人事の僕が新プロダクトに向き合い続ける話|Meety利用開始から7ヶ月の今思うこと(&今日から使えるMeety Tips付き!)
どうも、すべての経済活動をデジタル化したい石黒です。
今日はMeetyの話をします。TwitterのTLで本当によく目にするようになりましたね
ハッシュタグ #Meety の結果
https://twitter.com/search?q=%23Meety&src=typeahead_click&f=live
カジュアル面談の受け皿問題(採用担当目線)
コロナな生活を強いられ始めてから、はや1年半が経過しました。
私はLayerXというテクノロジースタートアップで、採用という業務を担っています。インターネット業界における採用という意味では前職から5年以上向き合い続けていますが、この1年で採用シーンにも大きな変化が訪れ、新しいスタイルが生まれているようにも思います。
例えば、面接は全てオンラインになりました。
→面接の後に「ちょっと他のメンバーと話していきます?」ができなくなりました。
例えば、Meetup等のオフラインイベントもオンラインになりました。
→懇談会、懇親会、カジュアルに接点を持つことや、近況交換ができなくなりました。
例えば、入社日やオンボーディングもオンラインになりました。
→気になるあの人と「ちょっとキャッチアップがてら食事に行こ〜」ができなくなりました。
こんな状況になっても、採用マーケットは冷えるどころか加熱する一方です。
「採用活動における大事な接点」の変化
採用活動って「入社」がゴールに見えますが、「入社後に活躍していただくこと、またそれを通じてメンバー(候補者)の人生が豊かになること」だと僕は考えています。
また、採用活動(採用担当目線)を転職活動(候補者目線)という別の観点で見るとするならば、僕はそのプロセスこそ価値があるものだと思っています。
転職活動のプロセス
新しい情報を得る→自身に向き合う→選択肢を整理する→更に情報を増やす→選択肢を絞る→(最初に戻る)
雑に書くとこんな感じかなと思います。納得感を持った意思決定をするためにはたくさんの改善サイクルと、アクション(いろんな手段)が必要になります。
ここでまた企業側の「採用活動」の目線に戻ります。
ここ数年、マーケットで行われていたような「社長に会える!経営幹部に会える!」だけじゃなくてもっと具体的な情報提供や情報収集の機会を提供していく必要が出てきていると感じています。透明性が高く、リアルに働くメンバーからの生の声が聴ける、そんな「候補者(未来のメンバー)が自分らしい意思決定をするための情報」を提供していけるといいのではないでしょうか。
全員採用の実践
ちょうど今週のLayerXの週次定例(全社定例MTGのこと)でCEOの福島さんから「全員採用」がありました。もしかしたらありふれている話かもしれませんが、どの観点で見てもいいことばかりです。
社内影響
- メンバーみんなが会社のことをより理解しようとする
- 多くの候補者(候補者予備軍)に出会える
- 社内が盛り上がり「私もやってみよう」が増える
社外への影響
- モメンタムができる
- 候補者への入社前後の情報ギャップの低減につながる
Meetyの価値
Meetyが面白いのは「会社アカウントがあるわけじゃない」という点です。Wantedlyさんの「話を聞きに行きたいボタン」とは違うわけです。
「カジュアル面談のプラットフォーム」と、その場を定義しており、心理的に安全なコンセンサスが作られているわけです。
「TwitterでDMするのはやっぱりハードルが高いんだよなぁ」
このイシューを埋めています、確実に。
私は今日時点で約50件程度のマッチングをしていますが、多くの方に「TwitterDMしていいよ!と石黒さん言ってくれていますがやっぱりちょっとハードルあったりするんですよね〜。Meetyなので思い切っちゃいました!」みたいなことを言われます。ここを埋めてくれたMeety、次にどのイシューを解決していくのか、一人のユーザとして楽しみです。
僕はMeetyはやりたいことのまだ1%くらいなんじゃないかと思っています。
LayerXのカジュアル面談知ってください
僕がMeetyを応援しているのは、プロダクトの魅力、代表の中村さんのお人柄もそうなんですが、実際にこれをきっかけに入社してくれたメンバーが活躍してくれているからです。
Meetyきっかけ入社メンバーのnote
Meetyきっかけ入社メンバーが公開しているMeety
他にも多くのLayerXメンバーのカジュアル面談があります。最近聞いた話ですと、複数のメンバーとお話しいただく方(例えば私石黒とデザイナーの女性メンバーに話を聞いてからエントリーを検討する)も増えているようです。これには「ふむふむなるほど上手な使い方だな〜」と感心しています。
以下のメンバー、本当にみんな推せるメンバーなので、ぜひぜひ声をかけてみてください!
さいごに
Meetyがこのあと伸びるのか伸ばすのかは僕たち次第。使っている人が楽しく、そして「まだ、ここにない、出会い。」が増えていくことだと思っています。(リクルートさんのコーポレートメッセージですね、改めて素敵です)
当事者になってプロダクトを愛し育てよう。
番外編:今日から使えるMeety Tips
7ヶ月使っている私から、ちょっとしたTipsを共有します
1.「日程調整がちょっと面倒」という方
→SpirやCalendlyを準備しておく。確実に便利です。今すぐ使い出したほうがいいですよ!
2.期待値を揃える
→お互いの限られた貴重な時間です。話したいことを揃えてておくと良さそうです(僕はこんな感じで初回メッセージを送らせていただいています)
はじめまして、LayerX石黒です。ご連絡ありがとうございます!
よろしければ以下より私のCalendarをブロックいただければ幸いです
https://calendly.com/hogehoge~
なお、ご返信にあたり以下3点をいただけるとお互いの時間がより有意義になるかと思っております(ご協力いただけると嬉しいです)
1.ブロックいただきました時間枠
2.お話したい内容/アジェンダ(あれば)
3.かんたんなプロフィール(限られた時間なので前提を揃えるため)
どうぞ、ご確認のほどお願いいたします!
今日はこのあたりまで!
(さいごのさいごに👇最近できたLayerX Entrance Bookページを貼っておきます)