【🌟感想コメント】だいすきなNEWSの曲たちと短歌をたのしむ「NEWS楽曲歌会」

2024年12月1日 21:39

だいすきなNEWSの楽曲がサブスク配信されてうれしかったみんなで、短歌を詠んで歌会を催しました。
この記事では、フォームで募集した短歌の感想コメントを公開しています。
フォームに書ききれなかった感想や、参加の感想はぜひハッシュタグ「＃NEWS楽曲歌会」で教えてくださいね！

🌟企画概要（募集記事）はこちら

「楽曲短歌」についても下記記事にて説明しています。

🌟作者名入り詠草一覧は別記事にて

以下、短歌とその感想コメントをテキストにて掲載しています。都合により作者さんのお名前を省略させていただいています。お手数ですが、作者名入りの詠草は上記の別記事にてご確認ください！

001／日本中探してみてもきみほどに愛した人はいなかったのに（2人/130000000の奇跡）

喪失がこの31字に詰められている。「のに」のあとはもうなにも続けられないですね。素敵。
1番サビとラスサビでの歌詞で｢なのに｣と逆接が来るのがこの曲の好きポイントでしたので、最後が｢のに｣で終わっているところが、私のツボで鳥肌でした。曲の持つ、温かい雰囲気に滲む寂しさがリンクした素敵な短歌だと感じました。
この歌の主人公のことを、こんなに素敵に詠めるの、ほんとに素敵だなあ、と思います。わたしは、この曲を聴くとき、いつも胸が締めつけられるのですが、この短歌を読んだときも、同じように胸が締めつけられました。
歌詞やメロディーから感じる主人公からきみへの愛や、きみと離れてしまったことへの悲しさや切なさ、やるせなさが綺麗に短歌になっていてとても好きです。最後の「のに」がとても切ない…
「愛した」の過去形と「のに」が切実で、だけど奇跡があったのは確かなんだな……と思います……
楽曲名順なのでしょうがこちらが001であることでものすごく胸を打たれました…！「いなかったのに」が切ないです。「日本中」の部分がこの楽曲で詠んだ短歌たらしめていて、良いなと思いました。

002／群生の火種のあたしぱちぱちと四つ葉以上の幸福をする（4+FAN）

「群生の火種のあたし」！　こんなにうつくしくファンの表現ができるんだなあ。「幸福をする」という表現もいいですね。決して一方向にあたえられるばかりではない、能動的な幸福。まさにアイドルを好きだと思うことの言い換えでしょう。
｢群生の火種｣や｢幸福をする｣て言葉遣いがかっこいいです！この短歌を読んだ時に、イントロでテンションが急上昇し、ぴょんぴょん跳ねながら全力でコールを入れていた時の、幸せを溢れさせた感覚が蘇りました。
この歌から、火種という単語生み出せるの、天才です…。幸せを四葉に例えているのも全部素敵で、わたしは、いままで、幸せの最上級を、四葉だ例えることしかできなくて。その四葉以上の例え方があるのだ、と感動しています。わたしもいつか、それに気づいて、もっと日常を鮮やかにできたらいいな、と思いました！
火種！かっこいい！群生であるところも、「四つ葉以上」に拡大していく印象で好きです。「する」の意志、すてき
「四つ葉以上の幸福をする」…！「幸福をする」…！四つ葉が幸福であったことを前提にそれ以上の幸福を「する」、なんて強い歌なのでしょうか。すごいです。
群生の…というところに、自分を俯瞰で見ている視点を感じ、「幸福になる」じゃなく「幸福をする」という表現に能動的な姿勢を感じます。しかも四つ葉=あなたたちメンバーよりも、ファンの方が幸福してるよという…！冷静なような情熱的なような、温度感がすごく絶妙な面白いお歌で惹かれました！

003／10年もがんばれるかな人生の3つの坂で風を待ってる（Alien）

「まさか」に吹く風も、10年生き延びることへの不安も、歌とともに暮らせたなら、たぶんどうにかやっていける。かなしいままでも、不安なままでも進めるそのしなやかさ。それってNEWS/NEWSの楽曲から貰ったものにちがいありませんよね。
10年という時間も、明日の風も、ただ待つことしかできないですけど、がんばりましょうね！！！どの立場だよって感想ですみません！！！私もがんばります！！！
10年という単語に、もういちど歌詞を見直してみたら、10年後には愛おしいのかなというフレーズがあって。この短歌を詠んだ方の、ちょっとした不安というか、弱い部分を見れた気がして、嬉しかった、というか。わたしは、常に何か不安を感じながら、生きているので、まるでひとりじゃない、と知れたようで、心が軽くなりました。はあ、素敵。ほんとに素敵。
今現在の色々も、想像つかない10年後に思いを馳せると少しだけ呼吸が楽になる気がしますね。平坦でない場所で待つ風は軽やかなのかなと想像します。
自暴自棄じゃ決してないけど、諦観みたいな、何もかもを不安まるごと受け入れるような気持ちが曲の爽やかさと歌詞とのギャップを詠み込んでいてすてき

004／トラブル続きの人生楽しんだもん勝ちでしょオレに任せとけ（BE FUNKY!）

破調によって現されるこの頼もしさよ！この歌になら背中を預けたいと思えます。
この曲の歌詞では人生に対してネガティブな表現が多い一方で、それを軽く上回る勢いでどうにかなる！という気分にさせてくれるのも、NEWSに委ねたからこそなのかもしれない、と感じました。
この歌、とてもすきだなあ、と思ったのですが、直感でそう思った理由として、この歌を自分の味方にしちゃっているところだな、と思いました。元々の歌詞自体にも、力強さがあるなあ、と感じているのですが、この短歌にも、この短歌を詠んだ方の、人生への覚悟などが詰まっているなあ、と思って、だからすきだなあ、と思いました！
トラブルだろうがすべてを楽しもうと決めるの、攻めの姿勢でかっこいいですね…不敵に笑っていそうで好きです 
BE FUNKY!の一人称としての「オレ」がはまっていて好きです。あの頃のNEWSやNEWS楽曲の「オレ」感を思い出して楽しい気持ちになりました。

005／涙すら枯れてしまった鳥籠であなたのうたは夜明けのベール（Coda）

まなじりの乾きにやさしく触れてくれる短歌だと思いました。夜明けのベールを通ってくる音楽のやわらかさが手に取るようにわかる。
私個人の思い出ですが、Codaを初めて聴いた時、まだここに私の居場所がある、と再び光を捉えるきっかけになりました。そんな思い出や情景を鮮やかに映し出して心を揺さぶる、素敵な短歌をありがとうございます。
この歌に対して、鳥籠というワードを使っているの、ほんとうに素敵だな、と思います。何よりも、わたしは、夜明けのベールという言葉がすきです。これから、何か辛いことがあったとき、この言葉を思い出したいくらい、すきです。素敵です。
この短歌を読んで初めて曲を聴きました。暗く閉じ込められた空間から連れ出してくれるような楽曲だと短歌からイメージしました！少しずつ光が見えてくる描写が『夜明けのベール』から感じられます。
「夜明けのベール」、なんてうつくしくて優しいうたなんだろう……。担当外で申し訳ないのですが、曲中の「羽ばたく」という歌詞と呼応して希望を感じました
めちゃくちゃ綺麗なうただな、と思いました！「綺麗」と漢字で書きたくなる綺麗さで、繰り返し口にしたくなるリズムも好きです。
夜明けのベールという表現がすごく美しいと思いました。「あなたの歌」が励ますとか、元気づけるというのではなく、寄り添い、救い出してくれるような存在なんだなと感じられ、光の移り変わりまで浮かぶようでした。

