見出し画像

夏休みの自由課題に!簡単手作りマスクリーフ④もっと簡単に作ろう

宿題ぎらい日本代表候補(こうほ)で自由研究名人のスズムラ雀(すずめ)です。
今回も引き続き小学生のかたにもやさしい言葉で書いていきます。

ここまで作り方を見て、どうでしたか?
うんうん、私もそう思います。

けっこう複雑で難しそう。

まず、針と糸を使うのがむずかしい。
これではいけないので、もっとかんたんな作り方を二つ考えました。
テーマは

お友達とみんなで作れるアクセサリー

おさいほうや工作が得意な人も、苦手な人も、みんなでいっしょに作って楽しめる作品を目指します。

針と糸は使いません!

⑴フェルトで作る

フェルトという、繊維を押しかためた布を使います。
もしかしたら学校で使ったことがあるかもしれませんね。
フェルトのいいところは、切った時に普通の布のように端っこがボサボサにならないところです。
今回は、少し時期外れですが私が大好きなアジサイの花を作ります。

<用意するもの>

画像5

・フェルト…2色
・小さいパールのビーズ
・自分で切って使うタイプのヘアゴム…約30cm
・ボタン…直径1〜2cm以上の大きめのもの2つ(画像に入れるのを忘れてしまいました)
・ハサミ
・ボンド
・えんぴつ
・ものさし
・クリップ(画像に入れるのを忘れましたごめんなさい)

フェルトは、私は青とむらさきの2色を使いましたが、お好みでピンク系などでもかわいらしく作れます。薄い緑色のあじさいもありますし、白色でもさわやかに作れると思います。
ぜひお好きなあじさいをイメージして作ってみてください。

今回は、前回の反省を活かして、より分かりやすいように、動画を作りました。

①アジサイの土台を作る

土台にする色のフェルトを2枚、同じ大きさの円に切り取ります。
コップのフチなどを使うと簡単にきれいに下書きがかけます。

切り取ったら、2cmくらいの隙間を残して、円のフチにボンドをぬって2枚の土台を貼り合わせます。

②アジサイのがく(花びら)を作ろう

がく(花びら)にする色のフェルトを切り抜きます。
私は使いかけのフェルトがたくさんあったので、その隙間から切り取りました。直径1〜2cmくらいの小さい丸をたくさん作ります。
きれいな円でなくても大丈夫です。

丸を切り抜いたら、4枚1組の花を作るように土台に貼り付けていきます。
4枚の花びらは少しずつ重ねるようにして貼るときれいです。
今回は一枚だけちゅうとはんぱに余ってしまったので、ちょうど空いていたスキマに貼ってしまいました。
そんな感じでだいじょうぶです。

最後に、4枚の花びらの真ん中に、パールのビーズを一つずつボンドでつけていきます。
花びらが一枚余分だったところに、いい加減にビーズをつけていますね…
全体で見てカッコよくできてればなんでもいいんです。だいじょうぶです。

ここまでできたら、ボンドが全部乾くまでしばらく乾かします。
アイスでも食べましょう。

③(ちょっと休憩)別のかざりを作ろう

アジサイがあまりに手間がかかるので、もっと簡単なかざりを作ってみました。
何を作っているのか、分かりますか?

④かざりをふっくらさせよう

あじさいはてまりのように丸く咲くのがステキなので、今はまだぺたんこのわたしたちのあじさいも、まあるくなるように工夫してみましょう。

2枚重ねた土台の、ボンドをつけずにあけておいたスキマから、つめものをしていきます。
もちろんフワフワのわたを詰めてもいいですが、わざわざ用意しなくても、あじさいを作る間にでてきたフェルトのはじっこを集めて使うのもいいアイデアだと思います。

いっぺんにたくさん入れずに、少しずつ、えんぴつや細いものさしなどで入れていくのがコツです。
全体的にふっくらするように、まんべんなく入れるようにしてください。

入れ終わったら、土台の入り口にボンドをつけて、フタをします。
押さえておかないと外れてしまうので、クリップなどではさんでおいてください。

画像3

ぎゅっ

乾くまでしばらく待ちます。
やったあ!またまたアイスタイムです。

(またまた休憩)くるみボタンを作ろう

前回も使ったくるみボタンの作り方を動画にしました。
作ってみたい方や、アイスは1日一個までの人はこちらの動画を見てみてください。

⑤組み立てよう

いよいよ最後の組み立てです。

ヘアゴムを30cmくらいに切ったら、ボタンを二つとも通します。
ヘアゴムのはじを結んで輪っかにします。
結び目はゆるいと外れてしまうので、ぎゅーっとしっかりしぼります。
かたく結べたら、余った紐は短く切ってしまいましょう。

