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Beyond Borders: Garden City Movement "Move On"

イスラエルのポップスが熱い、というのは2年ほど前だっただろうかだいぶん前に聞いて少しチェックしてみて気に入ったのが "Garden City Movement" で、以来よく聴いている。スタイリッシュな音づくりで、シンセとギターがバランスよくミックスされたバックに、けだるさをブレンドしたクールなボーカルが、心地よい。

たとえば、2017年の "She's So Untouchable"。

2014年の"Move On"、際どくロマンティックなビデオクリップで少しドキドキしてしまう、なんと年齢制限が設けられているということでサムネイルが出ないので、リンクだけ貼っておこう。

YouTube Garden City Movement - Move On (Official Video)


2019年に来日してライブをしたそうだが、プライベートでも何度も訪れていて日本のことは結構気に入っているようだ。

下北沢をフィーチャーした曲、"MIss You (Under Shimokita Sky)" もいい感じだ。

シングルだが、アートワークは日本でおなじみの LP/CD の帯がデザインされている。

2018年のアルバム "Apollonia" には、「上野公園」が収められている。こちらはインストだし、ん?どこが上野公園?と思う向きもあるだろうが、まぁそこは気にしないことだ。


今年(2022年)の3月に、リリースされたシングルは、ブルックリンの"The Under Cover Dreams" との共演、"No Stress"。同じテイストで、軽く流すのにいい。

アラブ、イスラエルの歌謡曲やジャズをいくらか取り上げているが、どうしてもイスラエルのミュージシャンが多くなる。まだ何人か取り上げたい人もいるし、これからも増えるだろう。イスラエルに肩を持つというわけではない。マーケットの事情で自然とそうなるのだろうと思う。

しかし、大衆音楽を幅広く知ることを通じて彼の地の文化や歴史に興味を持つ人が少しでも増えるならば、紛争の解決に微力ながらでも貢献できるのかも知れないと思ったりもする。




■ 関連 note 記事

イスラエルのミュージシャンの記事ばかりべたべたと貼ったが、他にアラブのミュージシャンもいくらか記事にしている。代表としてナンシー・アジュラムを貼っておこう。

Hope Beyond Borders…..


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