仕事と私〜チャンスをつかんだその先で~
事務員さん〜〜!
呼ばれている気がするが、
私は事務員さんという名前ではない。
事務員さんではなくたむちんという名前があるのだ。
おっと、失礼しました。私の自己紹介をしますね!
意味文子ーー!な毎日。
毎分のように鳴る電話を取りながら、わからない業界用語にはてな???を浮かべつつ必死にメモをとる。パソコンの画面で何千?何万?種類もある商材を追う。
電話を切り終えた後も、工程の調整・手配など業務はまだまだ続く。
目はパソコン・手で図面を拾い・口で何かを喋り続ける。メールもビュンビュン飛んでくるし。
まさにカオスな状況。
これを横澤夏子現象と私は呼んでいる。
( いまだに紙とかわけわかめー! )
正確にスピード重視で仕事を捌くかが、1日を無事に終える鍵となるのだ。
それでも防げないミスやイレギュラーが起こった場合のことを想定しなくてはならない。
プランB、プランCが提供できて当たり前の業界。
常に緊張感で張り詰められている。
上記の仕事にプラスして経理やその他業務をこなしていく。
同じ業務で1日が終わることは約10年働いた今も一度もないであろう。
クタクタで帰った後には元気モリモリ怪獣が3人も待っている。
母ちゃん。こんなところで弱音を吐くわけにはいかない。
パワフルだと思っていた自分だが、遂に限界が来る。
朝、起き上がれない。視界がぼやけていく。
踏み出したその先で
業務多可による過労で休職する事になった。
動画編集を学べるスクールないかな〜と探していた時、2021年10月に女性向けオンラインスクール「SHElikes」(以下SHE)に出会う。
体験レッスンに参加。えいや!と即時入会を決めたのである。
オンラインツールの使い方すら知らなかった自分が恥ずかしかった。
学ぶことって楽しい!創り出すことって楽しい!
見た事のない世界が広がっていた。
コロナ禍で人と関わるきっかけが少ない中、同世代の女性やシーママ( SHEで勉強をしているママ達 の呼び名 )との会話は悩みや共感。閉塞感に溢れかえっていた世の中で、私は救われることが多かった。
子供を寝かしつけた後、御前様( 12時 )を越えてもなお、話をしていた事もある。
話しているのは夢や目標。
最高にカッコいいかーちゃん達でしょ?
みんな違ってみんないい。
そう思える世界がSHEには広がっていた。
自分次第で世界が変わる
2か月の休職期間を経て、復職後
私は1年前とは少し違う仕事をしている。
社内のDX化を推進する業務だ。
業務量はさほど変わっていないが。☜
関わる人が増えた。
きっかけを作ったのは社長面談での対話だった。
創造したものを作り出すこと。
声をあげて周りを巻き込んで味方にしていく力。
究極のピンチも自分次第で大きなチャンスにかわること。
面談でさえもチャンスと捉えた私は、熱意を持って伝えた。それが今の業務に繋がっている。
苦労して作り上げたものが完成した時は感動した。
少しでも自分が関われていたんだな。と胸が熱くなる。
名刺がない事がコンプレックスでも。
名刺がなくても仕事で自分を覚えてもらう。
地方だから。とどこか諦めた事もあったけど、
地方だからこそやれる事がある。まだまだ変えていける。
ちいさなきっかけの積み重ねと自ら行動しアクションを起こすことで大きなチャンスに変えられることに気づいたから。
事務員さんと呼ばれるだけの、あの頃私はもういない。
たむちんさ〜ん!
私は今日も現場に走る。
ここまで読んでくださった皆様へ
私なんか。年齢が。地方だから。って思いがち。
1年前は私も自己肯定感が低く、どこか他人任せな感情で思うことがありました。SHEで学んでいる中でマインド面がパワーアップしました。
新しいことを始めるのにパワーやエネルギーはとても使いますが、古い体質だからこそ、これからは伸びしろしかない。
まだまだ変えていける。
変わっていく世界が楽しい。
自分事で考えることで、楽しく働きたいし生きていきたい。