プレゼンは「お土産」
みなさん、こんにちは。つくしと申します。
今日は久しぶりにお題に挑戦したくなり、大切にしている教えについて書きたいと思います。
わたしは情報発信することが大好きです。
note, twitter, Instagramはヘビーユーザーで、
仕事でもレポートやプレゼン資料作成にのめり込んでしまいます。
いったいいつからこんな状態になったんだろう?
人に伝えたいって強く思うようになったのはいつだっけ?
それが、大切にしている教えと出会ったときでした。
きっかけは高校生向けプレゼン資料作成
時は遡って大学1年生の6月。(15年前という衝撃の事実…)
千葉大学の先生から「理系高校生向けに講演してください」というご依頼を頂きました。
当時私は、ISEFという高校生向け自由研究大会に日本人ファイナリストとして派遣されており、そのときの研究発表について話して欲しいというものでした。
これはなんとしてでも成功させなければ!
わたしはさっそくプレゼン系の本を探すことに。
大学内の本屋さんで見つけたのが「理系のための口頭発表術」という本でした。まさにドンピシャだ!と思いながら意気揚々と購入しました。
運命の言葉に出会ってコンテンツが変わった
この本で出会った言葉が「お土産」でした。
プレゼンはお土産であり、聴衆が「持ち帰れるもの」であることが肝心だ。わたしはこの教えに、とてつもなく感化されました。
どれくらい感化されたかというと、発表コンテンツが、
感化前「研究内容」
感化後「研究内容 + 研究での成功談と失敗談」
になりました。だいぶ違いますよね(笑)
目の前の高校生の皆さんは私の研究に興味ない。
自分も研究頑張ってISEFに行きたいと考えているはず。
その気持ちを応援するような内容にしよう!
そう思って、コンテンツを大きく変えました。
男子高校生のキラキラした目が忘れられない
千葉大での発表当日。だいぶ昔のことなのであまり覚えていないのですが、今でも鮮明に覚えていることが一つだけあります。
それはわたしの発表を聴いている一人の男子高校生が、
とってもキラキラした目で頷いてくれたことです。
自分のお土産で喜んでもらえている!と思えた瞬間でした。
それはもう、言葉にならないくらい嬉しかったですね。
それが原体験となっていて、今でもプレゼンを作るときは
「このプレゼンは何がお土産なのか?」
を常に考えています。
この投稿が少しでも、
情報発信が好きな方の「お土産」になりますように。
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