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例えば、眠たくなるとする。
目を瞑ると、ふと、皆が寝静まった
海外旅行中の、ジェット機の中の様子を思い出す。
僕は、会社で使っていたラップトップを開き
ただひたすらに、渡航日記を書き連ねていたことを
先ほどまで書いていた、そんな現実を思い出す。
あの時は「寝る暇もなかった」んだ。
眠たくなる。
つまり、身体が欲しているということ。
起きることに「限界を感じる」から、眠くなるのだ。
「限界」とは「限りある現在」であり、
過去も未来もとめどなく、一瞬で消え去り、
全てが止まることを意味している。
しかし、寝ることは、生きている中でも、
1/3も及ぶ、偉大な行為だ。
起きていることに価値もあれば、
寝ていることにも価値がある。
眠たくなる。
それは価値創造のための、
キッカケなのかもしれない。
だから今日は、昨日のことよりも、
明日のことよりも、今日が大切だったという、
かけがえのない刹那を過ごしたことに対する、
ご褒美かもしれない。
そんなご褒美が、眠りを欲しているのだ。