006／忘れないどんなわたしも戻れるのなら卒業しても大丈夫だよね（Endless Summer）

ひとつづきの「わたし」がかたちを変えても残っているように、きっと大丈夫。己に唱える呪文のような短歌だと思います。
わたし、この曲を聴くと、いつも、どこかこれからのわたしも大丈夫だな、と感じることがあるのですが、それを思っていたのが、ひとりではない、ということに救われました。もちろん、歌を聴いて、抱く感想は、たくさんあっていいと思うのですが、それでも、その感想を持っているのが、わたしだけかも、と思うと、不安になるときがあります。でも、それが、わたしだけではなかった、と知れました。そこがとってもすきです、ほんとに。
「卒業」、前向きだけどさみしさも感じますね…。卒業することを選べたんだな、忘れないと決めたんだな、と、勝手に応援してしまいました
卒業というワードがずしんときます。大人になっても、今を手離したくない寂しさというのはいつもあって、「卒業」の寂しさに似ているのだと気付かされました。

007／膝をつき連れ出してくれた群青乗り込む意思はキミが灯した（EPCOTIA）

「群青」の語を選択するところに痺れました。ずっと遠ざかってから自分たちのいた場所を眺めて、群青の星だ、と思うんだろうなあ。
宇宙の空は何色なんだろう。このアルバムのタイトルを初めて見た数年前には、抱きもしなかった疑問が、改めて見ると、自分の中で大きくなっていくことがありました。歌詞に群青、と、出てきているのにも、関わらず、です。わたしがこの旅に乗る、と決めたのは、間違いなく自分の意志だった、ので、そのときのことを、思い出して、NEWSをすきでいた時間が、いまはとても愛しく思えました。
EPCOTIAツアーに入ったから、いろんな意味を見出せて嬉しいなーと思ったおうたです。「灯した」はペンラのこととも取れるところ、NEWSは王子様なので（真剣）「膝をつき」が形をもって想像できるところが好きです！
「意思はキミが灯した」という表現がとても素敵だなと思いました。未知の宇宙への旅はワクワクな気持ち半分、不安半分だけどNEWSがいるなら行ってみよう！とNEWSの存在が背中を押してくれる、そんなシーンが思い浮かびました。
連れ出してくれるひとと共に行くと決めたんだな……乗り込んで旅に出ることを選んだのかな……と想像しました。意思を「灯した」という表現が好きです。

008／君だけを死んでも愛し続けるよこの命では足りないほどに（Forever）

「死んでも愛し続けるよ」、それは時に大言壮語にも思えますが、ふたりが信じあうことでほんとうになるそのうつくしさよ！
ストレートでとてもいい…と、初めて読んだとき、感動のため息が出てきました。純粋に、こんな恋してみたいな〜、とこの短歌を読んで、思いました。そして、この短歌、作った方の、体温が画面越しでも伝わってくる感じがして、とてもすきです。ほんとにすき。
これほど愛すること、愛し続けることを私は想像することしかできないのですが、もう愛する以外できないほどの愛と命だなあ…。なぜか穏やかに告げている印象を抱きました。
直球な気持ちが結局一番心に刺さる　愛なんかいくらあってもいい

009／今だけと言えばずっとと返すひと優しい音を数えてねむる（Greedier）

やさしくせつない言葉選びに惹かれました。なんとなく加藤担さんのお歌かな…？と思いました。
楽曲の雰囲気そのままの短歌で素敵です。心地よいしずけさが漂っている。
この歌の主人公とその相手が、こういう会話をしているだろうなあ〜というのが、熱を持って、わたしの中に、入り込んでくる感じ、そんな感じが、この短歌を読んで、ありました。この2人の幸せを願わずにはいられなくて、愛しく感じる。そんな温かさのある短歌だなあと、思いました。
下の句が美しくて好きです！二人が「ねむる」姿が目の前に浮かんでくるような優しさのおうただな、と思いました！
「ずっと」を心から信じていられる関係なのかなと想像しました。優しい眠りの先に幸せな朝と生活があるのかなあ… 
Greedierが本当に好きなんです…！Greedierの短歌が読めて幸せです；；穏やかな雰囲気で、優しい言葉のなかで安心してねむれる、幸せな世界が一首に広がっていてとても好きです。
幸せすぎて眩しい！！穏やかな気候の砂浜で、手を繋ぎながら波音を聴きいてまどろんでいるみたいだ…

010／しあわせが反射するたび膨れてくこの瞬間をリボンで結ぶ（Happy Birthday）

「リボンで結ぶ」というのがかわいくて好きです！
リボンを結ぶ手つきや表情まで見えてくるようで、素敵な短歌です。
この曲、NEWS担をやっていたときからだいすきで、何度も聴いてきた曲なのですが、そういう捉え方があるのか！その角度から、幸せ描く！？という短歌で、とても読んでいて、驚かされてばかりの短歌でした。わたしは、この曲の、MVが、だいすきなのですが、この短歌を読んだだけで、頭の中で、MVが流れちゃいました。わたしもこんな誕生日、迎えてみたいです。
「リボンで結ぶ」、なんて素敵な手段……！反射してふくらんで、しあわせが連鎖していく印象でした。短歌を拝読して、曲名を見て、ああ！と二つが結ばれるお歌でした
「しあわせ」「リボン」あたりのタイトルに絡めたワードの取り方が好きです。どんなふうに、どれだけ大きなしあわせかというのの表現（「反射するたび膨れてく」）が、毎年やってくる誕生日や記念日のたびに重なり膨らむ幸せ、というイメージに合っていて良いですね〜
楽曲が持つやわらかい幸せの空気が短歌にもあって素敵だなと思いました。誕生日、記念日などの言葉や歌詞に出てくる言葉を使わず、特別な時間であることをリボンで表しているところが好きです。

011／十六夜の月の明かりを道連れに欠けてゆくまま重なるふたり（I・ZA・NA・I・ZU・KI）

「欠けてゆくまま」重なれる「ふたり」であることの貴重さや愛おしさを感じました。「道連れ」の語があることでどこか後ろ暗いものも感じられて素敵な短歌です。
月の明かりを道連れにという表現が、とてもすきです…。欠けてゆくまま重なるふたりにも、どこか妖艶で、かつ美しいふたりの姿が、思い浮かんで、とってもすきな句だなあ、と。
かっこいい……「欠けてゆく」と進行形なのがよるべない印象で、重なっても一時的にしか満ちることができないのかなと想像しました。
「欠けてゆくまま重なるふたり」なんて色っぽいんでしょう。「どこか欠けたところのあるふたり」と読みとっても素敵かなと思いました。
曲の妖しい雰囲気が漂っていて好きです！少し欠けた月である「十六夜」に「欠けてゆくまま」と続くのがかっこいいなと思いました。
ほぼ満月な十六夜はこの先欠けて見えなくなっていく　ひとときだけでも幸せなふたりの、決して明るくない未来を重ね合わせてよんでしまう美しい歌

