第6回「続・瀬名奪還作戦」(予習)
1.瀬名奪還作戦(従来説)
「桶狭間の戦い」後、徳川家康は、今川氏から独立すると、今川方・鵜殿長照(演:野間口徹)の上ノ郷城(西郷。現・愛知県蒲郡市)を攻撃し、鵜殿長照の2人の息子(鵜殿氏長(演:寄川歌太)&鵜殿氏次(演:石田星空))と駿府で人質となっていた妻・瀬名姫(演:有村架純)、息子・竹千代(演:松井稜樹)、娘・亀姫の3人と交換した。
2:3の交換は不公平だとされたが、関口氏純(演:渡部篤郎)&巴(演:真矢ミキ)夫妻が自害して訴えたので、交換が実施された。
2.瀬名奪還作戦(新説)
「桶狭間の戦い」後、三河国の治安維持のため、今川氏真(演:溝端淳平)は徳川家康(演:松本潤)を岡崎城に留め置き、妻・瀬名姫と娘・亀姫を岡崎へ送ったが、竹千代(後の徳川信康)は駿府に留まっていた。
徳川家康は、今川氏から独立すると、今川方・鵜殿長照の上ノ郷城を攻撃し、鵜殿長照を甲賀衆・伴与七郎資定(演:新田健太)が討ち取り、鵜殿長照の2人の息子(鵜殿氏長&鵜殿氏次)は生捕りして人質となっていた竹千代と交換した。
★人質交換の場所
・説①:駿府今川屋敷(静岡県静岡市):通説
・説②:遠州掛塚湊(静岡県磐田市):異説
・説③:三州吉田湊(愛知県豊橋市):『どうする家康』では下地川
★以後のこと
・上ノ郷城は、久松俊勝の居城となった。
・鵜殿氏長&鵜殿氏次は二俣城に配属された。
★【第9弾】出演者「家康をめぐる人たち」
・久松源三郎勝俊(「久松三兄弟」の次男・松平勝俊):長尾謙社
・奥平信昌(長篠城城主。亀姫の夫):白洲迅
・鳥居強右衛門(「長篠の戦い」のヒーロー):岡崎体育
・大岡弥四郎(徳川信康の守役。武田氏と組みクーデター):毎熊克哉
・阿月(浅井家に嫁いだお市の侍女。浅井長政の寝返りを密告):伊東蒼
★今後の『どうする家康』
・第7回「わしの家」
・第8回「三河一揆をどうする」
・第9回「守るべきもの」
・第10回「側室をどうする」
・第11回「信玄との密約」
・第12回「氏真」