夏休みの自由課題に!簡単手作りマスクリーフ③完成させよう
宿題ぎらい日本代表候補(こうほ)で自由研究名人のスズムラ雀(すずめ)です。
今回も小学生のかたにもやさしい言葉で書いていきます。
さて、前回はお花のかざりを作るところまでやりました。
今回はついに完成させるまで書きたいと思います。
①ゴムを輪っかにする
まず、ヘアゴムを30cmくらいの長さに切ります。
これを輪っかにむすびます。
結び目はあとでほどけないように、ギュ〜っとひっぱってかたく結んでください。
ゴムの結び目のはしっこが長いので短く切ってしまいます。
これでヘアゴムの準備はおわりです。
②バイアステープを用意する
バイアステープ?急にむずかしい言葉が出てきていじわるですね。
だいじょうぶです。もう途中まで作ってあります。
さいしょに切った、ななめのまっすぐなおびのことです。
あれを、おりがみのようにおります。
こんなふうに、長い辺を内側に向かってまっすぐ両側から折りたたみます。
折っただけだともどってしまうので、アイロンをかけます。
アイロンをかけるのは、やけどをしやすいので、おとなの人とやるようにしてください。
これを作るのがむずかしいときには、あらかじめおんなじように作ってあるテープがお店で売っています。
100円ショップでも買えるので見てみてください。
これを5cmくらいに切ったら次の準備が完了です。
③ゴムの結び目をかくす
これから輪っかにしたゴムをお花のかざりのウラ面にくっつけるのですが、結び目が見えるとちょっとだけかっこ悪いので、さっき作った(または買ってきた)バイアステープでかくします。
テープの上にヘアゴムをおいたら、それを左右からテープを折りたたんでおおいかくします。
それをさらに半分に折ります。
上側のゴムだけ最後の折り目のところにずらしておきます。
そして、この写真だと右側にあるテープのはじがパカパカしないように糸で縫いとめてしまいます。
こんな具合です。
むずかしそうだったら接着剤でとめてもいいです。
これで、ゴムの結び目の隠し場所を作ることができました。
④ゴムと飾りを合体させる
それでは、最初に作ったお花のかざりと、つぎに作った結び目の隠しポケット付きのヘアゴムを合体させます。
ぬい目が見えるとちょっとかっこ悪いので、隠しポケットのさっきぬった部分を輪っかにしたゴムとゴムの真ん中にして、
ひっくり返してお花の飾りのウラ面の真ん中におきます。
このときに、ヘアゴムの結び目をポケットの中に隠します。
隠したら、ヘアゴムの左右の長さが同じくらいになるように調整してから、この隠しポケットをお花の飾りにぬってとめます。
このときに、お花の飾りのオモテ面に糸が出ないように、飾りの布は、ウラ面の一枚だけをすくうようにしてぬいます。
これも難しかったら、「接着剤でとめる」にかえてもだいじょうぶです。
接着剤でとめるときは、ポケットの中も接着剤を入れてとめてしまった方が使いやすいと思います。
こんなふうにできました。
家庭科が得意な人だったら、なるべく細かくぬうようにすると、丈夫でこわれにくくなります。
⑤留具のボタンをつける
いよいよ最後です。
マスクのゴムをひっかける留具をつけます。大きめのボタンならなんでもいいですが、今回はせっかくなので、ボタンも自分で作ってみました!
好きなぬのでオリジナルのボタンを作るキットです。
100円ショップで売っています。
キットの中に入っている厚紙と同じ大きさに好きな布を切りとって、
布→ドーム型の部品→輪っかのついた部品の順番に重ねて、赤い押し棒(ぼう)で強く押します!
オリジナルのボタンができました!
これを、ヘアゴムの輪っかのはじに糸で取り付けます。
ボタンの輪っかの部分と、ヘアゴムを糸でぐるぐると3回くらい巻きつけてからほどけないようにしっかり固結びをします。
反対側も同じようにボタンを取り付けます。
完成です!
さあ出来上がりました。思ったとおりに作れましたか?
わたしと全く同じように作らなくてだいじょうぶです。
自分のすきながらや好きな色、好きな形に作ってみてください。
早速つけてみましょう。
後ろから見るとお花のヘアゴムやヘアピンをつけているみたいでかわいいです。
横から見ると、マスクのゴムが耳から離れた場所にあるのがわかりますね。
耳のウラにゴムが当たらないので、痛くなりません。
バッチリです。
でも実は、この作品はもっと工夫できるところがあります。
次はそれを書きたいと思います。
つづく