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達観視点を持つこと

 先日各部局の方々から職場紹介を伺う研修がありました。そこでのプレゼンテーションで印象に残る方とそうでない方に別れました。なぜ印象に残るのだろうかと考えていると、ある一つの共通点が分かりました。その共通点とは達観しているかどうかだと思いました。今回は達観の視点を持つことについて考えてみたいと思います。

 達観とは、デジタル大辞泉では「1 広く大きな見通しをもっていること。遠い将来の情勢を見通すこと。2 目先のことや細かなことに迷わされず、真理・道理を悟ること。俗事を超越し、さとりの境地で物事にのぞむこと。」と定義づけられています。私も上記の定義と近いものだと思っています。
①全体像を把握していること
②将来の見通しが立てられていること

この2つができていることが物事を達観している状態だと考えています。だからこそ、どんな状況になったとしても慌てることなく冷静にいられるのです。不安にかられてどうしようとしている人と冷静に達観して見通しを立てられる人ではどちらが質の高い成果を残せるでしょうか。

 しかし、実際に①②が完全にできているのは難しいと思います。だから、まずはできているかいないに関わらず、①②の達観の視点を持つことが重要だと思います。その視点で物事を見ることができれば、その指標で行動することができます。まずは全体像を把握すること、そして見通しを立てる達観の視点を持って、物事に対処していくようマインドを変えていきたいと思います。

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