火曜日しばらく雑記帳・2024 CW16
先週の週末は新横浜の事務所に籠って仕事もせずにグズグズとしていたのだが、ジョギングはちゃんとこなした。先週の土曜日(4月13日)の時点で 168.3km 計画比 97.8% で順調なQ2の滑り出しである。終わる直前の桜が綺麗だった。
ただ、今週も本記事が完全に土曜日に滑ってしまったので、もはや、桜は 1~ 2週間遅れの季節はずれだが、割合綺麗な写真がとれたので、いちおう貼っておこう。
季節は巡る。
■去年は、シーズンに入ってもなぜかビーツが手に入らなかった。いつも6月ごろと11月ごろになると手頃な価格で店頭に並べてくれる店が京都にも新横浜にもいくつかあるのだが、去年はどこでも見つからなかった。
先週末に京都に帰っているときに、とても小さいビーツが格安で売っているのを見つけさっそく購入してきた。小さい鍋しかない単身赴任の事務所では、小さいほうが具合がいい。茹でる時間も短くてよい。皮つきの丸のまま30分ほど茹でればOKだ。
鶏とインゲンのパスタ・マスタードクリームソース、ビーツ入り。
彩もコクも倍増、ローズマリーの香りとばっちりマッチ、とても美味しく出来て、あっという間にご馳走様。
ローズマリーはいい。最近、ここしばらく、使っていなかったが、やはり愛していることを再確認してしまった。
鶏とインゲンと舞茸のピラフ・オリエント風。
舞茸のコク、オリーブオイルにクミン、そしてローズマリーの香りがよく、バスマティライスも綺麗に炊けてこれは美味くできた。
水曜日 (4月10日) に、「横浜料亭の会」というグループのメンバー(素敵な女性3人と私という構成)で久しぶりに飲みに行った。そのときに最近起業した川村さんからエチオピアのスパイス、バルバレを頂いたので、さっそくエチオピアの料理、ドロワットを作ってみた。
何年か前にも頂いたことがあってその時にも、エチオピア人主婦のYouTubeの動画で調べて、できるだけ真似して作った。そのときの動画が見つからず、最近の動画のレシピをいくらか見て、記憶を頼りに作った。
だいたい本格的な感じで、思ったよりマイルドな味で出来た。
反省点が2点。煮込みが足りなかったかな、というというのと、ゆで卵をまるのまま煮込まず半割で入れたこと。側面に4本ほど切れ目を入れて煮込むとよいとアドバイスをいただいた。
あと、やはりエチオピアの薄くて平たい灰色の酸味のある布のようなパン、インジェラが欲しいところ。エチオピア料理のお店行って買ってこようかと思案中。
また再チャレンジの予定。
バルバレ、だいぶんたくさん頂いたので、他にもアレンジした料理で何度か楽しめそうだ。
日曜日(4月14日)の昼は、エチオピア風まぜそば。
ドロワットのオイリーなスープの残りにバルバレを足して、豚のひき肉を炒めて塩で調味して、エチオピア風豚のそぼろを作る。
ラーメンは生麺を茹でていったん水で締めてから熱湯に通して、あらかじめ丼に垂らしたドロワットのスープの上にオン。
トッピングは紅芯大根と水菜にエチオピア風豚のそぼろ。
海外のなんちゃって寿司を日本人が愉快に思わないのと同様に、エチオピアの方には怒られそうな「エチオピア風」だが、そこは許していただきたい。。。
よく混ぜて食べて、想像どおりの美味さ。
その日の晩は、じっくりとドイツ風。
白インゲン豆を、午後の間に水に浸しておいてから1時間ほどじっくり炊く。人参とタマネギにベーコンを加えてさらに煮込む。頃合いを見計らってカブとソーセージを加え10分ほど。最後に、別に作っておいたジャガイモのダンプリングをオン。
■音楽を少し
1.フラメンコギタリストのヴィセンテ・アミーゴの "Andenes del Tiempo - A Jacinta" が耳に止まった。
ストリングスや笛もアレンジされたミディアムテンポのロマンティックな一曲だ。先週に新しいアルバムがリリースされ、そのタイトル曲だ。
