現在最強の組み合わせでは)

まとめ

これまでChatGPTが自然に出力する内容には内容が薄い物があったりしましたが、しっかり思考の道筋を与えてデータソースと組み合わせることで、かなり使えるGPTsになったと思います。
通常のChatGPTでもプロンプティングで出来る部分は多いですが、既にInstructionsに投入してあって、すべてがスムーズに進むためかなり使いやすいと思います。

ぜひ皆さんも活用してみてください!!

ということで今回はここまで!
良かった、参考になったという方はスキ、フォロー、SNSでの拡散よろしくお願いします。
それではまたおAIしましょう!
チャオ!


春に祈る。


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