
春最初の作業~ぶどうの芽かぎのコツ~
こんにちは
戸田果樹園です。
愛媛県西条市でぶどう狩りをしてます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマはぶどうの芽かぎのこつです。
なぜかこのテーマかといえば
現在4月9日でして芽かぎの適期です。
4月2日から芽かぎを当園では開始しました。
では結論ですが
芽の勢いを揃えるための作業です。
理由は品質の高いぶどうにするには均一に木からの養分をいきわたらせないといけません。
大きすぎる芽があったり逆に小さすぎる芽があっては品質の高いぶどうにはなりません。
ではやり方ですが、2から3回に分けて行います。
理由は一気にすると芽に養分がいきすぎて徒長するからです。
その結果花ぶるいを起こし実どまりが悪くなります。
〇短梢剪定種無し栽培の場合のご紹介
展葉5枚目頃に水平方向に発芽している芽を残します。
1新梢1芽座にしていきます。
上向き下向きの芽は取り除きます。欠損を考慮し2割増しで残しておきます。
1つの芽から複数の芽が出ている場合がありますがその場合は早めに1つにしていきます。理由は養分を浪費を防ぐためです。
やり方ははさみですると新梢がかけにくいです。
以上まとめますと
短梢剪定種無し栽培の場合の芽かぎ方法です。
①水平に伸びている芽を1芽座に1新梢を残します。
②時期は展葉5枚目頃です。
③副芽(主芽の隣の芽)、基芽(主枝から出る芽)、不定芽(旧年枝から発芽する芽)は取り除く
皆様のぶどう栽培に少しでもお役にたてれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。