耕種的防除
こんばんは
戸田果樹園でございます。
本日のテーマはぶどうの耕種的防除
でございます。
耕種的防除は農薬を使わずに栽培方法で病害虫の防除をすることです。
目的は病原菌の密度を小さくすることです。
具体的に3つご紹介いたします。
①粗皮削り
目的はハダニやカイガラムシの住処になりやすい粗皮をはぐ。
やり方ですが、外側の樹皮を手鎌で削り取ります。
②巻きひげとり
目的はバンプ病、黒とう病の防除。
まきひげがぶどう棚にまきつきます。そこには上記の菌が越冬しております。これを取り除きます。できればぶどう棚に巻き付かないようにつるとりをしていきます。
③落ち葉と剪定枝の処分
目的はべと病とさび病の防除です。
落ち葉には上記の菌がふちゃくしています。
ぶどうの剪定枝にはトラカミキリの幼虫やスカシバの幼虫が越冬します。園外に持ち出しましょう。下記のように園内にあると大量発生の恐れがございます。
以上耕種的防除というテーマで3つのポイントをお話しさせていただきました。
本日もどうもありがとうございました。