ヘアスタイル撮影をする時に使える「一眼レフカメラ設定」と「超簡単な6つのコツ」
この記事は、ヘアスタイル撮影をする時に役立つ記事です。
記事の内容は全くのカメラ初心者だった当サロンが、業界紙掲載やフォトコン入賞までたどり着いた経験をもとに、書いています。
このような方におすすめです。
・「最初はこれだけ知っていればよい」というまとまった情報が欲しい方
・簡単に素敵な作品を撮りたい方
・カメラ初心者
・我流で撮影をやっている方
・なかなか思ったように撮れない方
これらにあてはまる方には、お役に立てる内容となっておりますので、是非ご覧ください。
この記事はいわゆる「カメラの基礎編」ですが、ヘアスタイル撮影全般の基礎を学びたいという方は、こちらの2記事もご覧ください。
まずはこれだけでOK!一眼レフの4大設定項目
一眼レフには設定項目が沢山あります。そこで「最初はこの4つさえ押さえておけばOK」という設定を説明します。
◆ホワイトバランス◆
元々は白を白に写すための機能ですが、写真の色味をコントロールするのに使います。
いくつかチョイスができるので、一番しっくりくるものを選んでください。色味が青味、黄味、赤味どのくらい出ているのが好みなのかで選ぶとよいでしょう。
もし基準がわからなければ「肌が一番きれいに見える設定」が良いと思います。
慣れてきたらマニュアルモードにトライしてください。
◆F値(絞り値)◆
値を小さくすると明るくなり、背景がボケます。
値を大きくすると暗くなり、背景がくっきりします。
ヘアスタイル撮影では、小さくしすぎると見せたい髪もボケてしまうことがあるので、背景をぼかしたい場合は「F値を3~5」ぐらいで調整し、もっとぼかしたければ、そこから下げていくことをおすすめします。
◆シャッタースピード◆
速いと写真が暗くなりブレにくくなります。
遅いと写真が明るくなりブレやすくなります。
動く被写体の時にはぶれない様に早くする必要がありますが、ほぼ止まってポージングをする撮影の場合は、1/50(遅い)~1/200(速い)前後が良いでしょう。
◆ISO感度◆
数値が大きいほど明るくなります。暗い場面や、速いシャッタースピードで撮影するときに明るさを調整するのに設定ます。ただし、数値を上げるほど仕上がりの画像の粒子は粗くなります。よほど暗い場所での撮影でなければ1000以下になると思います。
露出設定を超簡単に説明
露出とは写真の明るさのことを言います。上記した「F値、シャッタースピード、ISO感度」の3つの組み合わせで「露出」が決まります。
3つの要素が絡むので、どこをベースにするかでそれぞれの設定が変わってきます。全部をいじりながらやるとなかなかうまくいかないので、一番簡単なのはF値から決めることです。
作品としてどのくらい背景をぼかしたいかを決めてから、シャッタースピードを決めましょう。その後に足りない明るさをISO感度で調節すれば、ISO感度を必要以上に上げることがなくなります。
その後、ISO感度を低めに設定してシャッタースピードで調整すると、比較的簡単に撮影に入れるでしょう。
ピンぼけ&ブレ徹底防止5策
「良い作品が撮れた!!」と思ってよく見てみるとピントが合っていない・・・。作品撮りをしていると、意外とよくあることです。
ここではよくある原因と対策を説明します。
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