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Reco's Diary 2024/11/25 ヒルコに関する雑記

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(1)メンバーさん向け記事

・藤原道長の出家                 11/24アップ済み
・ヒルコ(水蛭子、蛭児、昼子)          11/25アップ予定
・二見興玉神社                  11/26アップ予定
・ヒダル神                    11/27アップ予定
・『全領域異常解決室』(第8話)解説&感想   11/28アップ予定
・Recoの君語り ー『光る君へ』(第45回)ー      11/29アップ予定
・『光る君へ』(第45回)解説&感想動画集     11/30アップ予定

 今日は『全領域異常解決室』で話題のヒルコについて書こうと思っているのですが、ヒルコについては、正体不明です。

 『古事記』のヒルコは、「国生み」に登場し、最初に失敗作の水蛭子(ヒルコ)を生み、次に淡島(淡路島の失敗作?)を生んだという。水蛭子は島の名であるが、葦の舟に乗せて流したとある。これが本当の島流し?
 『古事記』には理解できない記述がある。

【原文】御合生子淡道之穗之狹別嶋。次生伊豫之二名嶋。此嶋者身一、而有面四。毎面有名。故伊豫國謂愛比賣、讚岐國謂飯依比古粟國謂大宜都比賣、土左國謂建依別。次生隱伎之三子嶋。亦名天之忍許呂別。

【書き下し文】御合ひ生みし子は、淡道の穗の狹別嶋(あはぢのほのせわけのしま)。次に伊予の二名(ふたな)の島を生みき。此の島は、身一つにて、而るに面(おも)四つ有り。面毎に名有り。故(かれ)伊予の国は愛比賣(えひめ)と謂(い)ひ、讃岐の国は飯依比古(いひよりひこ)と謂ひ、粟の国は大宜都比売(おほげつひめ)と謂ひ、土左の国は建依別(たけよりわけ)と謂ふ。

【現代語訳】見合わせて生んだ子は、淡道之穗之狹別の島(淡路島)でした。次に伊予之二名(いよのふたな)の島(四国)を産みました。この島は、からだ一つに4つの面(4つの区分。後の国)があり、面ごとに名前がありました。その内訳は、後の伊予国(愛媛県)は愛比賣、後の讃岐国(香川県)は飯依比古、後の阿波国(徳島県)は大宜都比売、後の土佐国(高知県)は建依別です。

 伊予之二名島(四国)は、2つではなく4つの名を持ち、伊予国=愛姫、讃岐国=飯依彦、阿波国=大宜都姫、土佐国=建依別であるという。国=神であれば、島=神でもいいということか。
 ちなみに、『全領域異常解決室』に登場する大宜都姫こと大月比呂佳は徳島県出身の料理研究家です。(残念なのは、大月比呂佳も荒波健吾も標準語で話している事です。徳島弁で話して欲しい。)

 『日本書紀』のヒルコは、「国生み」と「神生み」に登場し、「国生み」では、最初に蛭児を生み、次に淡島を生んだとも、その逆ともある。蛭児は島の名だと思われるが、頑丈な天磐櫲樟船に乗せて流したとある。
 「神生み」では、イザナギとイザナミが最後の最後にすごい神を生もうと頑張り、日神、月神、蛭児、素戔鳴尊の順で4柱の神々を生んだという。

 『古事記』と『日本書紀』に同じことが書かれていれば信じようと思うが、『古事記』では、『日本書紀』とは異なり、イザナミの死後、イザナギ単独で、筑紫(九州)の日向国(宮崎県)の橘の阿波岐原で、天照大神、月読命、素戔鳴尊の3柱の神々(通称「三貴子」)を生んだとし、蛭児は登場しない。
 『日本書紀』は国史(政府認定の正式な歴史書)であり、『古事記』は物語であって偽書説もあるが、おかしなことに、天照大神の誕生の解説として『古事記』の説明が書かれていることが多い。(『日本書紀』は公文書なので、かっこよく改ざんしてあるが、『古事記』は(公開されてしまったが)公開不可の私文書なので史実が書かれているという。)

──『古事記』と『日本書紀』、どちらが正しい?

 『古事記』と『日本書紀』以外にも史書はあるが「古史古伝」と呼ばれ、全て偽書とされる。

 「古史古伝」で私が気に入ってるのは『秀真伝(ホツマツタヱ)』です。
 とにかく面白い! ただ、『日本書紀』や『古事記』とは違いすぎる。
 イザナギとイザナミの子は一女三男で、四ツ子ではなく、誕生順に、
・昼子、後の和歌姫(筑波山麓で誕生):女神
・天照(富士山麓で誕生):男神
・月読(日向国(宮崎県)の橘の阿波岐原で誕生):男神
・素戔鳴(熊野で誕生):男神
となります。
 そして、昼子は、(豊臣秀吉が生まれた子に「棄」と名付けて捨ててから家臣に拾わせたように)1度、海に捨て、安曇氏7代・宇都志日金拆命に拾わせたとしています。
 素戔鳴熊野誕生説は、熊野大神=素戔鳴尊説や、イザナミ熊野市有馬死亡説(花の窟神社)と結びつきそうです。
「熊野三山」本宮:素戔鳴尊
「熊野三山」新宮:饒速日尊(素戔鳴尊の子)
「熊野三山」那智:瀬織津姫命(饒速日尊の正室)

 『秀真伝』が正しければ、歴史書『日本書紀』は改ざんをしています。
①日神である男神・天照(アマテル)を女神・天照(アマテラス。オオヒルメ)に変えた。
②ヒルコは生み損じで、海に流したとした。
③天照が第二子では太陽神になれないので、長子・昼子が太陽神になれないように第三子(天照の妹神・稚日女(ワカヒメ))に変え、さらに機屋に素戔鳴が馬を投げ入れたのに驚いて死んだことにされた。

和歌山県民は怒っていいよ。

※和歌山県の県名「和歌山」は、和歌姫が住んでいたことに由来する「和歌浦(わかのうら)」に由来しています。

 神様については知らない人と、超詳しい人と両極端。
 知らない人も正月には初詣に行くが、知ってるのは神社名だけで、ご祭神名もご神徳も知らない。神社の調査に行っても、氏子さんより私の方が詳しい(笑)。宮司さんや氏子総代さんは、私よりずっと詳しい。
 お寺については、世襲制のご住職は詳しいけど、本山から派遣されてきたご住職は詳しくない。(人手不足による「住職代理」の方も詳しくない。まぁ、扉が閉まっている無住の寺よりは、中を見せてもらえるだけいいけど。)
 日本史についても両極端。
 私は「学者」「研究者」「マニア」(研究分野で95点以上)は目指していないけど、日本人として知っておくべきことを幅広く平均点以上に知ってる人「教養人(インテリ)」「素敵な日本人」(全分野で60点以上)にはなりたいと思う。「馬鹿」(不得意分野で10点以下の赤点)とは呼ばれたくない。(今の日本人、日本神話分野では馬鹿が多いと思う。)

 さて、さて、ヒルコについてどうまとめたらいいか迷い中。

Reco説を中心にまとめようかな?
古代では「蛇=川=水神」であった。
同様に「蛭=〇〇島」だったってね。

(2)今日の昼食

植物工場産のフリルレタスのみ。


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