012／幾千の星に噤んだ待ち合わせふたりぼっちの朧月夜（I・ZA・NA・I・ZU・KI）

「噤んだ」の語の選択いいですね……！「ふたりぼっち」がより際立っている。
月だけじゃなくて、星まで出てくるこの句、とってもすきです…。そして、待ち合わせという語がくるのも、とっても素敵だなあ、と。わたしはこの曲に、妖艶さを感じているのですが、この句にも、なんとも言えない妖艶さがあって、とってもすきです…！
「幾千の星に噤んだ」すごく好きです……すごい……誰にも秘密の待ち合わせ……「朧月夜」のあいまいな印象もすてき……

013／朝焼けと冷えた空気に歌声が滲んで咲いてずっと光って（madoromi）

ここちよいつめたさの短歌で素敵です……！「滲んで咲いてずっと光って」の畳み掛けになめらかな時の流れを感じます。
短歌を読んだだけで、季節とか、その空気とかが、わかってしまうの、天才だなあ、と思います。朝焼けの中に光って咲いている歌声が、想像できます。なんとなくですが、この短歌で滲んで咲いている声は、増田さんな気がするなあ、と思っています。madoromiを聴きながら、この短歌を思い浮かべながら、冬の寒空を、歩きたい、なあ、と思いました。
初めてコンサートで聴いたとき、美しい曲だ、と感じたのを思い出しました。この短歌も同様に美しく、朝焼けの色をしているなと思いました。
「滲んで」いるのが、優しい歌声なのかなと想像しました。「ずっと」が希望のようで、寄り添ってくれるようなお歌だなと思います
目に見える景色とそれ以上のイメージが混ざり合うように描写されていて、そこに感情は直接書かれていないところが静かで良いなと思いました。下の句にかけてだんだん感情がみえてくるような、情景の味わいになってゆくのがまた良いです。言葉にするのが野暮に感じますが美しい作品ですね。
明け方の静けさのなかで、決して大きくはないけれど澄んでいて美しい歌声がすっと響き渡る、という情景が浮かびました。この歌をきっかけに、「madoromi」という素敵な曲を知ることができました。出会わせてくださってありがとうございます。

014／綻びたとしても夢じゃないだから涙の意味も憶えていてね（madoromi）

「涙の意味も憶えていてね」、こんなに痛切で愛らしい祈りがあるでしょうか。うつくしい短歌です。
わたしは初めて聴いたときから、この曲に救われて生きてきたのですが、だからこそ、涙の意味も憶えていてね、がとってもすきだなあ、と思って。わたしは正直、生きてきて、たくさん涙を流してきた自覚があって、その度に、忘れなきゃって思っていたのですが、忘れなくていいんだ、そのまま生きていっていいんだ、ってこの短歌ではっ、っとさせられたというか。この短歌の優しさに包まれました。ほんとに救いです。ほんとに素敵です。
夢じゃないからこそ、どんな意味をもつ涙もひとつひとつ尊いものなのかなと思います。夢じゃないって希望だなあ……

015／君なくて薄らぐ僕を沈黙は臆病なほど言葉を恋うね（Silent Love）

「恋う」という言葉がこの楽曲にぴったりだなあと思いました。「僕を」で止めているのも想像が膨らむようでいい短歌だなあ。
恋うねってこんな読み方をするのだ、と初めて知りましたが、この曲にぴったりの使い方で、ほんとにすきです、素敵です。そして、沈黙は臆病なほど、がまさしく、この曲のタイトルとリンクするところがあって、すきです。

016／虹彩に宿る星たち瞬きで交換こしようさよならだから（TWINKLE STAR）

楽曲で印象的な「目」や見つめ合うことについてがロマンティックに描かれていてとても素敵な短歌です。「さよならだから」で一転、さみしくなるのもイイ……
日本語の綺麗さが散りばめられた句で、あまりにも素敵で、息が漏れてしまいました。この曲に感じていた切なさが、まさしくこの句にある気がしました。
この短歌を読んで改めて曲を聴いてみました。そしたら「さよならだから」という言葉がすごく響いてきて、これは「さよなら」の曲なのだと目をかっぴらいてもらったような気持ちです。
「交換こ」をする理由が「さよならだから」なんですね……。さみしくて、どこかかわいくて、ファンタジックで好きです 
楽曲の瞬くような音色に文字通りぴったりな短歌だと思いました。四句めまではキラキラの恋のうたにも思えるのに結句でさよならなのかぁ、と思わせられてキラキラの色合いが変わるような気がして、好きです。
この歌をよんですぐ「もう一度だけ　君と見つめ合えたら」の歌詞が思い浮かんだ　すごく綺麗に歌を詠んでて惚れ惚れする
楽曲で描かれているより少し前のことを描いた歌なのかなと思いました。「虹彩に宿る星たち瞬きで交換こしよう」まではキラキラしていて夢みたいなのに「さよならだから」で抗えない現実もちゃんと見えていることがわかって切ないです。
好きです。私がこの曲から受け取りながらも曖昧だった感情と景色を、最高の語彙で表現されていて、スカッとしてほろっとしました。本当に素敵です。ありがとうございます。

017／2光年先へ｢あの子をよろしく｣と呟くだけで届けよすぐに（TWINKLE STAR）

果ての「あの子」が無事であるように願うことがこんなにうつくしい三十一文字になっている。「届けよすぐに」のぶっきらぼうな口調が別れに伴う感情を想起させて素晴らしい言葉選びです。
わたしはこの短歌から、曲の雰囲気だけではなくて、このアルバムのコンセプトの雰囲気も感じました…。2光年先がどれくらい先かなんて知らないけど、どうにか、このこの想いが、そこまで届きますように、とわたしは、願ってしまいました。
届けたい言葉が「あの子をよろしく」なの、もどかしさや悔しさの印象がありました。届けてくれ、届いてほしい、ではなく「届けよすぐに」なの最高です……
「」の台詞が楽曲の中の僕の言葉なのか、もしかしたら君の言葉かもしれないなと思いながら詠みました。楽曲の僕はもう想いを届けられないことを諦めていると感じていましたが、この短歌の主人公は諦めていないように感じて、どちらも好きです。

018／拝啓主人公のきみ今ココで夢の在り処で星になる（U R not alone）

「星」で「えいえん」と読ませるのすごいなあ！ひとりではないのをたしかめるのは星の所在をたしかめることに似ている。
星をえいえんと読むの、天才すぎます…。主人公のきみという語りかけが、とっても優しく感じて、わたしまで、この短歌の当事者になった気になって、とっても感動しました。
「ココで夢の在り処で」と重なるのがかっこいいです。「主人公のきみ」に宣誓するように言い切っていてすてき

