2024年GW 初めてのマドリード旅行でCampeonesを叫ぶ✈️🇪🇸🏆
初めまして、Tfcです。
2019年からサッカーの視聴試合のレビューを行うブログをライブドアブログで掲載して来ました。(間も無く1,000試合達成!)
初めてのNote。こちらでは主に生観戦やそれに付帯する旅行をアップしていこうと思います。
今回のNoteでは今年のGWのマドリード旅行を取り上げます。
最大の目的はもちろん、愛するレアル・マドリードの観戦。
ラリーガにおいて圧倒的な強さを見せつけていた我がマドリーは、観戦するvsカディス戦で勝てば優勝が決まる可能性がある、願ってもないタイミングでの渡欧となりました。
先に言っておきますが、5月1日〜5月8日までの出来事を一つの記事にまとめているので長いです。
自己満日記と思って読んで頂けると幸いです。笑
Day 1 / 5月1日
今回利用する空港は、関西国際空港。
私の自宅から、新幹線と電車を乗り継ぎ約3時間で到着しました。
現在日本とスペインを結ぶ直行便はありません。(2024年10月より、成田ーマドリード間を結ぶイベリア航空の直行便が復活します。コロナ禍の影響で運休が続いていました。)
そのため、今回はエミレーツ航空利用・ドバイ国際空港経由でマドリード=バラハス空港を目指します。
もちろんビジネスクラスやファーストクラスに搭乗する財力はございませんので、全行程エコノミークラスです。
でもエミレーツ航空の機内は飛行時間の割にキツくありませんでしたね。椅子の質が悪くない上、機内食が美味い。(これが割と重要。笑)
というわけで、ドバイでの乗り継ぎを経て、マドリードに到着したのが現地時間の翌・5月2日の14:30ごろでした。(自宅ーマドリードのホテルまで約30時間!笑)
ドバイの豪雨の影響で出発が遅れ、予定より1時間強遅れての到着です。
Day 2 / 5月2日
まずは入国手続き・審査。青い目のオッサンにひとこと「Hello」とカマし余裕の入国。
飛行機が遅れたことでホテルに伝えていた到着時間も遅れてしまっていたので、タクシーでマドリード中心部のホテルに向かいました。
今回泊まったホテルは「8 Rooms Madrid」というアトーチャ駅近くのホテル。8部屋しか無いこぢんまりとしたホテルをBooking.comで予約しました。
初日はロングフライトの疲れもあるし、ホテルの部屋でゆっくり休もう…。
と思っていましたが、眼前に広がるマドリードの街並みに分かりやすくテンションが上がった僕はすぐさまホテルの部屋を飛び出しお散歩スタートです。笑
散歩していると、ある事を思い出します。
「あ、5日のバジェカスであるラージョvsアルメリアのチケット買いに行かなきゃ!」
ラージョのチケットは欧州5大リーグで唯一ネット販売をしていないため、ホームスタジアムであるエスタディオ・デ・バジェカスのチケット売り場に出向かなければ購入できません。
メトロの切符の買い方は事前に予習していたので難なく購入。ホテルの最寄駅「Menendez Pelayo駅」からスタジアムの最寄駅「Portazgo駅」に到着。
あれ?なんか店も閉まってるし人も全然いない。
ラージョの公式HPで調べてみると、まだ販売開始前でした。いや、3日後試合やぞ!?
ラージョのチケット購入が翌日以降に持ち越しとなると、疲れが一気にどっと押し寄せたのでホテルに帰ることに。
ホテルの近くのパン屋さんでチョコクロワッサンなどパンを2つ購入し、コンビニでお菓子とジュースを買ってホテルに帰着。初日を終えました。
Day 3 / 5月3日
この日は夜9時にマドリード郊外・ヘタフェのコリセウム・アルフォンソ・ペレスにてヘタフェvsアトレティック・クルブの観戦。それまでは観光です。
やはりマドリードといえばグルメ。(と勝手に決めつけました。)
行ってみたかったサン・ミゲル市場やマヨール広場、プエルタ・デル・ソル一帯へメトロでGo!!