2.アメリカはジョージア州出身のリズ・ライトと、アフリカはベナン出身のアンジェリーク・キジョーのシングル "Sparrow," 静かでシリアスだが明るさと断固とした力強さも感じさせる、"We gonna rise up singing" というメッセージソングだ。
リズ・ライトの新しいアルバム"Shadow"の一曲となる。憂いをたたえた深みのある声で、R&Bを歌う若手のミュージシャンだ。
自らのルーツに立ち返ってアフリカのシンガーソングライター、アンジェリーク・キジョーとの共演となったのだろうか。
3.アフリカはマリのコラ奏者バラケ・シソコが、南アフリカのケープタウン出身のクラシックギタリスト Derek Gripperと共演した "Ninkoy" がなかなかよかった。
デレク・グリッパーは初めて知ったのだが、クラシックギタリストでありながらアフリカの音楽を積極的に取り入れているということだ。
たとえば2012年のアルバム "One Night on Earth: Music form the Strings of Mali"。クラシックギターをコラのように構えているジャケ写がユーモラスだ。
これを聴いて、ウスマン・サッコとヤカレ・ジャバテのアルバムを思い出した。
面白い人がいるものだ。さっそくフォローしておいた。
4.ポルトガルはリスボンを拠点にボーダーを超えた音楽を創っているという、ジュリオ・ペレイラ (Júlio Pereira) が、女性シンガーMarisa Lizを迎えた "Teresa Torga"
調べてみたら、ポルトガルの Jose Afonso の曲らしい。
ジュリオ・ペレイラは、この動画では、4コースで8弦のバンドリンを演奏している。4弦のカ4弦のカバキーニョを演奏するなど、ポルトガルを中心にブラジル、アフリカ、あるいは東南アジアもにおわせるミュージシャンのようだ。
5.インドのヴァリジャシュリー・ヴェヌゴパル "Varijashree Venugopal" の "Harivaa Jhari" がよかった。
このところ、シングルを1枚、2枚とリリースしていて、これが3曲目だ。
たぶんアルバムとしてリリースされることだろう。まだ、あまり聴いてないのだが、インドの古典音楽を幼いころからマスターし、高度な音楽教育を受けたらしい。
今、見つけた動画のライブを視聴すると、見事にジャズのビアノ・トリオと見事なスキャットを聴かせる。インドの横笛バンスリーの演奏もある。これは是非聴いていただきたい。
2010年の "Mela Raga Malika"が最初のアルバムらしい。前からフォローしていたものの、多作ではないためかあまり耳に入ってこなかったが、素晴らしいミュージシャンだ。
今年はもっと聴くことになるだろう。
6.シンガポール出身、中国語圏で活躍の女性シンガーソングライター、Tanya Chua 蔡健雅の「善良的我們 Learn To Live Again」、テレビドラマのエンディングらしい。しっとりと聴かせる。
やはり、アジア歌謡は、聴いてほっとする。
■仕事の状況は相変わらず厳しい。まだまだ続きそうだ。
というか、普通の人はみなこのくらいの厳しいプレッシャーとスケジュールの中で必死で働いていて、これまでの私がボンヤリしていただけなのかもしれない。そして私は要領が悪く荒っぽいために、細かいミスが多いほうだ。
私の100倍くらいの重責で大変そうなみきともさんが見事な藤の写真をドイツから届けてくれた。
私も、今日 (4/20) 午前中に走ったときに、毎年楽しみにしている藤棚の藤が咲いているのを見た。まだまだ頑張らなければ。きっと大丈夫だろう。
今日のジョギングのレポートは次週に譲る。
さて、忘れてはいけないことが一つある。
Israel’s war on Gaza live: At least 10 killed in air attacks on Rafah
こんなことは早くやめなければならない。即時かつ永遠の停戦を求めるものである。
世界中の紛争が早く解決しますように。