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「未知なる生物界への扉!階段に現れる虫たちの謎解き」3 "ラミーカミキリ"
あなたの住まいの階段を使って新たな冒険に出発しませんか?
私は健康のために階段を使っていますが、階段で目を凝らすと、ふと動く小さな虫がいることに気が付きます。そして昨日いた虫は何処かへ行き、別の虫が現れ、入れ替わっていくのです。
実はこの無機質な階段には驚くべき生命の多様性があります。
本記事では、私たちの日常生活に潜む小さな虫を探索し、階段に毎日現れる虫の正体に迫りたいと思います。
前回はシロスジカミキリムシでした。
今回はどんな虫に出会うのでしょうか。
今日はよく知っている虫だといいなと思います。
階段を降りていくと白い壁に何やら目立つ
エメラルドグリーンの何かが目に止まりました。
ん? なんかカラフルな模様が見える。
近づいてみるとなんと、またカミキリムシ!
模様が美しい。鮮やかなエメラルドグリーン。
今度はなんだろう?
これだけ特徴的な色と模様なのですぐにわかるだろうと、スマホを片手に調べました。
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ラミーカミキリ(Ramie髪切、学名:Paraglenea fortunei)は、コウチュウ目(鞘翅目)・カミキリムシ科に分類される甲虫の1種。初夏にカラムシなどに集まる小型のカミキリムシで、日本では東海地方の各地で見られる。名前は本種の食草のひとつであるラミー(Boehmeria nivea var. candicans Wedd.:カラムシの変種の一つ)から。
おそらくこれはラミーカミキリに違いない。
検索していると最初はルリボシカミキリという色が似た種類が出てきましたが、なんだか模様が異なっていて、ラミーカミキリムシで良さそうです。
ところで、ラミーって何でしょうか?
ラミーを調べるとカラムシというイラクサ目イラクサ科の多年草植物に行き当たります。
国立環境研究所のサイトによると繊維作物ナンバンカラムシ(ラミー,Boehmeria nivea)の輸入に随伴して非意図的に持ち込まれた外来生物になっているようです。
今回は外来生物とされるラミーカミキリでしたが、次はどんな虫に出会うのでしょうか。
なじみ深い虫も階段に訪れることを期待したいです。
記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。
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