サン・ミゲル市場でピンチョスを一通り楽しむも、夜9時まではかなり時間があります。
あ、そうだ。サンティアゴ・ベルナベウへお土産買いに行こう。
再びメトロに飛び乗り、Santiago Bernabeu駅に向かいます。
人生初のベルナベウへ到着。
まずは公式ショップへ向かい、弟にねだられていたユニフォームを物色。
あいつベリンガムが好きって言ってたっけ。ヴィニは嫌いって言ってたな。。笑(ちなみに弟はハイライトを見るだけのゆるふわシティズンです。)
というわけで、10 Modricのユニフォームを購入。流石に175ユーロもしたので文句は言わせない。笑
(マドリディスタ・プレミアムに加入しているので少し割引が効いたはずです。でも高い!)
スタジアム外にはいわゆるアンオフィシャルグッズの露店。非公式の偽物とはいえ、裏を返せばネットでは買えないレアグッズ。友人や自分へのお土産用として
レアル・マドリードvsカディスのマッチデーマフラー
レアル・マドリードvsバイエルンのマッチデーマフラー
を大量に購入して満足。再び腹が減って来たのでその辺のカフェでハンバーガーを食べながら、再びあることを思い出します。
「あ、ラージョのチケット…」
ラージョの公式HPを開いてみると、なんと本日より販売開始!
再びPortazgo駅を目指してメトロで移動。
無事チケットをゲットしました〜!
ロングサイドで見たいな〜と思っていましたが、席種の読み方が難しい。チケット窓口のオジサンがコワモテだったので、モタモタしてたら怒られそう…。一番読みやすかった「Lateral Baja(ラテラル・バハ)」を購入しました。
あ、窓口のオジサンは普通に話すと優しかったです。グラシアス!
だんだん夕方になって来ました。スペインは20時ごろまで陽が沈まないので、夕方はまだまだ明るいです。
早めにコリセウム・アルフォンソ・ペレスに向かい、スタジアム周辺を散策したいなぁ〜と思ったので、メトロの乗り継ぎを頑張り「El Casar駅」まで到着。ここからスタジアムは徒歩10分くらい。
コリセウム・アルフォンソ・ペレスに18時過ぎに到着。
スタジアム前に例のアンオフィシャルグッズの露店があり、この試合のマッチデーマフラーも売っていたので思わず購入。
それでもだいぶ時間あるな…。
ヘタフェの街は学生街なので、それほど観光スポットもない。
スタジアム周辺でオヤツでも食べながら待つことに。アトレティックのファンがかなり多い。
そしてキックオフ約1時間半前に開門。
眼前に、日本で見たことのあるスタジアムの景色が広がります。
あぁ、俺ラリーガ見に来たんやなぁ、としみじみ。
有名なmahouのビールとともにキックオフを待ちます。
席はメインスタンド1階、選手入場口の真横。(選手入場シーンに僕も映ってました。笑)
ボルダラス監督の熱い声が聞こえるこの席から観戦します。
試合はハイライト映像見てもらえれば分かるので多くは語りません。
ニコ→イニャキの兄弟ホットラインからアトレティックが2得点。
後半、アトレティックは両CBとバルベルデ監督が退場。
雨あられのようにヘタフェがシュートを浴びせますが、GKウナイ・シモンがパラドン連発。
2-0でアトレティックが勝利しました。
ラリーガ初観戦にしては、香ばしすぎる試合でした。
欲を言えばイケル・ムニアインがピッチで見たかったが、試合展開が試合展開なだけに仕方ない。
メイソン・グリーンウッドもニコ・ウィリアムズもキレキレだったなぁ。
ヒル・マンサーノ主審も相変わらず大暴れだったし。笑
(今年3月のメスタージャでの謎のレフェリングはまだ許せません。笑)
帰りはFree Nowでタクシーを手配し、無事日付けが回る前にホテル帰着。
翌日のベルナベウ観戦に備えて就寝です。
Day 4 / 5月4日
この日は最大のイベント。エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードvsカディスの観戦。というかマドリーの応援です。
といっても試合は16:15キックオフ。午前中は観光をすることに。
最後のシベーレス広場は願掛けも兼ねて。
13時を過ぎたあたり。流石に脳内がベルナベウ一色になって来たので早めにスタジアムへ移動することに。
前日にお土産を買いにベルナベウに来ていましたが、いざ試合日となるとスタジアム周辺の雰囲気は更にお祭りムードに。
露店がこれでもかと立ち並び(売ってるものはほとんど一緒)、購買意欲を掻き立てます。というかまた一本マフラーを買っちゃいました。
スタジアム近くのサンドウィッチ屋さんで昼食を済まし、いざスタジアム内へ。
席はメインスタンド1層。北ゴール裏側のとても良い席でした。
試合前のHala Madrid …y nada mas。
日本で映像を見ながら口ずさんでいたあの歌・あの景色が目の前に。
今見てるこの景色
今吸ってるこの空気
今聞こえるこの音
全てがエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウであり、全てがレアル・マドリード。
ガチ泣きしそうな所でしたが、隣に可愛いお姉さんがいたのでベロを噛んで耐えます。
試合は3-0の快勝。試合終盤はカンペオーネスの大合唱。
感無量・大満足の試合を終える。
来季買うユニフォームは、この試合で最初にゴールを決めた選手と決めていました。
来季のユニはこの試合で先制のゴラッソを叩き込んだブラヒム・ディアスで決定です。マドリーのために頑張ってくれる良い選手。喜んで買わせていただきます。
さて、まだスタジアムを去りたくないぞ。
写真を撮りながら名残惜しいこの空気を味わう。
それでもさすがにずっとその場に居座っていては迷惑になるので、良きタイミングでスタジアムの外へ。
試合後、入れ替わるように始まったジローナvsバルセロナでバルサが引き分け以下ならマドリーの優勝が決まる。
一旦ホテルに帰り、スマホでバルサの映像をチェック。
おいおい!マドリー育ちのミゲルが逆転弾ぶち込んだぞ!
