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「エンジニア採用」に悩むあなたにオススメの本。そして読むべきは本だけじゃない、という話

こんにちは、メルカリの石黒 ( @takaya_i ) です。
#初note、思った以上に多くのお方にお読み頂き、社外だけじゃなく社内からも反応をもらえて嬉しかったです

さて、「次何書こっかなー」と思い、Twitterで聞いたらこんな感じだったので、そのテーマで書いてみます

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エンジニア採用はみんなのテーマ

この世界で人事採用に携わり5年近く経ちますが、「エンジニア採用がうまくいってます!」という会社/人に出会ったことはありません

大なり小なり悩んでいますよね。経営者/人事だけの悩みではなく、CTOやソフトウェア・エンジニアがチームで仕事をしていく上での永遠のテーマだったりします

今日お伝えしたいのはこの2つ

1/「文法」と「プロトコル」を知る
2/「読む」と「アクション」を繰り返す

「文法」と「プロトコル」

まずこちらをお読みください(めっちゃタイミング良く素晴らしいアレが出ていました)

――エンジニアのコミュニティで話ができるようになると、相手を理解するだけではなく、新しいアイデアや視点も生まれそうですね。
広木:視点という意味では、エンジニア採用がうまくできている人事・広報の方って、中身までは詳しく知らないけれど、エンジニアの言葉遣いというか、単語選びがわかっているんです。エンジニアが、話していて違和感を覚えない言葉で会話ができるだけでも、大きな違いがありますよね。

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別に本じゃなくてもいいんです。5年前、メルカリに入社したばかりの僕はソフトウェア・エンジニアと採用担当である自分自身の「文法」と「プロトコルの違い」を理解したいな、と思ったんですね

当時から言われていたのは「エンジニアの採用を強化して欲しい」

六本木オフィスはまだ40人くらいでした。その半分がエンジニア。最初にやったのは「おすすめの本ありますか」とエンジニアに聞きまくること。みなさんちゃんと教えてくれます

以下に推薦する3冊に共通して言えるのは「雰囲気に流されがちな非言語な部分について、言語化のプロセスを経ることで非エンジニアの理解が格段に進む」という点

「難しいこと」が書いてあるわけではなく、「やったほうがいいこと」が多く書かれています。(と思って読むと、その後の行動が変わります)

オススメの3+2冊

ということで、まずオススメの3+2冊

[1]Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

[2]世界で闘うプロダクトマネジャーになるための本 ~トップIT企業のPMとして就職する方法~

[3]ソフトウェア開発者採用ガイド

ここまでは、まず読みましょう。そしてポイントは机の上に置いておくことです。「文法」と「プロトコル」の見える化をしましょう

加えて、これらの本もおすすめです。ソフトウェア開発とチーム、みたいな話をあらゆる形でシャワーのように浴びてインプットするのに良いと思います

[4]小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

こちらは最近の本ですが、こちらも余裕があれば。読み始める順番として、悩み始めてからでも良いかなと思います

[5]エンジニアリング組織論への招待

本よりも大事な「読むべきもの」

さて、本を読むのもいいですが、エンジニア採用担当になったら、これも読んでおきたいよね、ってものを書いておきます

- Job Description(募集要項)

…自社のエンジニア募集要項は確実に読みましょう。と言うか、本より先に読んでください。わからない言葉が出てきたらHiringManagerやエンジニアに聞きましょう

「読む」と「アクション」を繰り返す

その前にできることもあります。わからない言葉は(わからない言葉だらけのはずです、大丈夫)4アクションを覚えてください。と言うか体が動くまでやりましょう

[1]ググる
ggrksです。知らない言葉はググります。画像でみると関連ワードが出たりなど有用です

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[2]自社Slackで検索する
エンジニアのチャンネルでどういう文脈で使われているかを学びます
[3]Twitterで検索する
どんな使われ方、誰が周辺技術に興味を持っているのか、を学びます
[4]LinkedInで検索する
ここまで行くことはそう多くないかもしれませんが、「採用」が目的ならば、特定技術がどの会社/どの領域/どの場所で使われているかを理解しておく必要はあるはずです

僕がメルカリに入社して最初にやったこと

このスライドの[21P]に書いていますが、1on1してもらって、知らない言葉を調べて、学んで、勉強会に行く、ということを繰り返していました

繰り返すこと、失敗から学びを積み上げていくこと

何事もそうですが「エグゼキューションがすべて」つまりは「やりきり力」がすべてだと思っています、特に採用活動は

競争は激化するばかりの「エンジニア採用」ですが、いわゆる #銀の弾丸 などありません。ひとつひとつ学び、良いところはマネをして取り入れ、実践して、失敗していきましょう!

「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」


おまけ

最近勢いがあるなぁ、良い採用してるなぁ、面白いJD書くなぁ、と(個人的に)感じている会社の採用HPを貼っておきます

FoundX

atama plus

10X

ミラティブ

こういうのも見ておくと学びが多いです

Netflix


note、楽しいですね。前回書いたnoteもこんな反応をもらえて感謝です

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