科学技術と社会をつなげる橋渡し人材になる夢が前進した話
みなさまこんにちは。つくしです。
先日のnoteをきっかけに、様々な方とお話する機会に恵まれ、ネクストアクションが定まりました。
TwitterおよびFacebookでの拡散のおかげでご縁が広がり、夢に向かって確実な一歩を踏み出すことができました。
本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、この3週間のできごとをご報告させていただきます。
💁♀️ サマリ
1. 夢を具体的な職種に言語化できた
2. 様々なステークホルダーから科学技術業界の課題感を聴いた
3. セキュリティと社会をつなげる橋渡し人材になることを決意した
それぞれ以下に詳しく書いていきます。
1. 夢を具体的な職種に言語化できた
昨年末のResearch Fund 3.0をきっかけに、TwitterやFacebookでのご縁が増え、自然と発信やリアクションが多くなっていきました。
「わたしは、どんな人の発信にリアクションしているのだろう?」
「わたしの発信は、どんな人がリアクションしているのだろう?」
この問いに意識を向けてみると、「科学技術と社会をつなげる橋渡し人材」という夢を、具体的な職種に落とし込むことができました。
もちろん、他の職種や複合的な職種もあるはずですが、抽象度の高かった状態から一歩進みました。
2. 様々なステークホルダーから科学技術業界の課題感を聴いた
2-1. 熊谷洋平さんとの1on1
まずは、アカデミア向け求人プラットフォーム「tayo」を運営している熊谷洋平さんと1on1をしました。
熊谷さんとは似たようなキャリアと問題意識を持っており、お話しましょうということに!
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🎤 こんなことをお伺いしました
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● tayoの特徴について
∟ アカデミアの求人、民間求人と同じ並びに大学院生募集がある
∟ アカデミアと民間を行き来するキャリアの多様性が表現されている
● tayoのマネタイズについて
∟ 民間求人掲載に対して企業からお金をもらっている
∟ アカデミアは無料
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💭 熊谷さんのお話を聴いて感じたこと
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● 大学院生募集の求人に惹かれて、「博士号取りたい、学びなおしたい」という自分の欲望に気づいた
● アカデミアを対象としたサービスは、アカデミアからはマネタイズがしづらいジレンマがある
2-2. 津田将志さんとの1on1
次にお話させていただいたのは、Beyond Next Venturesの津田将志さん。
起業版サーチファンド™の運用開始のニュースを見つけたのをきっかけに、お話することになりました。
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🎤 こんなことをお伺いしました
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● Innovation Leaders Program(以下、ILP)について
∟ 研究領域を対象にした、創業経営人材育成・輩出プログラム
∟ 書類選考とインタビュー選考がある
● 研究領域における起業の課題
∟ 研究者が経営も兼任しようとすると、「会社は研究成果を世に出す器」になりがちで、「どのような価値を創出して、対価を得るのか」という観点が抜けてしまいやすい
● アクセラレーターとして意識していること
∟ デザイン思考を大事にしている
∟ どうすれば人の心を動かせるのか?共感してもらえるのか?を考えている
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💭 津田さんのお話を聴いて感じたこと
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● ILPに挑戦したいと直感的に思ったが、なぜ挑戦したいのかを深堀りする必要がある
2-3. 担当者に聞く!「第6期科学技術・イノベーション基本計画」への参加
AirBridge 〜研究現場を考える若手の会〜主催で開かれた、担当者に聞く!「第6期科学技術・イノベーション基本計画」というイベントにも参加させていただきました。
クローズドな会のため詳細は書きませんが、本計画の背景や取り組みについて、ご担当者から直接話が聴ける大変刺激的な内容でした。
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💭 お話を聴いて感じたこと
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● 「博士課程学生の処遇向上」という観点で、経済的に余裕を持つことができるようになった社会人が、再びアカデミアで研究できる、二足わらじで生きていけるような世界観があればいいのにと思った
3. セキュリティと社会をつなげる橋渡し人材になることを決意した
筑波大学の大先輩である五十嵐康伸さんにメンタリングをしていただきました。五十嵐さんの洗練された問いかけにより、みるみる解像度が上がっていきました。
実際の問答を記しますので、同じように抽象度の高い夢に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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🗣こんな風に問答しました
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● 「科学技術と社会をつなげる」ことを求めている人は誰か?
∟ 科学技術に対する正しい知識が欲しい人
∟ 社会課題を科学技術の力によって解決したい人
● どのように関わりたいのか?
∟ 趣味: 消費のみでOK
∟ 仕事: 投資=リターンが求められる
∟ 「稼がないで趣味で関わってオンリーワンを目指す」というのもアリ
● 「社会」とは何なのか?
∟ ぼやけているならそれでもいい
∟ 世の中にある競合サービスとのカオスマップを作ってみよう
● プロセスが楽しいタイプなのか、結果が楽しいタイプなのか?
∟ 結果が楽しいタイプならば、数字で結果を定義してみよう
∟ 数字にすると人を巻き込みやすくなる
また、「仕事が楽しくて辞める選択肢が浮かばない」というお話をしたところ、急速に夢が具体的なアクションプランに変化しました。
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🗻 具体的なアクションプラン
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●「セキュリティと社会をつなげる」第一人者になろう
∟ 軸があると「牧野はどういう人間か?」がわかりやすい、つまり人が集めやすい
∟ 仕事がとても楽しいなら、仕事と重なるセキュリティ分野でやってみたら良い
∟ 自己紹介サイトを作って発信情報を集約しよう
● 興味がある分野と掛け合わせてみよう
∟ セキュリティ × サイエンスコミュニケーション
∟ セキュリティ × トランス・サイエンス
∟ セキュリティ × Research Fund
∟ 「セキュリティと社会をつなげる」でマインドマップを作ってみよう
● どんなアクションをしたいか洗い出して、スケジューリングしてみよう
∟ セキュリティ勉強会を開く
∟ セキュリティコンテストの運営を手伝う
∟ 会社でセキュリティコンテストをやってみる
∟ clubhouseをやってみる
さいごに
セキュリティを軸にすると決意したとき、
「セキュリティは鳥籠になってくれる」と思いました。
わたしは興味が発散してしまう癖があって、ただひたすら飛び回っている鳥のようになります🕊
視野の狭さ・思い込みの激しさも持ち合わせているので、定期的な飛び回りは必要だと思うのですが...
度が過ぎないために、セキュリティはちょうどよい鳥籠になってくれるはずです。
一ヶ月経たないうちに夢が大きく前進しました。
ひとえにみなさまが結んでくださったご縁のおかげです。
本当にありがとうございます。
なにか琴線に触れたことがございましたら、反応していただけたら嬉しいです。
引き続き、よろしくお願いいたします。