やっぱりまだ白い血が流れてんだなぁ、と勝手に嬉しくなる。
ジローナ4-2バルセロナ
マドリーの36度目のリーグ優勝が決定!
晩飯にUber頼んでハンバーガー食いながらバルサ戦見ようと思っていたものの、全然届かないUber。笑
当たり前に時間通りに届く日本とは違い、予定より1時間以上遅れて届いたハンバーガーを見て文化の違いを痛感。
あぁ、シベーレス広場行きたいのに〜!
やっと届いた冷え冷えのハンバーガーを急いで頬張り、暗くなったシベーレス広場へメトロで向かう。
が、到着した時には人だかりでシベーレスの女神がうっすら見える程度。
X(旧Twitter)を見る感じ、選手も車でシベーレス女神の前を通ったっぽい。僕が着いた頃には時すでに遅し。
同じ空間・同じ空気は味わった。と自分に言い聞かせ、ホテルに帰りました。
Day 5 / 5月5日
かなりマドリードの街や文化にも慣れて来た5月5日。(スペイン語は相変わらず分からない。)
この日はサッカーを2試合観戦する日。
まずはマドリード郊外・マハダオンダへタクシーで向かう。
アトレティコ・マドリードの練習場内にある、エスタディオ・セッロ・デル・エスピノへ。
タクシーのオッチャンに「アトレティコの練習見学か?」と聞かれたが、「いや、ラージョ・マハダオンダだよ。日本人の中井って選手がプレーしているんだ」と英語でコミュニケーションを取る。
タクシーのオッチャンはおそらくラージョ・マハダオンダは知ってるが、中井選手は知らない感じ。笑
収容人数3,800人のコンパクトなサッカー専用スタジアム。アトレティコのBチームが試合を行ったりもする。
お目当ては3部のラージョ・マハダオンダに所属する「ピピ」こと中井卓大選手。
なかなか先発機会に恵まれていないのは知っていましたが、この日もベンチスタート。
日の丸を掲げて選手のウォーミングアップを待っていると…。
なんと中井選手がこちらに気付き、歩み寄って話しかけてきてくれました!!感謝!
メチャクチャ礼儀正しくて感心。試合後のファンサービスエリアも教えてくれた。
試合はラージョ・マハダオンダvsオサスナB。
降格が決まっているラージョ・マハダオンダは背番号の大きいカンテラーノが多くピッチに。
結局中井選手にプレー機会は訪れず。試合は試合終了間際にマハダオンダにゴラッソが決まり2-2のドロー決着でした。
試合後は持参していた日本代表ユニフォームにサインを貰い、ツーショット写真も撮ってもらいました。
元々日本人マドリディスタなら中井選手のことは応援して当たり前だと思っていたけど、この一連の中井選手の人柄を目の当たりにし、今後もずっと応援していくことを決意しました。
いつか日本代表に中井選手が招集され、その試合に今回サインを貰った日本代表ユニフォームを持っていくのが僕の新しい夢に加わりました。
試合後、マドリード中心部のホテルに帰るためタクシーをFree Nowで手配。
も、タクシーが捕まらない!
