弥生時代から古墳時代への変化の理由は、大陸人の流入だぁ!!
なぜ弥生時代が終わり、古墳時代という新しい時代に変わったかというと、大陸から多くの人が日本に来たからです。
弥生時代の人は、縄文人(原日本人)と渡来人(渡来系弥生人)の混血です。現在の日本人は、この縄文人の血と、弥生人の血は半分以下で、半分以上は「古墳人」の血です。
古墳人とは、大陸からやって来た人で、日本を弥生時代から古墳時代へ変えました。この「古墳人」の血は、多くの血が混じっているそうで、正体不明です。私は、以前は、古墳人=高麗人と考えていましたが、今は「日本から大陸の各地へ逃げ、日本に帰ってきた人」と考えています。
日本から逃げた理由として机上で考えられるのは、
①「倭国大乱」の戦禍を避けるため
②火山の大噴火で住めなくなったため
であり、状況が落ちついたところで、日本に帰ってきた。その時には、大陸で見つけた配偶者と子供(混血)を連れて帰ってきた結果、現在、「古墳人」と呼ばれるのではないかと。もちろん、大陸では新技術を学んできたので、時代が弥生時代から古墳時代に変わってしまった。
『魏志倭人伝』の記述によれば、「倭国大乱が起きたが、卑弥呼が女王になると収まった」とあります。
卑弥呼に仕える侍女が1000人いたというのは驚きですが、多分、国策。余ってる女性を餓死させないために雇い入れたのでしょう。
『魏志倭人伝』には、こうもあります。
──身分が低くても、複数の妻を持つのはなぜか?
三毛猫のオスと同じで、もてるからですね。「倭国大乱」で男が死んでしまい、国内にいるのは、ほとんどが女だったのでしょう。それで複数の妻を持てたし、女王は、それでも余っている女性を雇ったのでしょう。(徳川家康が、遠江国に侵攻した時の「堀川城の戦い」(当時の史料では「気賀一揆」)と呼ばれる大虐殺で、気賀とその周辺の村々の成人男性がいなくなったのと同じです。)
卑弥呼の墓は、『魏志倭人伝』には、次のようにあります。
この「塚」が「古墳」であり、時代は古墳時代へと移行する。
卑弥呼の墓は箸墓古墳(はしはかこふん)だと考えられています。この古墳については、『日本書紀』に次のようにあります。
──この夜だけ作業した神ってどなた?
役の行者が、葛城山の一言主神に「久米の石橋」を造れと命じた時、夜だけ作業したという話を思い出しました。