見出し画像

火曜日しばらく雑記帳・2024 CW38

9月21日-23日の3連休は天気もよくなかったし、ジョギングはスキップした。21日の午前中に墓参りで上野に行ってきたくらいで、ずっと新横浜の事務所に籠って昼間は仕事をしていた。休日は自分のペースで静かに進められるからいい。20日つまり金曜日の晩にやっかいな問題が降って来たので、仕方あるまい。

墓参りは午前11時すぎについたのだが、父と弟とばったり会った。一緒にお参りをすませて、皆で父のおススメの砂場で昼にした。父と弟は天ざる、私は天ぷら蕎麦を堪能した。

以前に、上野藪、砂場、翁庵の天ぷらそばについてちょっと触れたことがあった。

どこも甲乙つけがたいが、砂場は麺の量が若干多くつゆが少し甘めだ。まぁ神田・上野から浅草あたりのいい蕎麦屋はどこ行っても美味い。

銀座線で帰る父は弟がついてしっかり送るということなので、私はいつもどおり一人でアメ横を、何かめぼしいものがないかブラブラしていた。上野駅の上野動物園側 1F の 有楽町よりに、ベルギービールのデリリウムのカフェがあるのに気が付き、そこで久しぶりにデリリウムを堪能した。トップ画像はデリリウム・トレメンスのミニ・グラス。さわやかな口当たりで飲みやすくしっかりしたコクもあり実に美味いビールだが、アルコール度数は8.5%だ。油断すると危ない。

料理も充実していて、ほぼ満席。カップルや家族連れもいてほどよい賑わい。空席も予約で埋まっているらしく辛うじて1席もらったが、繁盛していていいことだ。

デリリウムのビールをタップで楽しめるのでおススメだ。

■仕事に追われている都合上、食事の話のウエートが大きくなるが少し多めに見てほしい。

先週の夕食はこんな感じだった。

2024/9/19 夕食 白インゲンとひき肉のスープ・カレー風味
バスマティライスとともに

白インゲンは半日水に浸したあと1時間ほど茹でてとっておく。ひき肉とニンニク、タマネギ、ジャガイモ、人参を炒めてから白インゲンを投入、水を入れてさらに煮る。パプリカペースト、塩とS&Bカレー粉・赤缶で調味。適当に作ったわりには、ばっちり美味くできた。

長いものに巻かれるべきか。スパゲティ。クリームソースにレモンが合う。

2024/9/21 夕食 鶏と万願寺とスパゲティ・クリームソース

たっぷりのオリーブオイルでにんにくを加熱して香りを出し、鶏と万願寺・紫玉ねぎを軽く火を通して、生クリームでのばす。茹でたスパゲティをよく和えれば出来上がり。

ヨーロッパならフリッターにするところは、天ぷら粉を使ってポッテリ目の衣で天ぷらにすればいい。・・・というか私が作る天ぷらはそんなである。

2024/9/20 夕食 鶏の天ぷらと舞茸と万願寺のパスタ

スーパーの鮮魚コーナーで、水かます、という小型のカマスが売っていて綺麗に開いたのも手頃な価格で売っていたのでさっそく購入、天ぷらにした。

2024/9/22 夕食 水カマスの天ぷら

これはまたふっくらと柔らかく、見事に美味かった。天ぷらとかフライというのは蒸し料理ではないか、と誰かが喝破していたが、たしかにそう思う。

色鮮やかな秋鮭の切り身も売っていたので一緒に購入してきた。ジャガイモのドフィノワを作ろうかと思っていたところなのでちょうどよい。ドフィノワで鮭を載せれば美味しいはずである。

2024/9/22 夕食 秋鮭とジャガイモのドフィノワ風グラタン
2024/9/22 夕食 秋鮭とジャガイモのドフィノワ風グラタン

キノコとかアスパラガス、あるいは、アヴォカドを入れてもいいと思う。

昼は炒め物が多くなる。炒め物を敵視する人も多いが、野菜は生で食べるより、炒め物にしたほうがたっぷり食べることができる。

2024/9/21 昼食 ゴーヤと豚と卵のスパイス炒め

外で炒め物を食べると、これまた美味しいものだが、塩や砂糖の量が相当多そうだし、油も怪しい、気がする。だが、自分で作ればコントロールできる。

2024/9/22 昼食 豚とキャベツと万願寺の和風炒め物

私の友人がだいぶん前に「どんなもんでも炒めれば食える」と言ったが、それはそうである。たとえば、キャベツとピーマンとタマネギだけでも、塩・胡椒、醤油・酒・みりん、ウスターソース、ケチャップ、ヌクマム、シラチャーソース、コチュジャンソース、デス・ソース、サルサ、和風出汁、コンソメ、スパイス各種、いくらでもバリエーションができそうだ。