15分待てど、20分待てどドライバーが見つからず。
選手も全員帰ってしまい、スタジアム周辺が閑散としてきたあたりでガチで焦りを感じ始める。
結局中井選手のファンサービスから45分くらい経ってからなんとかタクシーが見つかり、帰ることが出来ました。(おそらく今回の旅行で唯一焦ったシーンでした)
ホテルに一旦帰着。夜9時からはエスタディオ・デ・バジェカスでラージョvsアルメリア。キックオフ1時間半前くらいに到着するように行こうとプランを立て、一旦ホテルで仮眠を取る。
そして夜、この旅行3度目のバジェカスへ。笑
この試合で今回のラリーガ観戦はこれが最後かぁ〜と少し寂しい。
それでも、一度行ってみたかったバジェカスに今自分はいる。
するとキックオフ直前に豪雨が。笑
当然雨具を持って来てない僕は、慌てて屋根のある上段スタンドへ。
もちろん上段に自分の席はないので、コンコースで立ち見観戦。
日本だと「自分の席に戻って!」って警備員に言われたりするが、バジェカスに関しては警備員がその辺で所構わずタバコを吸っている。
この緩さ、悪く言えば民度の低さ。個人的には全然嫌いじゃない。足元に散らばるヒマワリの種の殻もスペインだからこそ。(ヒマワリの種の殻を足元に捨てるのを禁止しているスタジアムも増えてるらしい。スタジアムにネズミが増えたんだとか。笑)
試合は降格が決まっているアルメリアが1-0で勝利。
前半、ラージョのチャバリアが信じられないスローインミス。
拾ったエンバルバからチョコ・ロサーノでゲット。
以降ラージョが猛攻も、アルメリアのGKマキシミアーノがパラドンを連発しました。
試合後は雨のため足早にメトロに乗り、ホテルに帰りました。
Day 6 / 5月6日
この日は特にノープラン。最後の観光を楽しみ、そしてマドリーのマフラーでは喜ばない人のためのお土産を買う日。笑
写真にはありませんが、ソフィア王妃芸術センターにも行きました。
基本的にレストランでパエージャを食べようと思っても、2人前からの注文のお店ばかり。
僕は今回1人で旅行しているので、パエージャはお預けかなぁと思っていましたが…
サン・ミゲル市場で1人用のお皿にパエージャを盛り付けてくれるお店を発見!
テンション上がって即注文しました。
感想は…米が硬い(笑)
このサイズで13ユーロ。円安のことは忘れて楽しもうと思っていましたが、いや〜たけぇなぁ…笑
その後もダラダラ食べてフラフラお散歩してを繰り返したので、この日のレポはこのくらいにしておきます。笑
Day 7 / 5月7日
ついに帰国。
14時ごろのフライトなので、10時にチェックアウトしタクシーで空港へ。
流石に5泊したホテルなので、少し名残惜しい。お洒落なエレベーター、優しいスタッフのおばさん、毎朝サービスしてくれるクロワッサンとマフィン。
そこまで高いホテルじゃなかったので、なんの文句もない寝泊まりができました。
次も1人旅だったらここでいいかな。立地もいいし。
タクシーの車窓からマドリードの街並みを目に焼き付けながら空港到着。
受託手荷物預けの際、空港職員はアジア人の僕を見るや英語で対応してくれて助かりました。笑
しかもゲートまでの行き方を丁寧に教えてくれ、最後は日本語で「ありがとう」と。
イスコ似のお兄さん、ムチョグラシアス。
導線も分かりやすかったので、難なく出国・搭乗手続き完了。
あとは帰るだけに。
搭乗開始を待つ間にマドリード旅行を振り返る。
タクシーのオッチャンが「日本語は難しいけど、乗せた日本人のお客さんはみんないい人でいい思い出ばかりだよ」と言ってくれたり。
「お、マドリディスタなのか?」と聞くや、Hala Madrid y nada masを流してオッチャンと歌ったり。笑
スタジアムでもみんな優しかったな。
ベルナベウで写真を撮ってもらったお兄さん。「いいマフラー持ってんじゃん!俺にも写真撮らせて」と声をかけてくれて、そこからやり取りが生まれたり。
マドリードの街そのものの魅力
さすが美食の街というべきグルメ
目の前で行われるフットボールの情熱
うん、最高だった。また来よう。
次行くときには、円安がなんとかなってくれることを祈って。笑
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