火曜日しばらく雑記帳・13:Dreams 2
できる人は朝が早いという。NHKラジオ「現代ビジネス英語」の講師で有名な杉田敏先生は、朝6時にジムに行って汗を流していると、どこかで言っていた。Facebookで見ていても、友人のうちの何人かは、午前3時や午前5時くらいから Active になってなにやらしているようだし、朝真っ暗なうちから始発電車で会社に来る同僚や、車通勤の先輩で道が混む前にと朝6時に出社してくる人など、思い浮かべてみると、仕事ができる、社内政治が上手い、策士、士業、MBA、そういう人が多いように思う。
そういえば、一時期流行ったエクストリーム出社というのは、今でも人気なのだろうか。朝3時に家を出て高尾山に登山し、丸の内で朝食を優雅に楽しんだあと、会社に定時に出社する、とかそういうやつだ。
参考外部リンク:
・エクストリーム出社 (sonotega.com)
・エクストリーム出社 - Wikipedia
私には縁がないな、と思いつつ冷ややかに見ていたものだ。
まぁ、そこまでやらなくてももうちょっと早く起きて仕事できる人間になりたいのは人の子である。
しかし、前回の雑記帳に書いたとおり、早起きしてあれもこれもこなしてスーパーマンになろう、と早く寝ても、結局、なかなか早く起きることができない。昨日も11時半に横になったものの、1時、3時、4時、5時、と変な夢を見ては目が覚めて、ごろごろ寝付けないまま6時半の目覚ましで起きてみれば、頭の中で、あれをやって30分、これをやって15分、それから、確かあのタスクもあったよな、15分+15分、9時に間に合えばいいわけだし・・・・・と仰向けのまま頭の中で逆算し、7時に起きたって余裕で間に合うじゃん、と結論づけ、目覚ましをセットしなおし、7時の目覚ましで目が覚めれば、また逆算して自分に都合よく、あと15分、あと15分、と結局6時に起きて仕事バリバリスーパーマンに変身、の夢は今朝も実現しなかったのである。
問題は変な夢を見ることだ。前回に引き続き、今回もまた、比較的最近に見た私の夢の一例を書いておこうと思う。
■ 2022/3/29 の明け方の夢
新横浜の事務所に女性の友人が2人遊びに来て飲んでいた。終電はとっくに過ぎているけれど、話が弾んで時間がどんどん過ぎていく。午前3時すぎになり、2人は横になって寝てしまう。きれいな毛布を引っ張りだし、背中にかけてあげる。私はデスクのPCに向かい背もたれにもたれてボンヤリしているうちに、いつの間にか朝になった。天気が悪く外は真っ暗だ。
何か朝食を作ろうと冷蔵庫の中を見ると牛肉と卵、玉ねぎと香菜しかない。簡単に中華粥でも作るかと料理を始めるが、なぜかもたもたして思うようにいかない。
友人の一人が起きて声をかけてきた。
「もう9時をとっくに過ぎているけど、だいじょうぶ?」
「ええ?そんな時間かい?そんなはずはないよ。」
時計を見るとさっきと同じ 6:30 と表示されている。よく見ると時刻の表示ではなくタイマー設定の表示になっている。時刻表示に切り替えるとなんと10時半だ。あわてて社用のiPhoneを取り出し予定を確認する。午前中のミーティングはとっくに始まっていた。
雨の雫が流れる大きな窓の外を見ると真っ暗だ。はるかな下、公園の緑とオフィスビルの窓の明かり、曲がりくねる高速道路、雨に煙るオレンジ色の街路灯、走る車のヘッドライトが見える。
「しまった...。外が暗いから油断した。」
いつの間にか彼女が私の横に立っていた。
「この一年、あなたにはほんとにガッカリしたわ。何か面白い新しいことを始めてくれるかと思ったら、いつまでたっても何もしようとない、何もしてくれない。」
私は何も言わず、暗くて夜景のような外をじっと見下ろしていた。
・・・というところで目が覚めて、午前6時前。恐ろしい夢だった。暗闇の中、あおむけに寝たまま身動きもできず、しばし呆然。
■ 先週の金曜日は、上野へバレエを見に行った。
昼は川崎のオフィスに顔を出して定時まで仕事をして上野に向かった。こういうときに、食べた後の空の弁当箱を持って歩くのはイマイチだ。だから、使い捨てのプラスチックの弁当箱に詰めていく。
メニューは普段どおりだが、コンビニのレジ袋に入れていくこともあって、コンビニ弁当のように見えるかもしれない。
ツルムラサキが好きで夏になるとよく食べる。モロヘイヤのように少しネバっとした食感と少し濃いめの味、シャキシャキとした歯触りがいい。
