美容院の材料費を管理するExcelシート!!!\簡単&正確/
この記事はExcelシートを使って、美容院での材料費を簡単かつ正確に把握するための方法をお伝えしています。
この記事の内容についてです。
・まず、材料費を管理するにあたって必要な事項を書いています。
・その後、動画でExcelの使い方を8分で説明しています。
・実際に使えるExcelを添付しております。
ちなみに当社はこの材料費管理シートのおかげもあって、材料費は3%~4%です。
※Excelの実際の画像
この記事はこんな方におすすめです。
・美容院を経営していて材料費をしっかり把握したい
・経費削減に取り組みたい
・材料係になったが経費の管理が大変
・店販を抜いた材料費を出したい
・カラー剤、パーマ剤、トリートメント剤。それぞれの材料費を出したい
・材料費が管理できる出来上がったExcelシートが欲しい
1つでも当てはまる方は、是非参考になさってください。
店販と材料に分ける
まず最初にしなければいけないことは、仕入れを店販と材料に分けることです。
店販の仕入れが材料費に反映されてしまえば、店販が強いお店は材料費が上がってしまいます。
これでは正確な数字が出せないので、店販と材料は必ず区別しましょう。
ディーラーにお願いすると、伝票を分けてくれるところもあるので担当者に聞いてみられることをおすすめします。
その上で
材料費÷技術売上×100=材料費率
これが1つ指標になります。
例えば
材料費10万÷技術売り上げ100万×100=10%
ということになります。
これが正確な材料費率です。
材料費の適正値
美容業界でよく言われている材料費の適正値は、10%以下です。
それより高いサロンは、まずは7%から8%を目指しましょう。
年間3000万のサロンで、3%変われば90万の利益がでます。
5%なら150万も利益が出ます。これは大きいですよね。
とても重要な3項目材料費
さらにここでやってほしいことがあります。
「総売上げ」から「カット売上げ」をひいて数字を出しましょう。
なぜかというとカット売上が高いほど、材料費率が減るからです。
極端な話、カット専門店であれば材料費は0に近いですよね。
そのうえで「3項目材料費」の説明をしていきます。
美容院で主に材料を使う技術は「カラー、パーマ、トリートメント」の3つです。
「3項目材料費」とは材料費率をこの3つに細分化するということです。
カラーを例にすると
カラー材料費÷カラー技術売上×100=カラー材料費率
ということになります。
カットの項目を引いた数値すなわち【3項目材料費】を出すためには、このような計算式になります。
3項目材料費÷3項目技術売上×100=3項目材料費率
ここでの3項目というのはカラー、パーマ、トリートメントです。
これをやることで「どの技術で無駄遣いが多いか」が把握できます。
当社ではこの大事な数値を、冒頭でもお見せしたExcelファイルで簡単に出して管理しています。
(見本のため数字は適当に打ち込んでいます)
その上で、材料費がなぜ上がったのか?なぜ下がったのか?
の分析をし、スタッフ全員で共有しています。
Excelの使い方はとても簡単なので、下記動画で説明します。
分析時に大切なこと
分析の時に大事なことは2つあります。
・毎月、もしくは毎週やること
・数字が上がっても下がってもその理由を追求する事
この2つです。
「毎月もしくは毎週やる」ということについては、
気まぐれにやっても意味が少ないからです。できるだけ習慣にしてください。
「数字が上がっても下がってもやる」ということに関しては、
上がったら「なんであがってるんだ!!」と分析しようと思うのですが
下がったら「いいねー今月頑張ったね」みたいな感じで、分析をする意識が少なくなるからです。
数字が上がったら→マイナスポイントがあるはずなのでそれを改善。
数字が下がったら→プラスポイントがあるはずなのでそれをさらに伸ばす。
この両方から行うことで材料費が下がりやすくなります。
こういう具体的な取り組みをスタッフとシェアする事で、自然と材料費への意識が高まります。
では下記でExcelファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードはこちらから↓↓↓
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?