特許情報には事業活動に必要な情報が盛りだくさん

特許情報をよく見てみると、技術に必要な情報がもれなくまとめられていることに気づきます。

1.技術分野の背景技術

出願した人がどこまで記載するかによりますが、人によっては丁寧に周辺特許をまとめている特許もあります。こんな技術がありますよ~という掴みの部分です。

2.特定技術の技術課題

ある技術に着目して、その技術の問題点を指摘しています。発明につながるきっかけになる情報で、事業活動に最も必要な情報かなと考えています。私が今後紹介していく特許活用方法で、キーになってくる情報です。

3.技術課題を解決する手段

どのような技術であれば、着目した技術課題を解決できるかが記載されています。だいたいここに記載されているのは、特許の権利範囲になっている場合が多いです。

どう考えても事業活動に必要な情報がまとめられているのに、どうして事業活動に活かせないのか?だいたい知財に関わったことがある人なら、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

次回は、その理由を紹介していきます!

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