そろそろ季節外れかもしれないが、毎年今頃にヤングコーンの皮つきが出回るので、楽しみにしている。皮ごと、グリルで焦げるまで焼くと、中のコーンがほどよい蒸し焼き加減になってとてもおいしい。そして、焦げて香ばしい少しカラメル風味のヒゲが美味いのだ。ただし、ヒゲは盛り付け前に食べてしまうのが普通である。
■ 先週にひっかかった音楽をいくつか。
1.ケイト・ブッシュの昔の歌がヒットしているらしい。
Netflix で配信の「ストレンジャー・シングス」で使用されたためだという。
ケイト・ブッシュはアメリカではあまり流行らなかったのだろうか、ビルボードトップ10に入ったのが、長いキャリアで初とのこと。
ケイト・ブッシュは、私にとって「世界の歌姫たち」の一員である。
2.先々週に、ブラジルの女性ピアノデュオ「デュオ・ジスブランコ」について愛していると書いた。
この中で取り上げた最近のアルバムはシコ・セザールというかなりクセがありそうな男性ミュージシャンとの共演だ。YouTube に動画も上がっていたのを見つけたので、紹介しておこう。上記記事にも追記で貼っておいた。
シコ・セザールの先週公開されたばかりの Single は "Vestido de Amor" ポップだけど少し不思議な感覚、ちょっとクセになるかもしれない。
3.Liraz(リラズ)が先週リリースしたシングル "Azizam" イスラエルのミュージシャンでありながら、イランのミュージシャンと 2022年にレコーディングしたものらしい。
もちろん、彼の地域ののっぴきならない事情がある。動画では、イランのミュージシャンの顔はモザイク入りだ。
イランはリラズのルーツであり、自らの音楽を追究するなかで、これまでもイランのミュージシャンとの共演をしているが、これが最新のものとなる。フル・アルバムが出るようなので楽しみだ。
4."Azizam عزیزم" というのは、google 翻訳そのほかで調べたところ、英語で "my love" "my sweetie" というような意味らしい。
曲名で YouTube で検索してみたら、イランの歌い手マハースティのライブの映像があった。明るく、そして、ベルベットのような深さを感じる声が魅力的で、7拍子だろうか拍子をとりにくいが、イランの古典音楽の楽器とフレーズ、現代風の音がミックスしたアンサンブルで、なかなか聞きごたえある。
1946年生まれ、2007年没、というペルシャ古典音楽、民俗音楽、そしてポップスの歌手で40年以上にわたり活躍した人だということだ。
迂闊なことに、これまで知らずにいたのだが、あまりにぐっとくるので、これからもっと聴きこむことになるだろう。
■ 先週、もう夏至だ、これからまた毎日、日が短くなっていくのだなぁ、時がたつのは速いものだ、と言っていたら、なんと関東甲信越地方は「梅雨が明けたでしょう宣言」が出たということで、このところカンカン照りで暑い毎日が続いている。過去で最も早い梅雨明け、異例の早さとのことである。
[気象庁] 令和4年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
ちなみに、その年の梅雨入り・梅雨明けの日付の確定は毎年9月くらいに行われているということだ。年末の大晦日に振り返る習慣をつけるといいかもしれない。
天気は予報も難しければ、その評価も難しい。私は「天気予報なんて、天気予想と名前を変えるべきだ」と悪口を言っていたのだが、最近の天気予報はよく当たるようになってきた。朝、天気予報を見ずに外出すると見なかった私のほうがバカだったという目にあうことがしばしばだ。まだまだ長期予報はアテになるようでアテにならないが、明日、明後日くらいのレンジになると、かなり正確で、3時間くらいの刻みの天気の変化もかなり的確に予報できているように思う。
ただし、そうはいっても、春や秋の天気が変わりやすく不安定な、それだけに予報が正確であってほしい時期には外れがちで、頻繁に予報が更新されるので、注意も必要だ。
そういった感覚にはあまり合わないのだが、下記リンクを見るかぎりでは、3か月予報の降水量については、まったくあてにならないことがわかるが、それ以外を見る限り、長期予報も比較的よく予測できているようである。
参考外部リンク
[気象庁] 温室効果ガス
気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)
[気象庁] 季節予報の精度
気象庁 | 季節予報の精度 (jma.go.jp)
それにしても気象庁のページは充実していて読み応えがある。もっとじっくりと読もうと思った。
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