■先週ひっかかった音楽をすこし。

1.ハープギターの名手、ムリエル・アンダーソン。YouTubeのおススメで上がって来たスタジオライブがなかなかよかった。通常の6弦のギターに低音側と高音側に弦を張ってあって、独特の美しいボディーと、優しい音色がなかなかいい感じだ。

聴いてみて気に入った方はヤスミン・ウイリアムスもおススメだ。


2.アルメニアのデュオ、Ladaniva。"Here's to you Ararat" アララット山を望むビデオクリップが美しい。

2024 ユーロビジョンのアルメニア代表ということだ。曲は "Jako" エキゾチックな感じが嫌味にならない、少し新しい感覚のポップだ。

アルメニアとベラルーシにルーツを持つヴォーカルのジャクリーン・バグダサリアン(Jaqueline Baghdasaryan / Zhaklin Baghdasaryan)と、フランス出身のトランペット/マルチ器楽奏者ルイ・トマ(Louis Thomas)によって、2019年にフランス北部の都市リールで結成

引用元を失った。いずれ判明したらアップデートする。

とのこと。YouTubeでは他に、Malika の Voyouに参加しているのが、こちらもよかった。


3.イスラエルの女性シンガー、ララ・タマル Lala Tamar & Ofer Ronen - Duo Andalus Hamdouchia Al Andalus。相変わらずの力強い歌と中東・モロッコのメロディと音を楽しめる。


4.どこでひっかかったのか忘れたが、日本のジャズ・ベーシスト、石川紅奈 "I  Remember You" この曲は小曽根真のピアノとのデュオだ。

同じく女流のベースでボーカルといえばエスペランザ・スポールディングだが、似たところもあるが、少しハスキーな声でスタンダードな歌いっぷりがいい。そして、ちょっと説明が難しいが新鮮さを感じさせる。

アルバムは去年にリリースされたのが1枚目。惚れてしまった。


5.Ryan Keberle というトロンボーン奏者の新しいシングル "Vera Cruz"。
ぱっと引き込まれたのは、曲を知っていたからだが、ギターとボーカルも聴きなれた感じ、見てみれば贔屓にしている Camila Meza (カミラ・メザ)だった。これもおススメだ。


6.ポーランドのギタリスト Rafal Sarnecki (ラファル・サルネツキー)、"Buchta"と題するシングルが耳に飛び込んできた。マイク・スターンとレニ・スターンが参加しているので引っかかって来た。これが無国籍風でなかなかよい。

イントロはレニ・スターンのンゴニだろうか。軽快なドラムスと重ためのベースが導入されて、ギターが二本重なるとよくありそうでなさそうな不思議な感覚のアンサンブルとなる。曲そのものは強烈な印象を残すものではないが悪くない。

2022年のアルバムを聴いてみた。騒々しいフリー、ヤンチャで明るいアヴァンギャルドな感じで好感触、いい感じだ。


7.アート・ガーファンクルとご子息アート・ガーファンクルJrのデュオ、ガーファンクル・アンド・ガーファンクルの "Time After Time"

やっぱりこういう路線だよなぁと思いながら、なんとも名状しがたい感慨を持ちながら聴いていた。アート・ガーファンクルも安息の地に帰って来れただろうか。


8.昨年リリースのカート・ローゼンウィンケルとジェリ・アレンのデュオアルバム "A Lovesome Thing"から新しくシングルが Radio Edit 版でリリースされている。

しみじみ美しい。。


■そんなことで、この3連休だった週末はジョギングをしなかった。明るいニュースといえば大谷翔平の話題でもちきり、一方で能登半島で大雨による甚大な被害、イスラエルによるレバノン空爆、と心が大変痛むことばかりだ。

世界中の紛争が早く解決しますように。


私達はどこから来て、どこに行くのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?