019／ひとりただ光の中にいることを互いに望む尊きひとり（U R not alone）

それぞれがそれぞれで立つからこそ「ひとり」である、はじめと終わりで繰り返される「ひとり」の凛々しさが素晴らしい短歌です。
この短歌を見たとき、浮かんできたのは、まさしくNEWSとNEWSをすきでいる、ファンの方、でした。わたしは、NEWSとNEWSのファンの皆さんの関係がとってもすきです。NEWSがすきだった過去があるから、そう思うのかもしれませんが。わたしがすきだった頃から、NEWSは常に、ファンのことをいちばんに思ってくれるし、ファンの皆さんも、NEWSのことを思ってる。それがとってもすきだなあ、と。
「ひとり」からの一字あけに目が惹きつけられました。そこから「尊きひとり」までの繋がりも無駄がなく美しいです……。この曲を聴いたときに感じる、ぐっと強く前を見据えて胸を張るような雰囲気が、そのまま短歌になっていて素敵だなあと思いました。
「ひとり」であること、自分で立つことの気高さがすてきです……。U R not aloneは誰かを応援するのではなく自らを奮い立たせる曲という印象があり、この短歌の静かな強さが響いているなあと思います
「ひとり」で囲むような構成がかっこよくて、ひとりだけれどaloneではないと言ってくれるようで素敵です…！
NEWSのコンサートで感じる一体感は今まで好きになったどのグループとも違っている。それは一緒に歌う箇所が多いのもあるのかもしれない、なんというか、当然の顔をして見ている側も踊って歌うのが当たり前のコンサート、まさに一体感というか。この短歌の元になった楽曲はその中でもイントロのコーラスからサビの歌詞までも一緒に歌う、マイクを向けられる。
だけど、みんな一緒に歌ってはいるけど、これは一人一人の歌だなと思う。声を出すのは一人でするものだから、立つことは一人でするものだから。ひとりにひとりに向けてみんなで歌う歌。
なのでこの短歌がひとりで始まるところが本当に好きだ。このひとりは本当に孤独の1人という意味ではなく、後半で互いに望むと出てくる事で他者の存在を確かに感じられるひとり。楽曲でも感じたひとりなのに、ひとりではない感覚がこの短歌からも伝わった。
「ひとりじゃない」と歌う曲で、あえて「ひとり」を詠む歌　自分の中にはなかった視点で興味深い

020／いつだって私が味方ついてきな自分に言える勇気をくれた（U R not alone）

己の人生に並走する己自身への宣誓、その芯の強いこと！まさしくこの楽曲を体現した短歌で素敵です。
力強さがあって、とってもすきです、この短歌。ついてきなって単語の選び方がとてもすきです。わたしも、いつか、自分にこう言える、人生を歩んでいきたいな、と思ったし、今では、これが自分の人生の指標かも知れないです。とてもすきです。この短歌に出逢えて、よかったです。生きてる〜って感じました。読んでるとき。
いつも自分が自分の味方であることってすごく勇気がいることだと思います。この曲はそんな勇気くれたんですね…。まっすぐですごく好きです

021／生きてきた日々のすべてはそよ風になってわたしを明日へ押しだす（U R not alone）

「そよ風」が好きです。たしかにURって、強く背中を押すのではなく、そっと寄り添うような優しさの曲だなと改めて思いました。明日を生きるのが少しだけ怖くなくなるURのように、優しい短歌で素敵です。
「そよ風」はわたしたちが歩もうという意識を持ったとき、そっと「明日へ押し出」してくれる。楽曲とともに歩んできた/歩んでいる/歩んでいくわたしたちをこんなにやさしく表す短歌。
この歌を初めて聴いたときから、ずっとお守りのようにしてきたわたしが、あのとき感じたものは、こんな感じのものだったのかなあ、ってなんとなく、自分も重ねてしまった短歌です。そよ風っていうワードがとてもすきです。
今まで生きてきたどんな日も、明日へと背中を押してくれる風になっているなんて素敵……さりげなく、でもすごく励ましてくれるお歌だと思います
「押しだす」のが「そよ風」なのが作者さんの優しさが表れていると感じました。自分もURで同じような気持ちを詠みたいと試行錯誤しましたが、こちらの短歌の、自然体で進んでいけるような雰囲気は簡単には出せない素晴らしい表現だと思いました。

022／この惑星の一つや二つくれてやるきみの愛さえ手にできるなら（UFO）

ひたむきな短歌！下の句で心のうちが垣間見える、そんな言葉遣いが印象的でした。
この曲に感じる強引さが、そのまま言葉に綺麗に表せていて、美しいにもほどがあるほど、美しいです…。そして、この曲の主人公に感じる大胆さが、同時に感じられて、とってもすきです。
惑星！スケールの大きさ好きです！「UFO」を聞きながら読むと、きっちりと覚悟を決めて真正面から向き合っている印象になりました。

023／あっ声が届いた顔を上げてみる空ってこんな青かったんだ（Weather NEWS）

目の前にいるわけでもないのに、ふと音が聴こえてきたときなんでふっと顔を上げてしまうんだろう。そうして目に入る景色ってなんで澄んでいるんだろう。誰しも経験したことのある瞬間が呼び覚まされる短歌です。これから、楽曲を聴くたびにこの短歌と空の青さを思うだろうなあ。
空ってこんな青かったんだ、にわたしも思ったことがあるので、首が取れるほどの頷きをしてしまいました…。これからもわたしには、この曲があれば、空の青さを忘れられずにいられるのかもしれない、と希望を持った句でした。ほんとにすきです。生きる気力がいま、湧いた気がします。
まず、声が届いたことに気づけることがすてきだなと思います。だからこそ空の青さがより感じられたのかな。
Weather NEWSの明るく晴れやかな曲調が思い出される素敵な短歌だと思いました！

024／雲がかる胸のチャンネル手探りできみに回せば涙のち晴れ（Weather NEWS）

「チャンネルを回す」という言い回しに時代を感じます。その瞬間に生きていたこと、生活に基づく日々にNEWSの楽曲があったこと、その積み重ねでわたしは「きみ」で晴れになるんだなあ。
この一句を読んで、一瞬で憂鬱な気持ちが飛んでいきました、そして、めちゃくちゃすきな句です…。気分模様を胸のチャンネルと表すの、素敵すぎませんか…。わたしも、このくらいの気持ちで、毎日を過ごしていきたいな、と思いました。多分、この句は、わたしのお守りになると思います…！
「手探り」のもどかしさがかわいくて好きです。雲も涙も晴らしてくれる「きみ」が胸にいるんですね
チャンネルをきみに回すという表現がすてきです。「雲がかる」から「手探り」だけど最後はちゃんと晴れるというのが、「きみ」を経て結句の晴れに至るのが良いなと思いました。
一文字目から最後までの時の流れがすてきだなと思いました。「チャンネル」というのも「Weather NEWS」だからこそで、言葉の柔らかさみたいなものを感じました。

025／「東京の雪が好きなの」大袈裟に凍てつく私抱きしめていて（Winter Moon）

好きなのはおそらく「東京の雪」というよりも……だろうなとか、想像のふくらむ短歌です。しっとりとしていてうつくしい。
東京に住んだこともないし、行ったことないのですが、東京の雪がすき、という感覚がとこか、わたしにもあるような気になってしまいました。この曲の、主人公たちの、温かで、大切な時間を覗けたような気がして、とってもすきだなあ、と思った一句です。
東京の雪って特別感があっていいな……と思う雪国出身者です。「大袈裟に」の、雪を口実にしつつ甘えている感じがかわいい〜！

026／燃え盛るステージを希望と呼ぶのなら夢じゃないから陪席しよう（エンターテインメント）

「陪席」という語がとても印象的でした。舞台と客席との距離を、目の当たりにできることをこうも表せるのか。
燃え盛るステージを希望と呼ぶのなら、というフレーズがすきだし、そのあとに続く句も、とってもだいすきです…。この句を読んだだけで、NEWSの皆さんが、ライブをしている姿が思い浮かんできたくらいです…。夢じゃないから陪席しようが、この曲の壮大さを表している気がして、とってもすきです…！
「陪席」という言葉の選択が意外で、だけど現実感があってお歌に合っていてすごいなと思います。燃え盛るステージ、たしかにそこにある熱と現実……。