ゴムの結び目がボタンとボタンの真ん中に来るように調節します。
結び目と、輪っかの反対側のゴムをつまんでアジサイのモチーフの裏側、土台の真ん中に乗せます。

土台と同じ色のフェルトを、土台の中にちょうどおさまるくらいの四角形に切り取ります。
ボンドをつけて、ヘアゴムを固定します。

完成です!

どうですか?
針と糸を使うものより簡単に作れたんじゃないでしょうか。

ちなみに、しろくまのモチーフは少し小さく作った関係で最後につけたゴムを抑えるパーツが外れやすかったので、ボンドが乾くまでクリップではさんでいたのですが……

画像4

こんなあわれなすがたになってしまいました。
バラエティ番組でばつゲームを受けているお笑い芸人さんみたいです。

……でも、まだお友達とみんなで作るにはむずかしい気がします。

⑵ビーズで作る

もっともっとかんたんに作れる方法を考えてみました。

真ん中のかざり、作るのめんどくさくない……?

ということで、思い切って真ん中のかざりを手作りするのをやめました。
動画を見れる人は、とにかく一回見てみてください。
すぐ終わります。

<用意するもの>

・ヘアゴム(細いもの・ビーズを通します。)…約30cm
・ビーズ(ヘアゴムに通せる大きさの穴が開いているもの)…好きなだけ
・ボタン(直径1〜2cm程度以上の大きめのもの)…2つ
・ハサミ

これだけです!

ヘアゴムを30cmくらいに切ったら、そのちょうど真ん中にボタンを通します。
ボタンの両側から伸びているゴム紐の両方に、好きなだけビーズを通します。
ビーズを通し終わったらゴム紐の片側にボタンを通します。
ゴム紐のはじとはじを結んで輪っかにします。
ゆるまないようにかたく結びましょう。
結べたら、余った紐のはじを短く切ります。

完成です!

画像1

こんなふうにビーズの近くに結び目を作るとビーズがバラバラに動かなくなるので、身につけたときにきれいにそろって見えます。
あえて固定しないで、ビーズが散らばるのもかわいいと思います。

画像2

ほとんど同じ作り方で、こんなに大人っぽい作品も作れます。

どうでしょうか?
これならみんなで作れそうじゃないですか?

使い方は全部同じです。
他の記事にものせた写真ですが、

画像6

こうです!

ヘアゴムに取り付けた2つのボタンを、マスクの左右のゴムにそれぞれ引っ掛けて使います。
マスクをつけて耳が痛くなるのが苦手な人は、そのなやみが軽くなりますし、特に痛くならないという人も、つけてみたくなりませんか?
もしつけてみたいなと思ったら、ぜひご自分で作ってみてください。
そして、作ったらぜひ、その作品を見せてください。
もし、作ろうとしてわからないところがあれば、ぜひお気軽に質問をしてください。
出来る限りお答えしたいと思います。

作った作品を、みんなに見せてもいいよ!という人は、ツイッターやインスタグラムで「@szm_qiu」「#スズメイド」とつけて投稿してくれたら、わたしもみにいって、いいね!をします。
もし、わたしには見せてもいいけど、他の人はいやだな、という人は、同じツイッターとインスタグラムの「@szm_qiu」のアカウントにダイレクトメッセージで送ってください。
皆さんの作品を見れるのを、楽しみに待っています。

最後に、やっぱり自由研究終わらなかったよ!という人のために、この作品をりっぱな自由研究にしたててしまう方法をご紹介します。
大急ぎで、やり切っちゃいましょう。
だいじょうぶ、がんばって作ったら提出が遅れたって、先生だってちゃんと受け取ってくれるはずです。
それは、次の記事でご紹介します。

それでは。

いいなと思ったら応援しよう!

スズムラ雀
よろしければ、サポートお願いいたします。いただいたサポートは活動費として大切に使用させていただきます。