1年通っていたコワーキングスペースやめた。
コロナ禍になって早3年。
いまだに毎日リモートで仕事をしている私です。
都内にオフィスはありますが、2020年の3月から会社に出勤していません。
コロナ禍をきっかけに全社的に「出勤ナシでOK」という勤務体系となったため、まわりの同僚も出社していません。
出勤がないので楽ちんですが、人との関わりが減ったので、少し寂しいと感じる時もあります…。
リモートワークは働く環境が重要だと思い、自宅から徒歩圏にある都内のコワーキングスペースを契約しました。
今回は、2021年4月〜2022年4月まで、1年間コワーキングスペースを使ってみた感想と振り返りを書こうと思います。
1Kでの仕事には限界がある
2020年3月、会社のお達しで従業員全員が在宅勤務となりました。
いきなりの在宅勤務。
1Kの極狭マンションで仕事することになるとは…
最初は我慢して自宅で仕事をしていましたが、変わり映えのしない毎日に飽き飽き。
起床後、パジャマのままPCに電源を入れ、仕事が終わったら電源を切ってそのままベッドへダイブという同じことの繰り返し。
気づいたら1歩も外に出ていないことも。仕事してるとはいえ、引きこもりじゃん!!
このままではダメだ、港区キラキラOLだった私が人として終わる….
環境を変えたく、都内で安いコワーキングスペースを探しました。
はじめはドロップインでお試し
自宅から徒歩圏内にあるコワーキングスペースを発見。
フリードリンク付きで2h:500円、1DAY:2000円という気軽に試せる値段設定だったので、最初は週1程度、ドロップインで利用しました。
デスクにモニター、コピー機など、仕事に必要なものは全て揃っており、何ひとつ不自由なし。適度に他の会員さんもいる。
同じ空間に人がいるというだけで、集中力が上がり、仕事を捗りました。
やっぱり、誰かがいるだけで無意識に仕事モードになるんだな…。
何より、朝ちゃんと着替え、メイクして出かけるという、コロナ前までは当たり前だったコトをしてるだけで、社会人としてちゃんとしてる…という気持ちになりました。
マンスリー会員になる
1か月ドロップイン会員として利用していましたが、週2以上利用する場合、月額プランの方がお得ということで、思いきってマンスリープランへ変更。
マンスリープランは 月額1.8万円。
24h出入り可能になるので、第3の自分の部屋として使えるのはいいな…と思い契約しました。
※会社からは一切補助はないので自腹です。
平日は朝一でオンライン会議が入っていたため、午前中は自宅で仕事、午後からコワーキングスペースに移動して仕事する…というルーティンで利用していました。
コワーキングスペースを利用して良かったところ
①仕事に集中できる
コワーキングスペースを使って一番の利点といえるのはまさに「仕事に集中できる」ことです。
中には「誰もいない場所の方が作業に向いている」という方もいるかもしれませんが、私は多少の会話や雑音があり、人の目がある環境の方が集中できるタイプです。
家で仕事すると、気づけばスマホを手にしてネットサーフィンで1~2時間が経過していたり、つい眠くなって昼寝してしまったり、BGMでつけたラジオの内容が気になったり・・と仕事を妨げる誘惑が沢山。あっという間に時間が過ぎていきます。
裁量性のため、与えられた仕事が完結していれば多少の脱線も許される、、とはいえ、人間は弱いものでつい誘惑に負けてしまいます。
だらだらしている姿がゆるされない、仕事しかする事がない環境に身を置いた方が仕事が捗るなと感じました。
あと、リモートワークあるある かと思うんですが、隣人の引っ越しなどでマンションの改装工事が入り、騒音でストレスになることも。
そんな時、仕事ができる別の場所があるのはありがたかったです。
②仕事以外でも、ちょっとした事に使える
私が契約していたコワーキングスペースは土日祝、24hいつでも使えたため、本を読むためにだけ、休日にコワーキングスペースを使ったりしました。
街中のカフェだと休日に混んで来た時に長居するのは気が引けますが、コワーキングスペースならコーヒーを飲みながらゆっくり読書や勉強ができます。気を使わなくてすむってのはいいですね。
また、今までは、特にやることもなく無駄に1日を過ごしてしまうことがありましたが、いつでも自由に利用できる作業場を手に入れたので、この機会になにか始めてみようと思い、プログラミングの勉強をはじめました。
朝から夜まで誰にも邪魔されずに集中してモクモクと作業。
1年後には自分でPythonのコードが書けるようになっていました。
なにか考えごとをしたり、日々の振り返りを行いたい時に、コワーキングスペースを利用するのが日課となりました。
まさにサードプレイス。
じゃあ悪かったところは…?というと
特に見つからず。
しいてゆうなら、積極的にコミュニケーションを取りたい人にはあんまり向いていないかな…と。(場所によるんだろうけど)
作業に集中したい人があつまっているので、急に話しかけられたりすると困る…笑
コワーキングスペースをやめた理由
さて、そんなコワーキングスペースユーザーだった私ですが、今年の4月にマンスリー会員を解約しました。
理由としては単純なんですが、会社のオフィス規制が緩和されて、出社が自由になったからです。
(100%でもOK、出勤してもOKという、どちらでも良い勤務形態。)
出勤が可能になったということで、今までのように頻繁に使うことは少なくなるだろう…と思い解約しました。
結局、通勤するのがめんどくさくて、ほとんど家で仕事をしているのですが、たまに都度払いのドロップイン会員としてコワーキングスペースを利用しています。
浮いた1.8万円は、たまにのワーケション費用として貯金しています。
自宅での作業はやっぱり退屈で集中しづらいものですが、自宅、会社、コワーキングスペース、県外(ワーケーション)を使い分けてストレスなく柔軟に仕事ができるようしたいものです。
2020年以降、多様な働き方ができるようになり、ライフワークバランスも徐々に変わりつつあります。
何に重きを置いて働くか。
改めて、自分の働き方を見直すいい機会になったな~と思います!
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