027／僕らしか憶えていないあの夏のミームみたいな永遠のこと（エンドレス・サマー）

「ミーム」という語の的確さに痺れました。
夏の一瞬で終わるあの感じが、一瞬で思い出せるような句で、とってもすきです…。ひと夏のことを、永遠に憶えているふたりの健気さとか、それが2人にとっては、永遠なことも、ぜんぶ、切なくなるくらい、わかって、胸が痛くなりました…。
この歌を読んだ瞬間にあ、好き…！となりました。「僕らしか憶えていない」から、なんか僕らだけの秘密みたいな感じがしていいなと思いました。エンサマってそういうところありますよね！！ちょっと色々思い出して泣けました。好きです。
「ミームみたいな永遠」、不思議さと感傷の塩梅がすてきだな〜と思います。憶えているのが「僕ら」なの、内緒話みたいで好きです

028／幸せの鳥でなくてもまだ翔べる空の青さに抗う色で（カナリヤ）

24時間テレビで初めてカナリヤを聴いたときのことを思い出しました。幸せの（青い）鳥と「空の青さに抗う色」の対比が素敵です。
「抗う」という語の強さに信念を感じます。飛び立っていく鳥を下から見上げている、けれど逆光で鳥そのものの色はわからない、そんな光景を想像しました。
カナリヤは、幸せな鳥と呼ばれているらしい、わたしがこの短歌を読んで知ったことです。わたしが、この短歌ですきな部分は、空の青さに抗う色でという部分です。わたしはむやみやたらに、幸せに対して、こんなわたしが幸せになってはいけない、と抗ってしまうところがあります。いままで、そんな自分に、普通じゃない、変だ、とレッテルを貼って生きてきました。だけど、この短歌に出逢って、幸せじゃなくても、まだ飛んでいいんだ、って、抗っていいんだ、ってはっとしました。たぶん、この短歌に出逢えたことで、これからのわたしの価値観とか、が、ぜんぶ変わるんだろうなあ、と楽しみになりました。素敵な短歌に、出逢えて、幸せです。
「まだ翔べる」の抵抗と意志がまぶしいですね……。「抗う色」という表現がかっこいいです。空の青さの中のカナリヤの羽の鮮やかさが浮かびます
幸せの鳥でなくても翔べる、って思って翔んでいるあいだにほんとうに幸せの鳥になっちゃうような人たちなんだよなぁって、お歌を読んで感じました。素敵な短歌ありがとうございます！

029／うつくしく羽ばたく星が太陽に成ったならなきゃいけなかった（カナリヤ）

「ならなきゃいけなかった」の切実さよ。「星」が「太陽に成」るまでに背負っていくものの大きさを思わせますね。
"ならなきゃいけなかった"という表現を使っているところ、わたしがこの短歌をすきだ、と思った、最大のポイントかもしれないです。この短歌を読んで、いままで、わたしは、自分の人生であれやりたい、これやりたいとか色々あったけど、親の目を気にして、できなかったけど、全部やってやる、って気持ちになりました。
「ならなきゃいけなかった」と畳みかけられることで、どこか悔しさや不本意さを感じました。うつくしいままではいられなかった、意志と無関係に変わらなければならなかった、ような。自らを燃やす太陽に「ならなきゃいけなかった」ことを忘れたくないのかなと想像しました。
「泣いて」いたカナリヤが最後に笑うんじゃなくて「歌っている」のは、単純に笑うだけではいられない色々があるからなのかな、と思っていたので、「ならなきゃいけなかった」にはウワ〜〜〜となってしまった

030／スローモーションのあなたの背中には黄金の翼今飛び立って（カナリヤ）

翼の動きがコマ送りで見えるようです。ハイビジョンで撮されている翼の羽一枚一枚のきらめき、すなわち「あなた」のかがやきのすべてを捉えんとする短歌だと思います。
"あなた"の部分が、まるで自分に言われてるみたいで、とってもわたしの勇気の一部になった部分です。いままで、自分に自信が持てずに、羽ばたけずにいたわたしだけど、黄金の翼で、遠くまで飛んでいけそう、そう思いました。
スローモーションであることで、きっと克明に黄金の翼が見えたのかなと思います。「今」、飛び立つときが来たことの祈るような思いが印象深かったです。
カナリヤの飛ぶ振り付けが大好きなので、その絵が浮かぶこの短歌も大好きです。

031／継ぎ接ぎな羽は朝日に照らされて見たこともない色ではばたく（カナリヤ）

不安にも期待にも高揚にも似た想いを「見たこともない色」と表現して三十一文字に落とし込むこの言葉選び！素晴らしい短歌だと思います。
継ぎ接ぎの意味を調べてみると、この短歌の意味が分かった気がして、感動のため息が出てきてしまいました。たとえ違う色の花を持っていたとしても、羽ばたけるんだ、と、じゃあ、これらからわたしも羽ばたけるのかもしれない、そう思わせてくれて、とってもわたしの人生が変わりそうだな、と思った、短歌でした。
また羽ばたいていけるように願った誰かが、大切に補修したり繕ったりして継ぎ接ぎになった羽なのかなと想像しました。大切に思うひとの祈りがあったからこそ、朝日の中を「見たこともない色」ではばたいていけたのかな
「朝日」の部分から短歌の色合いも前向きなものに変わるのが好きです。

032／僕の手を希望だとして握ってて洗濯物はあとでいいから（クローバー）

「握ってて」と言われた側の人の手はおそらくつめたく、濡れた洗濯物を掴むせいでより冷えている。それでいて「僕」の手は日だまりにも似たあたたかさなのでしょう。それを「希望」と言わずして何と言うか！これは徹頭徹尾やさしい短歌。
わたしがクローバーから感じた救いの感覚が、重なった気がして、泣きそうになっちゃいました…。洗濯物はあとでいいから、にこの曲に似た温かさや優しさが伝わってきて、泣いてしまいました。
壮大な希望と洗濯物の日常感のコントラストがとっても好きでした。NEWSというかアイドルは、本当に一人一人の日常に食い込む希望ですね…
「洗濯物」が、些細だけど消耗するちょっとした憂鬱の象徴のように感じまして。そんなのあとでいい、って言ってくれるのか……と少し驚いてしまうお歌でした。思いがけないところから手を差し伸べてもらった気持ちです

033／花びらと消えゆく背中追いかけて何年経っても貴方に会いたい（さくらガール）

「貴方」が指し示す人がそれぞれの中で思い浮かぶ、さみしくも綺麗な短歌だと思います。下の句の切実さが楽曲のうつくしいメロディを思わせます。
わたし、さくらガールに関しては、主人公が追いかけているのは、散ってゆく桜の花びらだけ、だと思っていました。ですが、この短歌を読んで、もしかすると、主人公は、花びらとともに、大切だったひとを追いかけていたんじゃないか、という、もうひとつの物語、がわたしの中に生まれて。もうひとつの解釈が増えたことで、もっとこの曲を愛せるし、聴くのが、楽しくなりました。
下の句があまりにまっすぐで眩しいです。「消えゆく背中」、完全に消えてしまわないからこそ追ってしまうのかなと思います。

