シャッターアートと、今思うこと。
去年の5月か6月頃、Facebookでのやり取りをきっかけに寂れつつある商店街の地域おこし協力隊の方と繋がりました。そこから始まったシャッターアート。2018年の自分はなかなかアクティブだったと思うけど、その中の大きなトピックのひとつだと思います。
きっかけはもう衝動的なもので、大学がこんなに近いのにこのままじゃ寂しいとかそんなんだったと思います。だから最初はイベントだったりをやりたいなと思っていて。でもちょうどその頃地域おこし協力隊の方が進められていたのがシャッターアートでした。
やるからにはそれをインスタ映えさせよう、と手伝わせてもらうようになり、いくつかアイデアも出させていただくようになりました。
難しいのは承知で、はじめはこれが活性化の火種になればと思ってました。実際に新聞社さんやテレビにも取り上げてもらえたり。
もちろん思った通りにかけるわけでもなく、ボツになったアイデアもありましたが、現在はほとんどのシャッターアートが完成しています。
今だから思うこと。確かに商店街は以前より、〈映える〉場所になりました。でもきっと知名度はそこまで上がってません。多分こんな場所で言っても「それは確かだ」って言われるようなレベルで。
ただ、もう少し自信を持って言えるのは、中の景色は大きく変わりました。外からじゃ閉ざされてて分からないけど、物理的なものだけじゃなく、雰囲気というかそういった面が大きく変わったような気がします。暮らしの中心に商店街がある人達は「ここが明るくなった」と声をかけてくださるようになりました。
まだ明るくなれる伸びしろを感じられるような、そんな賑わいの前兆だと捉えれば、やりたい人が勝手に進める活性化ではなく、そこに根付いた方々ももう一度明るい方を向いていけるのでは、と感じます。
なんとか上手くいってるように見せといて当たり前のことしか言えてないのだけど、今だからできた、純粋に心に残る経験でした。
あの優しさになにかお返しが出来ればと思います。
あぁ、もう少し文がうまかったら魅力が伝えられたかも知れません。精進します。