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2024/6/28/FIRE WALL東京キネマ俱楽部

久方ぶりにきちんとした姿勢でノートPCに向き合っています。
スマホしか触らない生活になっていたにもかかわらず。で、何があったんだい?風が語り掛けます…私は答えます『PK shampooを観にいったからかな。』

6月末、28日。夜行バスから降りると大雨だった。NewDaysでビニール傘を800円で買いました。いきなり出費。行きたいイベントの日って雨降りがちな気がする。数年前のコミティアかM3もそうだった気がする。まあ過去のことはさておいて。この日私は好きなバンド(好きって言っていいのかな)PK shampooのライブに赴くために秋田から上陸した。緊張しいなので1か月くらい前からライブ会場で地蔵になる自分の姿を想像してはノリが悪いと思われたらどうしようとかそういう自意識全開の状態に度々陥っていたんだけど何周か回って緊張感が心地よくハイな感じになっていた。物販画像に丸を付け予算を計算しメモしてATMも行ったし準備万端。服装もなんか田舎じゃ着れないような感じに謎の気合を入れた。結果的に当日若干浮いてた。
まあ私の自意識はおいておくとしてライブ。ライブです。感想を書きます。空気感記します。
会場は鶯谷。東京キネマ俱楽部19:00開演。遅刻癖でタクシーを使いゲストの小山田壮平さんが歌ってる最中に入場。すでにのびやかな歌声が響いてる…あまりにも東京キネマ俱楽部というかワンドリンク制スタンディング形式が久々すぎてドリンク引き換え方法よくわかんなくて満員の中スタッフの方に聞きながらなんとかラムコークを手に入れステージに近いロッカーのすぐ前で鑑賞。小山田氏の歌声は平和で牧歌的な感じだけれど、全体的にメロディのうねりが大きくて特に女性メンバーの方は激しい動きで上下にギターをかき鳴らしていたのが印象的だった。存じてなかったのでアルバムを少し予習していたのだけど歌詞の世界観と個性が歌声と調和していて宮沢賢治的な抽象的概念と夢想を感じるなと思った。度々名前だけ聞いたことはあったバンド、andymoriのボーカルということで小山田さんは超人気有名人なのだと思う。にわかですみません。きっと会場が超満員なのはそのおかげでもあるのだろうなと感じた。

小山田氏の出番が終わると機材の入れ替えなどが始まった。その間に観客たちは場所移動したり談話したりドリンク買いに行ったりロッカー使ったりとかする。私はぼっちなのでざわめきに聞き耳を立てたりキョロキョロしていた。会場を眺めると男女比は半々くらい。PKshampoo、自分はシューゲイザーっぽい音色の強めラウドロックだと思っていたので、意外と女性が多いなと思った。でもなんとなくそうなる理由がわかる気がしたのは歌詞。私がPKshampooに注目するきっかけになったのは文学的でロマンチックで純粋なな歌詞だった。そう、詩の中に等身大の君と僕がいる。大人ぶってない青春。男性から女性への感情が記されてる。それがやばいのだ。ヤマトパンクスさん(通称ヤマパン)は無邪気で動きも派手で顔芸も激しい。それがなんかハスキーな声で犬のように叫びまくる。イケメンだ。段々ヤマトパンクスさんに対する勝手な恋慕みたいになってきてしまったので純粋にPK shampooの詩の話に戻ります。『星』という曲の詞。

https://www.uta-net.com/song/287309/

すごくロマンチックじゃないですか?
自分の歌を響かせることで君を見つけるって。この曲はPK shampoo.wavというアルバムの1曲目なんですが個人的にこのバンドの表題曲のようだなと私は思っています。ヤマトパンクスさんは詩の中で、星や銀河、宇宙に関する用語をよく登場させます。青くないですか?遠い宇宙や未来の君や自分を思いながら過ごしていた頃の思い出、存在しない思い出を追体験しているような心地にさせてくれる。すごい。他にも実在の地名や音楽用語も歌詞に登場してきます。リアルタイムな感情を歌詞に書いたんだろうな…と想像力を掻き立てられます。聞けば大学のサークルで結成されたというPK shampoo。だからこんなに瑞々しい臨場感があるのかと納得。私は高卒だから大学のこと全く知らないのですが曲の世界に入ることで解像度がすごく上がる気がする。表現力がすごいよ。

そしてこれは『零点振動』の歌詞。
歌いだしからすごい情景。蓋の上で液体スープをふたり温めた生活がここにある。赤裸々すぎんか。そして失恋ソング…?ですよね?
ヤマトパンクスさんは一体いくつの恋を経験しているんだろう…
こんなリアルな感情を緻密に歌に閉じ込めて表現できるなんて。。憧憬、抱いてしまう…恋…してしまうよ

https://www.uta-net.com/song/308109/

記事を書いてるうちに0時を超えたし、このままでは恥ずかしい私的感情を漏洩させるだけになってしまいます。
ここまで読んでくれた方はもう聞いてもらって。説明など不要でした。素晴らしい楽曲『君の秘密になりたい』がありますので貼らせていただきます。何も考えず、囚われずお聞きください。比喩、歌声、場面情景が文学、映像級です


https://www.uta-net.com/movie/310409/

それでは!それでは!もう満足です!youtube貼れたので!
ちなみにライブではきもちよくて3杯飲んで地蔵卒業しました!飲めば乗れると判明しました!欲しい物販全部買えたし!
旅の思い出としては、ポケセン行ったりロイヤルホスト初体験したり個性的な宿とまったり、失敗も成功体験も詰まりまくり色々あるんですが、語り切れずまとめきれず!今日はもう眠いのでまた後日!ツイッター(X)でもなんか書くかもです~よろ!

https://x.com/akaruiningen

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