034／君が往く春色吹雪夢オチであの台詞だけ思い出せない（さくらガール）

「夢オチ」がポップながら的確にさみしさを表す語となっていて素晴らしいです。
ふわりと柔らかな色彩を思い描かせる初句、二句からの思いがけない転換に、グッと心をつかまれました。終わった恋に「後悔」と言えるほどはっきりとした感情が残ってるわけじゃない、でもなんだかぼんやりとした痛みが残っているようないないような…という微妙な感覚を感じ取りました。
桜のあのきれいなピンク色を、春色吹雪と表現できるの、自分の中にはなかった語彙だから、こうやって詠むことができるの、とっても素敵だな、と同時に、またひとつすきな日本語に出逢ってしまった気がします。この短歌を読んで、さくらガールのMVがぱっと浮かんできました。あの、最初の手越くんの手紙のシーンが。夢オチでって言葉で、MVの、錦戸さんのビンタされるシーンが思い浮かんで。あの台詞のとこでは、加藤さんのところを思い出して。とっても、切なくて、儚くて。ほんとにこの短歌がすきです、わたし。
「往く」の取り返しのつかなさがすごいです。思い出せないのが「あの台詞だけ」なのが夢の曖昧さですてき
下の句が好きだなと思いました。センターステージで歌われるさくらガールのいつも夢みたいな景色が思い出されるような短歌ですてきです。

035／好きだって気づく頃にはいつも遅い夢に見るほど花びらまって（さくらガール）

花びらに隠されていく後ろ姿がありありと見えます。余韻のあるいい短歌だ……。
さくらガールはだいすきで、四季関係なく聴いたりしますが、この短歌を想いながら、さくらガールを聴きながら、春の街をお散歩したい…という気持ちになりました。
もう届かないひとほど夢に見てしまうよなあ……「まって」が「待って」とも読めて、曲と重なって夢だからこその美しい花びらだなと思います 
この歌の花びらは「舞って」なのか「待って」なのか　振り返ってようやく見える青春のいろんなことが、戻れないからこそきらきらしているのをぴったり言葉にまとめてくれている

036／胸を張る通勤途上わたしでもこのひとみたく咲いたっていい（トップガン）

作中主体/作者がこの楽曲にとても勇気づけられたことが伝わってきます。「咲く」ことは決して着飾ることや己を大きく見せることではなく、ただ日々をやっていく中に、背筋を伸ばす一瞬にあるんだろうな、と、そう思います。
この曲に出てくる女神のノイズを気にしない・人をかき分けるってとても堂々としていてかっこいいですよね。そういった人になりたい又はなろうとしている様子が『胸を張る』で伝わってきます！
日常の退屈さ、をこんなに美しく、言葉にできるのだと、驚いています…。そうだよね、わたしだって、咲いていいんだよね、ってわたしまで気づかされた句でした。同時に、もう我慢しないよ、わたし！！って目標が生まれた、句でもあります。最高です…。
自分もよく通勤中にトップガンを聴くのが好きなのでとても共感しました！「咲く」の取り入れ方がすてきです。
なんでもない日でも、いつもの自分でも胸を張っていくことを「咲く」と表現するのがかっこよくて好きです！まっすぐのびる花のつよさを連想しました
好きです。憂鬱な会社へ行く電車の中でサブスクを適当に聴いてた時にこの曲が流れてきて、この短歌を思い出してうるっと来た瞬間がありました。素敵なお守りをありがとうございます。
曲にぴったりの凛とした歌で素敵です。咲くための第1歩が「胸を張る」ことなところが親しみやすく、共感できました。

037／彫像じゃないから君によろめいて深部体温まで花びたし（トップガン）

「深部体温」いいなあ！「花びたし」はMVのあのインパクトある画面のことかな？と思いました。
わたしはこの歌に、他の曲と全く違う美しさを感じるんですが、深部体温まで花びたしという言葉に、曲を聴いたときと全く同じ美しさを感じて、すごい…！となりました。君によろめいて、というフレーズもすきです。わたしは、この一句の美しさに、撃ち抜かれました…。
「花びたし」という言葉にふれて、ぱっとMVの映像が思い出されました。はじめてあのMVを観たときに、あまりの美しさに驚いたことも、あわせてよみがえってきて……。「君」は、歌詞にある「君」でもあり、この歌を歌っているNEWSの皆さんのことでもあるのかなあと思いながら読みました。
「深部体温」という具体的な単語が、彫像じゃない・生身の体であることをより一層くっきりとさせていてかっこいいです…！「花びたし」も、有無を言わさず満たされてしまったようで好きです
「花びたし」！！！MVを思い出しました〜。「君によろめいて」という表現といい、めちゃ好きな短歌です！

038／テレビよりあてにしている言葉たち幸せを呼ぶアイテム的な（なんとかなるさ）

「的な」で〆られているのがなんともお茶目です！それでいて言い換えるけれどしっくりこないこと、NEWS/NEWSの楽曲はそれそのものが「幸せを呼ぶ」お守りのような立ち位置にあるのだなあと。改めてNEWSが愛されているグループであることを感じました。
万人に広く発信されるテレビよりも、個人的に大事に持っている言葉なのかなと思います。「的な」で照れ隠しみたいに軽やかにしているのも好きです

039／流したくなかったはずのしずくごと君と一緒に生きてよかった（ヒカリノシズク）

「生きてよかった」とダイレクトに紡げることの、まさに希望。三十一文字にかなしみから脱け出すための一歩が込められている、うつくしい短歌だと思います。
とても共感した短歌でした。NEWSのかたちが変わるたび、涙が出たし、どうしてこんなに何度もかなしい思いをしなきゃいけないんだろうと思いました。でも、どんな過去も飲み込んで、歳を重ねるごとにますます輝いていく彼らに、出逢わなければよかったなんて思わない。そう思うとNEWSファンが流した涙は「ヒカリノシズク」ですね。淡々と詠まれているのが「しずく」の雰囲気に合っていてすきです。
ヒカリノシズクから、この言葉たちが生まれるの、なんと美しいことで。この曲自体にもわたしは希望を感じているし、この曲からもらえる、共に生きていこうね、というようなパワーがとてもすきなのですが、この短歌には、過去のわたしまだ救われてしまったような気がして。NEWSをすきだったとき、人生どん底で、泣いてしまうことがたくさんあったのですが、あのとき、彼らと生きていたから、いまのわたしが存在しているはずで。君と一緒に生きてよかった、にありえないほど、胸を突き動かされました。最高、感動です。
よかった、と結ばれていて胸がきゅっとなるお歌でした。「君と一緒に」だからこそ、しずくも今までも「よかった」と思えるのかなと思います。

040／聴きながら眺めちゃってた薬指とっくに魔法切れてしまって（プロポーズ）

STORYのアルバム詳細が出た時の手越担の盛り上がりを思い出して泣きそうになってしまいました…
薬指の奥にある想い出ごと眺めてしまう、その手のまわりに漂う空気の温度が体感できる歌です。魔法のあった日々のきらめきも示されている、ゆるやかな流れの中にある短歌。
魔法が切れてしまっても、この曲と気持ちで短歌を詠みたいと思った作者さんの気持ちを知れてよかった。この短歌と出会えて良かったと感じました。
魔法が切れても、魔法にかかっていたことは忘れられないですよね。それでも音楽はまだここにあること、たしかに幸せな魔法があったのかなと想像しました。

