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『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を観て

2022/07/08、公開初日の昼過ぎの部で鑑賞してきました。
僕は都内に住んでるのですが、現在博多への出張中で、さらに小倉に移動し観てきました。
席は8割弱埋まってる感じ。グッズは問題なく買えました。博多だったらもうちょい混んでたかもな。東京やばそう。

どうしてもネタバレを含んでしまうと思うので、まだ映画を観ていない方はそっ閉じ推奨です。せっかく開いていただいたのにすいません。

さて、映画を観ての感想を書いていきます。

公開前日のシネマトゥデイの配信始め竹中監督が「最初は劇場で、できれば何度か観てほしい」と言ってた意味が分かった気がします。
絶対に劇場で観た方がいいし、何度か観たいと思う人も少なくないかなという内容でした。

前作の『3年目のデビュー』の時も感じたのですが、新しく知って驚いたという内容はそれほど多くない気がしました。

ただ、あのSHOWROOMの日にこんなことあったんだ、とか
裏でこんなに泣いてた日もいつも通りのトーク送ってきてくれてたんだな、とか
彼女たちのプロ意識を改めて分からされる感じでした。

竹中監督も「タイトルの希望と絶望の順番に意味はないのでバットエンドではない」と言っていたように、最後は明るい気分になったので良かった。
エンドロールからラストのキャプテンと美穂のシーンは良かったな。
日向坂の子たちは本当にみんな幸せになってほしい。

ネタバレを続けると、おひさまみんな知っていたことだけど、ひな誕祭でけやき1期の3人が来てたシーン。ねるが本当に嬉しそうな目でステージ見てたのと、めみも映ってたのが嬉しかった。井口も含めこの三人も幸せになってほしい。

僕はひらがな2期加入の2017年秋ぐらいからファンなのだけど、当時は握手会もガラガラで、漢字と一緒の時は簡単に握手券も取れて、全然ニュースにも上がってこなくて…
その頃を自分の目で見ているからこそもっと売れてほしいという勝手な気持ちもある。

けど、彼女たちはちゃんと人間で、女性で、体力とか考えたら、壊れそうになったり、実際壊れてしまったりするのは当然なくらい昨今は引っ張りだこで、、、
影ちゃんが劇中で言ってたけど「(仕事の)ない時代を経験しているから、忙しいのが嬉しいし頑張りたい」とかかとしの言ってた「しんどいって言ったら仕事貰えなくなると思ってた」みたいなのが象徴的だった。

日向坂って本当にデビューから上手くいかないことが多いグループで、やっと美穂の卒セレで22人揃ってライブできたってくらい、「万全な状態」がずっとなくて。

映画のPRで、日向坂をあまり知らない映像関係の方が「もっと順風満帆だと思ってた」というようなことを言っていて、確かに「大手ソニー」の「坂道グループ」のアイドルで、デビューからCDはとてもよく売れていて、7thもダブルプラチナ=50万枚の出荷で、毎日誰かが何かしらのテレビやラジオに載ってる日々で、そう見えるのも正しいと思う。

この記事の最初にも書いたけど、多くのおひさまは裏側での彼女たちの苦悩を断片的にでも知ってたと思う(ケヤフェスとか勝たんのチアとか)ので、映画を観ての新たな衝撃は多くないと思う。
でも映画を通して軽くしか知らなかったような人がおひさまになってくれたらいいなとは思った。

映画の冒頭でキャプテンも「この2年をストーリーとして美化して消費されたくない」と言っていたように、この映画を面白いとか、どうとかというより、記録に近い感じで、メンバーの気持ちや決意におひさまが近づけるものなのかなと解釈している。

今はちょうどケヤフェス2022のリハの時期で、昨年のことがあるし、彼女たちは今日も戦ってるんだなと思うと勇気をもらえる。
それは映画を観て、消費して、だから抱いている感情ではなくて、最初に好きになった時から一貫して自分の中で感じているリスペクトである。

もう文調もめちゃくちゃだな、、、笑
推敲しようかと思ったけど、この感情がぐちゃぐちゃな感じが観終わった直後感じで、どうせあまり読まれないし自分の記録も兼ねて推敲せずにいようと思う。

今月中に2回目、もしかしたら3回目まで観にいくと思う。
そして毎回泣くと思う。
でもそれは彼女たちがかわいそうとか、感動的に美化されての涙じゃなくて、今日も笑顔でハッピーオーラを届けてくれてありがとうって感じの感謝に近い感情からくる涙だと思う。

本当にアイドルって尊いですね。感謝。

この後は明日のミーグリでぱると話す予定の「五等分の花嫁」を観てくる。


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