041／からっぽのきみもいとしいひとしきりないたらさらをならべておいで（ポコポンペコーリャ）

曲では綴られていない、"泣く"という感情が、短歌では、繊細かつ強さを帯びて、詠まれているのが、とても素敵だなあ、と思いました。わたしは泣き虫で、たくさん泣いちゃう夜も、あるのですが、これからは泣いちゃったら、お皿をたくさん並べて、自分の心もお腹も満たすんだ、という希望を持つことができました。
ひらがなが優しくやわらかくて、このお歌がすごく愛だ……。食べることって生きることだし、そっと「生きよう」と寄り添ってくれるような愛ですね……
すべてひらがなで書かれているところ、曲と同じだ！ポコポンペコーリャみたいなやわらかい優しさが感じられて好きです。
今更過ぎて申し訳ないのですがポコポンの歌詞が全部ひらがなで書かれてると今気づきました！なるほど！腹ペコな人のこと「からっぽのきみもいとしい」って表現するのすてきですね。足りないきみも愛せるんだ……一緒に生きていくための生活の役割があるんだ「きみ」には。いいな〜
食べることは生きることだ　からっぽな体も心をも満たしてくれる優しさ　「さらをならべておいで」が情景を想像できていいな〜

042／爪を牙を突き立ててみろ暗がりに呼び合うどちらが影でもいいさ（ミステリア）

「爪を牙を」の畳み掛け、「どちらが影でもいいさ」のニヒルさ、ひとつひとつの語が影をくっきりさせながら存在する感じがします。イイ短歌ですね……。
わたしはこの曲を聴きながら、どちらかと言えば男性の方が主人公に感じていたのですが、だからこそ、影の位置にあるのも、男性だ、と思っていたのですが、改めて聴くと、確かに、どちらが影でもいいのかも、とはっとした短歌です。爪を牙を突き立てみろというフレーズが、この曲の核心をついているな、と鳥肌がたちました。すごい！！
「どちらが影でもいいさ」はライブの演出を思い出しますね。爪を牙を立てるのも立てられるのも自分なのだろう。人ではないものを描いている雰囲気も醸し出しつつ、でも自分にもこんな狂気があるかもしれないという原曲のイメージからさらに拡張された味わいがあるように思いました。
「呼び合うどちらが影でもいいさ」が格好よすぎる　相対する存在同士ののヒリついた空気よ…

043／じゃがいもとにんじんお肉玉ねぎをとびきりのスパイスと煮込んだ（愛はシンプルなカレーライス）

まさにシンプルなカレーライス！けれど「とびきりのスパイス」があることで特別に、至高になる。あたたかい短歌だなあ。
こういう日常を切り取られた短歌、ほんとうにすきだし、すてき。きっと、じゃがいも、にんじん、お肉、玉ねぎ、だけでも、充分おいしいカレーライスにはなるはずで。だけど、最後の、とびきりのスパイスがあることで、世界にたったひとりしか作れない、愛情が詰まったカレーになるんだろうなあ、わたしも食べてみたい、と思いました。
「とびきりのスパイス」は愛の数だけあるのかもしれないなと思います。シンプルってむずかしいこともあると思うんですが、ゆっくり煮込んでいっしょに待つのかなあ

044／夏と海嫌いだけれどありかもねキミたちよりも年下だけど（渚のお姉サマー）

年下でも夏や海が嫌いでも、好きなアイドルが歌うなら「ありかもね」。嫌いなものもアイドルがきらきらさせてくれるならちょっと見直したりする、それってすごくすごく愛だよな～～～。いとおしい短歌だ。
「ありかもね」が楽曲の軽やかさに合っていていいなと思いました。年下だけど、曲の間はお姉さまになれるというのも素敵じゃないでしょうか。
「キミたち」とならありなのかわいいです…！年齢差そのものってどうしようもないからこその「年下だけど」もかわいい…

045／星空が少ない季節手を握るきっと忘れる汗ばんだこと（星に願いを）

「手を握る」が真ん中で独立しているところが、映像になったときカットインとして映るだろうな、と思いました。次の季節も想う、三十一文字の中で流れをつくる短歌で素敵です。
美しい日本語が並んだ、この句が、とってもすきです。曲を聴きながら、この感想を書いているのですが、まるでわたしが主人公になった気分になって、だから、わたしだって、多分、この曲と同じようになったら、汗ばんだことは忘れちゃうんだろうなあ、と思いました。
手を握ったことの切実な思いをいつか忘れてしまうのを恐れているのか、この瞬間がいつか「どうでもいいこと」に変わってしまうだろうと諦めているのか、「忘れない」ではなく「きっと忘れる」と表現されていることで解釈が広がっていくなあ……

046／何度目の夜も別れも怖いけどあなたを起こす人はいるから（星をめざして）

再起までの猶予のおそろしさ。あまりに長く感じられるそれも、きっと大丈夫だと、短歌にすることでまた思い直す。そういう祈りのようなものを感じました。
わたしは夜が怖い、と感じることが多々あります。このまま目が覚めなければいいのに、なんて思っちゃうことがたくさんあります。でも、たぶんこの短歌の歌の主人公は、そんなわたしでさえも、起こしてくれるひとはいるんだろうな、だったら、夜超えてみるのもいいかもなって、初めて夜がすきになれた短歌だな、と思いました。
歌会の詠草たちを何度読んでもここで必ず泣いてしまいます。星をめざしての、歌い出しのパートが小山さんに変わったことが印象的で。そこを歌う小山さんがとても好きなのです。満天のペンライトの中で歌う姿が思い起こされる素敵な短歌でした。下の句が本当に素敵です。
「あなたを起こす人」が視点の人物でないのかなと。「わたしがいるからあなたは一人じゃない」ではなく、「あなたが一人ではない」ことに支えられているような印象を受けました。
夜も別れも「終わり」じゃなくて、目覚めるための過程なのかなと思ったりした　この曲の歌詞から「起こす」って言葉を歌に使ったの上手く言えないけど好き

047／消えそうになっては光る一つ星ずっと見ていた＜ここにいるよ＞と（星をめざして）

「ずっと見ていた」あいだの切実さがとても伝わってくる短歌です。いい短歌だなあ……
この曲、美しくてすてきでとってもすきなのですが、この句にも、同じ感覚を抱きました…。この曲には、誰にも置いていかずに、一緒に連れていってくれる感覚を、いつも感じるのですが、それがこの句にも、ある気がして、よりこの曲をすきになれそうな、一句でした。すきです。わたしに、夜の素敵さを教えてくれてありがとうございます。
星が光ってくれていることって希望であり救いだなあ…。星が視点の人物を見ていてくれるようにも、視点の人物が星を見ているようにも受け取ることができて、「そこにいてくれること」の得難さが印象的でした。

048／君に合う言葉とインクと便箋を探し続けて歳が重なる（内容の無い手紙）

文字にして伝えることの歌をこうして短歌にする、まずそのうつくしさがあるなと感じました。「重ねた歳」で紡がれていく言葉の、そこに込められた想いの重厚さ。「君に合う言葉とインクと便箋」が見つかったとき、どれほどの想いが伝えられるんだろう。
わたしも手紙を書くのがすきで、たまにすきなアイドルにファンレターを書くときがあります。そのたびに、このひとに合う言葉はなにって考えたりして。わたしと彼は、年がある程度離れているので、年が重なることは、ないのですが、まるで、自分のことを見透かされているような短歌でびっくりしました。
言葉とインクと便箋、すべてが完璧に揃ったら「君」に手紙を渡す勇気が得られそうなのに、それが難しいですよね。私はファンレターを今まで2回しか書けていないので、つい自分に重ねてしまいました。探すの楽しいんですけどね
時を経て聞いてもしみじみいい曲だなと思えてわたしも好きな一曲です。「歳が重なる」がその気持ちと重なるようでなんだか嬉しい一首でした。「言葉とインクと便箋を」と畳み掛ける感じが良いです。

049／フィルムをフォークで巻いてこのひとに脱がされるってことのしずけさ（二枚舌を今夜絡ませる）

直接的な言葉を使わずにこんなにも色っぽく表現することができるなんて…！歌詞の「苺」から短歌に詠まれているのはショートケーキで、リンクさせているのでしょうか…心つかまれました！
この曲を初めて聴いたとき、少しの騒がしさを感じたのですが、それでも、脱がされるってことのしずけさという部分には、この曲の騒がしさの中に含まれている妖艶さが含まれている気がして、すてきだなあ、と思いました。
えっ、かっこいい……軽やかで気がきいていて、「しずけさ」は思いがあれどストレートに言ったりしない心意気のようで好きです……
大人だ〜〜　曲の夜の空気がめちゃくちゃ伝わる歌　熱い情景が浮かんじゃう中の「しずけさ」は逆に想像が捗りすぎる　スイカに塩みたいな…（？）　解説読みたいな
「巻」と「脱」だけが漢字なのがなんともセクシーでうわ～～～～！！となりました。「巻く」というと何かが固まりになる、重なる、という様子が思い浮かびますが、フィルムが巻かれる=巻かれていたものは裸になる、ということに初めて気付かされました。視点の誘導が鮮やかで素晴らしいです。

050／目抜きへの道はまっすぐ延びていてけれど違えるための足取り（夜よ踊れ）

わたしはこの曲から、圧倒的主役感を感じるのですが、それを、この短歌でも感じて、ああすごいなあ、と思いました。この曲のちょっと羽目を外すような感じとかが、最後の違えるための足取りというフレーズに、詰まっている感じがして、とってもすきです。
「違えるための足取り」がとっても好きです…！！夜の街を行く人の姿が浮かぶような。曲の持つ雰囲気はそのままに、さらにストーリーが広がるように感じました。
一行一首の短歌の中にまっすぐ伸びる道と、それを違える下の句の構成に痺れました。
なめらかにつながる「けれど」が好きです！共犯者めいていて、「足取り」が曲名と響き合っていてすてき

051／つぎの夜なんて来ないよふと音がとぎれて揺らぐ惰性のピアス（夜よ踊れ）

「惰性のピアス」、ありありと映像が見える素晴らしい言葉選び！音の切れ間に落ちていくビジューがきらきらしている感じがします。
この歌を聴くとき、いつもこの舞台となる場所は、音が絶え間なく流れている場所なんだろうな、と思っていて。あ、この歌って、音が途中で、途切れてるのかもしれないんだ、あのシーンで、きっとピアスは揺れたんだ、って、この短歌を読みながら、聴くこの曲が、とても深くて、とってもすきです。
「つぎの夜なんて来ないよ」で始まるのが本当に強い……。実はこの曲を聴いたことがなかったのですが、こちらの短歌でどんな曲なんだろう？と気になり、聴いてみました。結果、とっても好きな曲になりました。

052／僕たちは生まれも言葉も違うけどキスするときはおんなじ気持ち（恋する惑星）

かわいい楽曲のかわいい短歌！恋という共通言語で通じ合うんだなあ。
この歌わたしの中で上位を争うくらいすきなのですが、ふたりがすれ違っているなあ、という捉え方でしか聴いたことがなかったんです。それ以上考えることもなければ、それ以下でもない。だけど、確かに、このふたりは、生まれも言葉も違うのかも知れない、とこの短歌を読んで思ったし、それでも、キスする理由は、ふたりが同じ気持ちだからなんだよな、とはっとさせられて、すきだなあ〜、と思いました。
めっちゃ良い〜〜〜曲のときめきがそのまま凝縮されたような素敵な短歌です。「おんなじ」が可愛いです。
お歌を読んで、曲名を見て初めて「違い」が惑星規模だと分かるの、いいなあ…。「おんなじ気持ち」と言い切る衒いのなさがまぶしくて、どこかかわいくて好きです
か！わいい！曲を聴いた時の可愛らしさが短歌にも表れていて本当にすごい。恋のときめきを音に落とし込んでる楽曲も凄いけど、直接的な言葉を使わずに落とし込むこの短歌も本当にすごい！大好きです！
飾らない言葉が曲のかわいさと合っていてきゅんとなる〜　恋するふたりの間にあるのは難しい秩序じゃなくて単純な感情だ

053／針穴に糸を通そうとするときの集中力で待つブレス音（恋を知らない君へ）

待っている「ブレス音」は歌いはじめの「嗚呼」までの待ち遠しさかなあと読みました。「集中」して待ったのちに聴く吐息はとてもうつくしいだろうなあ。
この短歌を読んだとき、ぱっと思い浮かんだのは、リリース当時、音楽番組で、歌い出しが、ずれないようにと、意識してブレスをしていた、金髪の彼の姿でした。あのとき、画面越しから見ていたわたしでさえも、息を止めていたあのとき。今思い返せば、確かに、針穴に糸を通すような緊張感が、彼にもあっただろうし、私達にもあっただろうし。最近は、その当時のことを思い出さないようにしていたのですが、この短歌を読むと、その時間ですらも、愛おしかったんだな〜、と改めて、思い返せました。ほんとにすきです、この短歌。私の思い出と重なるから、尚更すきです。
少しも聞き逃すまいと息を詰めて待つ瞬間の、緊張感とときめきがよみがえるようなお歌でした。ほかのことは何も考えられないほど集中してしまうことなんて滅多にないので、曲名を見てすごく頷いてしまいました。
テレビでこの曲を歌うとき、どきどきしながら最初の「嗚呼」を待っていたことを思い出しました。

🌟企画者より

歌会に短歌を寄せてくださった皆様、コメントをくださった皆様ありがとうございました！
短歌を詠むこと自体の楽しさに加え、NEWSについての短歌を一気に浴びること、感想を交わし合う喜び、他の方のコメントを見てそれぞれの着眼点を楽しむなどなど……何重にも楽しみがある有意義な会になりましたね。
今回はサブスク解禁のお祝いも兼ねてということもあり、お祭り的にたくさんの方に参加いただき盛況になりありがたいことです。
自分は歌会の経験は少ないですが、短歌を通したコミュニケーション、コミュニケーションの中の短歌を楽しむにも「詠む」と「読む」は欠かせない、磨いていくことでより楽しくなるのだろうなとも感じました。
今回参加くださった方、参加を検討してくださった方の中には日常的に短歌を詠まれる方もそうでない方もいらっしゃると思います。
今後も、今回のような大規模でなくても短歌で楽しむ何かはやっていきたいと思っておりますのでまたご一緒してくださると嬉しいです。
ありがとうございました！